- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
医者になるには? 試験や医師免許についてわかりやすく解説!
将来医者になりたいとずっと夢見てきた学生のみなさんもいらっしゃると思います。「医者」になるには、まず何よりも医師免許を取得している必要があります。今回は、医師になるにはどうすればよいか、医師免許の概要や試験の仕組みなどについて解説します。
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■「医師」は国家資格! 免許が要ります!
「医師」は職業の名称でありますが、資格の名前でもあります。医師というのは国が認定する国家資格の一つです。
この資格を得るためには、「医師国家試験」に合格して、医師としての資格がある者であることを国に登録されなければなりません。この登録を「医籍登録」といいますが、これが完了して初めて厚生労働省から「医師免許証」が交付されます。
お医者さんによっては診察室などに、その先生の「医師免許証」が賞状のように額に入って飾られていることがありますね。その免許には厚生労働大臣、また厚生労働省医政局長の名前と印影が大きく入っているでしょう。国が認証する資格であることの証しです。
■「医師国家試験」を受けるには医学部・6年制を修了することが必須!
医師免許を取って医者になるためには「医師国家試験」に合格しなければなりませんが、この試験を受けるための条件があります。これは医師法の第十一条に次のように規定されています。
●医師法が定める「医師国家試験」の受験資格
第十一条
医師国家試験は、左の各号の一に該当する者でなければ、これを受けることができない。
一 学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)に基づく大学(以下単に「大学」という。)において、医学の正規の課程を修めて卒業した者
二 医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後一年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経たもの
三 外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者で、厚生労働大臣が前二号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、且つ、適当と認定したもの
⇒データ引用元:総務省法令データ提供システム
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_O...96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S23HO201&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1
二にある「医師国家試験予備試験」というのは、外国の医学校を卒業した人や、外国で医師免許を取得した人が、日本の医師国家試験を目指して受けるものですので、まず一般の日本人は関係ありません。
ですので、普通に日本で医者になりたいという日本人の場合は、学校教育法に基づく大学で医学の正規課程、つまり6年制の医学部の教育を修了しないといけないのです。
※「医師国家試験」はたいてい2月に行われますが、3月中に大学の医学部正規課程を修了予定(卒業)の人も受験資格があります。