ウィーンのおすすめ観光地20選! オーストリアの文化と芸術を体感しよう 4ページ目
1883年に建設された総面積11万3,000平方メートルを誇るウィーン市行政の中心。市民の憩いの場ともなっていて、目の前には駅もあるのでトラムで行ってみましょう。
1年の中で一番のおすすめの季節は冬。1月から3月には、世界で一番美しいアイススケートリンク「アイスドリーム」が市庁舎の前に出現し、冷えた体を温める期間限定のドリクがスタンドで楽しめます。クリスマスマーケットでは、カラフルなオーナメントであふれたお店が立ち並び、市庁前が一番ホットになる季節です。地元の人たちのテンションも上がりまくるこの季節は、期待を裏切らないでしょう。
ウィーンのおすすめ観光地12.ウィーン歴史地区
旧市街地をぐるりと囲むように作られた環状道路、通称「リング」の内側、ウィーン歴史地区にはシュテファン大聖堂、ペーター教会などの中世ヨーロッパの町並みがぎゅっ! と凝縮された場所です。石畳の町中には、フィアカー馬車と呼ばれる日本で言う人力車のようなものが観光客を楽しませています。「人力車に乗るのには勇気が……」という人は、ここはウィーン、ぜひ旅の思い出に挑戦してみましょう!
ウィーン歴史地区にある重厚な石造りの建物がウィーン大学です。売店で購入可能な大学のロゴが入ったバッグや文房具は、こだわりのある人へのお土産にピッタリ! 日替わりランチのある学食(メンザ)も利用可能なので、現地の学生さんに交じったちょっと変わったウィーンの楽しみ方ができる場所としてもおすすめです。
地区内には偉大な音楽家たちの墓所も点在しています。モーツアルト(ザンクトマルクス墓地)、ベートベン(ウィーン中央墓地)など、彼らが最後にたどり着いた場所に花を手向けに行ってはどうでしょうか。
ウィーンのおすすめ観光地13.ペーター教会
グラーベン通り、エルメス横の道の奥にある小さな教会。グリーンのまん丸屋根の外観からは想像できない、絢爛豪華な内装はまさか、と疑うほど美しい装飾です。1751年製のオルガンで演奏される無料のコンサートは、観光客だけでなく、音楽に敏感な地元の人たちも足を運ばせているそうです(月~金15時、土、日20時)。
場所柄、ショッピングで歩き疲れ、なんとなく立ち寄った場所がペーター教会という人も多く、思いがけず聴いたオルガンの幻想的な音色と、外観のギャップにまんまとやられたリピーターが多いのも納得。華やかで見上げるような教会が多いウィーンの中で、隠れ家的な教会です。
ウィーンのおすすめ観光地14.ナッシュマルクト
※画像はイメージです
カールスプラッツ駅のセッション側を出るとすぐスタートするのが、「ウィーンの胃袋」「ウィーンの台所」と言われているナッシュマルクト。食品やお土産など、いろんなものが世界中から集まる市場は集まる人も国際色豊かです。季節によっては、日本のりんごに出会えることも! 友達へのお土産も「市場で選んでみたよ」なんて言うとちょっと旅慣れた感じでオシャレに聞こえますね。
青空市に並んだお店は、どれもサービス満点。試食でお腹がいっぱいになってしまったときは、市場内のカフェのテラスで、市場の人と買物客で賑わう風景を楽しむのもよいでしょう。
毎週土曜日に開催される蚤の市では、掘り出し物と言えるアンティークなカップや照明などと同じくらい、マッチ箱や古い蛇口、誰かの写真など、「いったい誰が買う?」と思うようなマニアックな商品が並ぶので、スケジュールが合えば、ぜひ覗いてみて!
ウィーンのおすすめ観光地15.カフェ ザッハーウィーン
ウィーン二大カフェ、そしてチョコレートケーキの王様、「ザッハートルテ」発祥の超有名店と聞けば、スウィーツ好きならピン! と来る人もいるでしょう、それが「カフェ ザッハーウィーン」です。ここでウィーンのカフェタイムの定番を味わってみましょう。
名門の味を満喫した後は、お友達用のお土産を考える余裕も生まれるはずです。おすすめは、お土産用のオシャレな木箱に入ったホールケーキ。日持ちは常温で約2週間ですが、季節によって差があるので確認をお忘れなく! カフェ ザッハーウィーンを楽しんだその後は、二大カフェ、もう一つのお店、ハプスブルク家御用達の名店「デメル」でのザッハートルテも食べ比べるのが通。地元っ子に人気の「アップルシュトルデール」など、歴代の皇帝たちが認めた味が楽しめます。