東京の一人暮らしの費用、地方とどれくらい違う? 家賃、食費など計算してみた
「東京は物価が高い!」とよく言われますが、大学進学のために上京し、一人暮らしをするとすれば1カ月に費用はどれくらい掛かるのでしょうか。今回は、大学生が東京で一人暮らしをする場合に必要な費用を調べてみました。大学進学で東京での一人暮らしを考えている人は必見です!
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■やはり東京の家賃は高い! 地方とは数万円も差が!
東京で一人暮らしをする場合、一番気になる費用は家賃なのではないでしょうか。「東京の家賃はどこも高いはず!」と思っている人も多いかもしれませんが、実際は23区の中心部が高く、西高東低の傾向がある、と言われます。同じ23区内でも、足立区や葛飾区といった東側の区は家賃が安い傾向にあり、23区内で安い賃料で済ませたいのなら東側が狙い目です。
さて、そんな場所によって金額の差がある東京ですが、ワンルーム物件の家賃の平均はどれくらいなのでしょうか。全国賃貸管理ビジネス協会によると、東京都のワンルーム物件の平均賃料は、
・6万9,117円
となっています。もちろんこの金額は全国トップです。次に高いのは神奈川県で5万8,356円です。他の主要都道府県では、大阪府が5万1,541円。愛知県が4万7,968円。ちなみに最も安いのが愛媛県で、3万7,562円。東京都と約3万2,000円も違いますね。他の地方都市も、東京都と比べると約2万~2万5,000円ほどの差があります。
■意外と食費が家計を圧迫! どう乗り切るかがポイント!
東京都の平均金額である6万9,000円の物件を借りるとして計算していきましょう。家賃の次に気になるのが、電気・水道・ガス・通信費といったライフラインにかかる費用ですね。総務省の家計調査によると、単身世帯の1カ月当たりの料金の平均は、
・電気代……5,565円
・ガス代……3,307円
・上下水道料……2,029円
・情報通信関係費……7,890円
光熱費(通信費込み)合計……1万8,791円