ベネチアのおすすめ観光地20選! 旅行前に知っておきたい最新情報もチェック 4ページ目
ベネチアのおすすめ観光地12.サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
イタリア本島から水上バスヴァポレットで数分の島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島は、青い空に映える真っ白なサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会がある島です。17世紀完成で古代ローマ建築の美しい外観は初めて見る人を虜にしてしまうかもしれません。内部では「マナの収拾」「最後の晩餐」「キリスト降臨」などの大作を見ることができます。また、教会の鐘楼に入ることもできるためそこからサン・マルコ広場やジュデッカ島を見下ろすと絶景が広がり、イタリア旅行の至福のときになるでしょう。
ベネチアのおすすめ観光地13.ムラーノ島
アドリア海に浮かぶ島々の中でもムラーノ島は特に、ベネチアの富豪達の別荘として過ごすことの多い島だったそうです。島のガラス職人は門外不出のガラス細工技師で、島に隔離されガラス製品づくりに勤しんだ職人もいたようです。ムラーノ島のベネチアガラスは輸出品として貴重な品で、他国との貿易の際にはベネチア共和国に多大なお金をもたらしました。
島のガラス博物館は、古代から現代までのガラス作品を展示しています。際立ってすばらしい作品は、ベネチアガラスの最盛期15世紀のものだそうです。ベネチアグラスのアンティーク名品がそろっています。
ベネチアのおすすめ観光地14.ブラーノ島
ベネチアから40分のブラーノ島は、運河の両側の住宅が赤やオレンジ、スカイブルーのカラフルなペンキで塗られ外壁を装飾しています。なぜこのようにカラフルな塗装になったのでしょう。それは、この島に住む住人がほとんど漁師で、漁の帰りに濃霧で自分の家が見えなくなってしまうため鮮やかなペンキで自分の家を目立つ色に塗ったからだということです。
また、この島はベネチアンレースが有名で、漁師のお父さんを待つ間、島の女性達はレース編みを楽しんでいます。そんなのんびりとした島の風景をぼーっと見ながらブラーノ島を散策するのも、日本人にとっては「何もしない」贅沢な時間かもしれませんね。お土産に、本物のレース編み製品を手にとってみてください。
ベネチアのおすすめ観光地15.トルッチェロ島
この島はベネチア発祥の地と言われ、7〜10世紀の全盛期には人口およそ2万人越の華やかな島だったそうです。現在は島には人影もまばらで、忘れ去られたような空気さえ流れ、ベネチアで一番寂しい島となってしまいました。
しかし、ベネチアで最も古い教会であるサンタ・マリア・アッスンタ聖堂(639年)やベネチアを代表する教会サンタ・フォスカ教会などは今も変わらず島に佇み、かつての栄華を取り戻そうとしているかのようです。
おすすめは、そんなベネチアの島を1日で巡る「3島巡りツアー」です! およそ4時間半のコースですがムラーノ、ブラーノ、トルッチェロを順番に効率よく回れますよ。