2018年度フルブライト奨学生が募集開始! 全額支給? 英語力は必須? 事務局に聞いてみた
大学生の中には、これから海外留学をして自分の専門をより深く勉強したり、さまざまな経験を積んでみたりしたいと思った人は多いのではないでしょうか。でも、留学費用を全額自分で工面するのは、とても大変なことですよね。そんなとき、自分の志をサポートしてくれるような奨学金があったら心強いと思いませんか? そこで今回は、「アメリカで専門分野を研究したい!」という学生の志を支援してくれるフルブライト奨学金についてご紹介します。
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有名奨学金制度「フルブライト」って一体どんな制度?
■「2018年度フルブライト奨学生」募集開始!
フルブライト奨学金制度は日米間の相互支援を開始して今年で65周年を迎える、歴史ある奨学金制度。奨学生にはそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを育成することを目的としています。フルブライト奨学生は各自の研究活動を行うだけでなく、それぞれの留学先や地域社会・文化等のさまざまな活動に積極的に参加することで、両国に対するより一層の知見を広める事が期待されているのです。国連事務次長を務めた明石康氏(1955年フルブライト大学院留学)をはじめ、フルブライターと呼ばれる同窓生の多くが、教育、行政、法曹、ビジネス、マスコミ等さまざまな分野で活躍しています。
そして4月から、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン http://www.fulbright.jp)は日本人を対象としたアメリカ留学「2018年度フルブライト奨学生」の募集を開始しています。チャレンジしてみたい! と思った方は今がチャンスですよ。
・応募方法:オンラインのみ
・応募期間:2017年4月1日12:00~2017年5月31日24:00
※今回募集する4つの奨学金プログラムの応募資格要件、給付内容等はプログラム毎に異なりますので、詳細はウェブサイト
http://www.fulbright.jp/scholarship/index.html にてご確認ください。
■ 奨学金プログラムの種類と概要
対象となる学術分野は、米国および日本、さらにグローバル社会に関連した人文・社会科学分野です。
○大学院留学プログラム
学業面および人格面で優れた若者に米国大学院での研究の機会を与える。米国の大学院博士課程・修士課程に正規の学生として在籍し、学位取得のための科目履修を通して研究を行う。
○大学院博士論文研究プログラム
若手研究者を対象とし、日本の大学に博士論文を提出することを目的として、米国の大学で単位取得を伴わない研究を行う。大学院レベルのゼミを聴講することはできるが、単位取得のための科目履修はできない。研究員プログラム大学教員、政府機関あるいは非営利研究機関勤務者を対象とし、米国の大学等で各自テーマに沿って、単位取得を伴わない研究を行う。
○ジャーナリストプログラム
経験5年以上の現役ジャーナリストを対象とし、米国の大学などで各自の研究テーマに沿って、単位取得を伴わない研究を行う。ジャーナリストとしての技術面の研修は不可。
募集要項(詳細)、最近の奨学生リストなどは
http://www.fulbright.jp/scholarship/index.html をご覧ください。