意外と知らない? 映画「ロッキー」シリーズの簡単にまとめるとこうだ!
シルベスター・スタローン主演の人気シリーズといえば、やはり『ロッキー』シリーズでしょう。1976年に第一作が公開され、現在までに6作品が製作されました。今回は、このロッキーシリーズを簡単にまとめてみました。
※ネタバレ注意です!
●『ロッキー』
フィラデルフィアの三流ボクサーのロッキーが、王者アポロと闘うことになります。あまりの実力の違いにやる気をなくすロッキーですが、大好きなエイドリアンなど、支えてくれる周囲の声に奮起し猛トレーニング。これが功を奏したのか、試合はなんと最終ラウンドまでもつれ込む大接戦となります。結果は僅差でアポロの判定勝ちでしたが、ロッキーはエイドリアンと抱き合い大満足でした。
●『ロッキー2』
ボクシング界から身を引いたロッキーに、アポロと再試合をしないかと声が掛かります。妊娠中のエイドリアンのためにボクシングをしたくないロッキーでしたが、そのエイドリアンから「勝って」と言われ奮起。アポロとの再試合は壮絶な打ち合いとなり、最後は両者ダウンするも、頑張って立ち上がったロッキーの勝ち。
●『ロッキー3』
連戦連勝のロッキーは国民的英雄になりました。しかし現役最後の試合で世界1位のクラバーと闘い敗北。同時にそれまでずっとそばにいたトレーナーのミッキーが病気で息を引き取ってしまいます。失意のロッキーでしたが、エイドリアンとアポロの言葉で奮起し、クラバーを倒します。その後アポロと誰も観客のいないリングでリターンマッチをするのでした。
●『ロッキー4/炎の友情』
ソビエト連邦(現:ロシア)のドラゴと闘うことになったアポロ。アポロはドラゴの強打によって、リングの上で帰らぬ人となってしまいます。アポロの敵を討つため、不利な条件をのんで敵地に向かうロッキーでしたが、ドラゴのパンチによって何度もダウン。しかし、諦めずに闘う姿に興奮した観客を味方に付け、見事にドラゴを打ち倒します。最後はアメリカにいる息子に「メリークリスマス」の一言を送るのでした。
●『ロッキー5/最後のドラマ』
引退してトレーナーとなったロッキー。しかし教え子のトミーが悪のプロモーターに引き抜かれてしまいます。トミーは見事にチャンピオンになりますが、まるで人が変わってしまい、今度はロッキーを挑発するようになります。ついにはトミーはロッキーの義兄を殴ってしまうのです。これにロッキーは激怒。ストリートファイトでトミーを殴り倒します。ロッキーはボクサーとしての信念を見せつけたのでした。
●『ロッキー・ザ・ファイナル』
ボクシング界から身を引き、亡きエイドリアンの名前を付けたレストランを経営するロッキー。しかし評論家に現チャンピオンと比較され、「ロッキーは過大評価されている」と言われて奮起。再びボクシングを始め、現チャンピオンと対戦することになります。妻の死や息子との確執を乗り越えてリングに戻ってきたロッキー。激しい試合を展開しますが、残念ながら判定負け。しかしロッキーは満足そうにリングを去っていくのでした。
シリーズとしてはすでに完結していますが、今後はアポロの息子が主人公のスピンオフ映画が製作されるそうです。ロッキーも出てくるそうですので、楽しみですね。
(中田ボンベ@dcp)