ジャーナリストとは? なるにはどうすればいい?仕事内容や主な就職先を紹介
新聞やテレビ・インターネットで耳にする「ジャーナリスト」という仕事は、どのような仕事なのかご存じでしょうか?
ジャーナリストという仕事に就くためにはどうすればいいのかも、あまり知られていないかもしれません。
この記事では、ジャーナリストの仕事内容をはじめ、目指し方なども含めて網羅的にご紹介します。
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ジャーナリストとは?
ジャーナリストは、新聞や雑誌・インターネット・ラジオ・テレビなどのメディアを通じて、物事や社会の本当の姿を世間に伝える人たちのことです。
ジャーナリストという言葉は、英語の「ジャーナリズム(journalism)」から派生しており、『広辞苑 第六版』には、以下のように説明されています。
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどで時事的な問題の報道・解説・批評などを行う活動。またその事業・組織。 (『広辞苑 第六版』P.1292より引用) |
多くのジャーナリストは「分野+ジャーナリスト」と名乗り、独自の視点で意見をまとめながら活動しています。
ジャーナリストの分野について
ジャーナリストとして働く人たちは、時事問題や特定のテーマなどのように得意とする分野があり、得意分野に対して論評など個人の見解や主張を展開します。
ジャーナリストの分野は、経済や芸能など身近なテーマだけでなく、戦場ジャーナリストや軍事ジャーナリストなどのように特殊な分野で活躍する人もいるほどです。
さらに、ジャーナリストたちの専門分野は細分化され、特化型のジャーナリストも存在します。
以下に、主なジャーナリストの分野を挙げますので、ジャーナリストを志望する人は参考にしてみてください。
ジャーナリストが活躍する主な分野 |
・政治(政局/地方行政など) ・経済(金融/証券など) ・社会(家庭/生活/結婚/恋愛など) ・文化(歴史/美術/音楽など) ・芸能 ・国際(戦場/軍事/環境など) ・スポーツ |
ジャーナリストの仕事内容
ジャーナリストは主に、新聞や雑誌・Webメディアなどに報道記事を書くだけでなく、編集や取材活動など話題を追いかけ、独自の視点や見解を交えながら記事を執筆・作成します。
また、ジャーナリストの中には、テレビやラジオ・動画サイトなどで解説したり独自の見解を展開したりする人たちも見られます。
ジャーナリストは世間の人たちに専門分野に関する内容を「わかりやすく」真実を伝えていくのが大前提ですので、記事や批評は読みやすく、解説などはわかりやすく話しているのが特徴です。
ジャーナリストの主な就職先
ジャーナリストは、フリーで活躍する場合と会社員として働く場合の2つが主に挙げられます。
会社員ジャーナリストの場合は、記者や編集者などの職種で新聞社や出版社・テレビ会社・広告会社など報道や発信に関わる企業で働くのが一般的です。
もし、新卒で新聞社や出版社など報道に関わる会社に入れなかったとしても、独自に経験を積むことでフリージャーナリストとして活動できる可能性があります。
ジャーナリストのなり方は多種多様!
ジャーナリストとして活動する上で必須となる資格はありません。
最近ではブログや動画配信なども個人でできるようになったこともあり、誰でもフリーのジャーナリストを名乗って活動できます。
しかし、ジャーナリストが求められる分野での経験や実績がないと、仕事の依頼を勝ち取るのは難しいでしょう。
多くのジャーナリストは、まず新聞社や出版社など報道の世界にに入ったうえで、編集者や記者として活動するケースが一般的です。
現在、ジャーナリストとして活躍されている人の中にも、現役記者の人や元記者・元編集者の人が多く見られます。
最近では、大学や短大・専門学校・社会人向けの講座でジャーナリストやマスコミ向けの専門コースを設けているケースも見られるようになりました。
授業や社会人講座を通してジャーナリストとしてのスキルを学び、活かすことも叶うでしょう。