テレビ・ゲーム・漫画禁止の家に育った大学生に聞いた! 自分の子どもには禁止令を出す? 出さない? 2ページ目
●仲間外れにされる
・ゲーム禁止の家だったせいで、友達から仲間外れにされたから。子どもには同じ思いをさせたくない(男性/24歳/大学院生)
・仲間外れにされて悲しい思いをしたから(男性/24歳/短大・専門学校生)
・友達から仲間外れにされるから(男性/21歳/大学2年生)
・友達との共通の話題を作らせてあげたいから(女性/23歳/大学4年生)
●自己判断
・自身の裁量に任せて判断する力を養ってほしいと思う(男性/24歳/その他)
・子どもの好きなようにさせてあげたいから(男性/22歳/大学4年生)
・現実とは異なる世界、考え、役割に触れて、より柔軟な発想を維持したまま育ってほしいから(男性/20歳/大学2年生)
・禁止することよりも自発的にやめることが大事だと思うから(女性/20歳/大学1年生)
●禁止するほどやりたくなる
・親に隠れてやろうとするから(女性/23歳/大学4年生)
・禁止するほどのめり込むものだから(女性/22歳/大学3年生)
・禁止されれば、くぐり抜けようとして悪知恵がついてしまう(男性/22歳/大学4年生)
・反動で大人になったときやばそうだから(女性/22歳/大学4年生)
■その他
・禁止令を出す。ある程度は制限したほうがいいと思うから(女性/22歳/大学3年生)
・禁止令を出す。自分がそのように育ってよかったと思っているから(女性/25歳/その他)
・禁止令は出さない。ゲームやアニメは文化なので、触れさせたいから(男性/21歳/大学3年生)
・禁止令は出さない。何事も過度にするのはよくないだけで、ゲーム自体が悪いとは思わないから(男性/21歳/大学3年生)
「ダメ!」と言われると、やりたくなるのが人間の心理。そう考えると、過剰な禁止令は逆効果になりそうですよね。
いかがでしたか? 自身の経験を踏まえた上で、外で遊ぶ大切さやゲームなどにのめり込むことで勉強時間が減ることを気にしつつ、やっぱり全面禁止例は敷かないとした人が多い結果となりました。子どもにどういった方針でこういった娯楽を与えるかはよく議論になるテーマですが、どう対処するのが正解かは子どもそれぞれの性格や家庭環境にもよるので、家族で考えながら方針を決めていくのが一番かもしれませんね。
文●ロックスター小島
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年3月
調査人数:「テレビ禁止」や「ゲーム・漫画禁止」で育った、大学生男女81人(男子学生34人、女子学生47人)