グルメから夜景まで! 旅行に行かなくても楽しめる観光スポット・空港の魅力【学生記者】
いよいよ夏本番ですね! 長期休暇を活かして、家族や友達と旅行に行くという人も多いのではないでしょうか。旅行に行く際、車・新幹線・飛行機などいろいろな手段を使うと思いますが、飛行機を使うなら必ず通る場所がありますよね。そう、空港です!
空港なんてお土産ショップとレストランしかないと思われているかもしれませんが、実は空港にはそれ以外にもさまざまな施設があり、「楽しめる」場所なのです。私は旅行に行くと必ずといっていいほどその地域の空港に立ち寄り、その空港ならではの楽しみ方を探しています。そこでこの記事では、旅行のためではなく、空港そのものに遊びに行って楽しむための空港の魅力を紹介していきたいと思います。
1. 手軽に旅行気分を味わえる
バスや電車から降り、空港に一歩足を踏み入れれば、そこには非日常的な空間が広がっています。観光客を迎え入れるための凝ったインテリアに、キャリーバッグを持ったたくさんの旅行客、日本中・世界中の都市名が並ぶ行先表示板などを見ていると、旅行客のドキドキ感がこちらまで伝わってきます。特に家族連れなどを見ると、思わず「行き先はハワイ? グアム? シンガポール?」などと勝手な想像をして自然にテンションがあがってしまいますよね!
2.自分の地元の名産品を食べるチャンス!
自分の地元の名産品がおいしいという評判を聞いたことはあるけれど、わざわざ街でお土産ショップには入らないし、一度も食べたことがないという人も結構いるのではないのでしょうか。観光客でもないのに、地元のお土産ショップに入るのは少し変な感じがしますよね。ですが空港なら話は別! 空港の雰囲気から観光客の気分になり、ついつい地元の名産品にも手が伸びてしまいます。ちなみに、東京育ちの僕が生まれて初めて東京ばな奈を食べたのもまぎれもない羽田空港でした。
3.世界中のグルメが選び放題!
遊びに行くなら、やっぱりグルメは欠かせませんよね。その点でも空港はかなりレベルが高いです。空港には、日本中・世界中からビジネス客や観光客が訪れるので、さまざまなニーズに合わせた多種多様な店が用意されています。日本食から中華やフレンチなどの外国料理、郷土料理やファストフード店まで、自分のその日の気分に合わせてご飯を食べることができます。
4.夜はお洒落な喫茶店を満喫
空港を歩き回って疲れてきても、帰ってしまうのはまだもったいないです。外も少し暗くなってきたと思ったら、外が見える喫茶店やバーに行ってみましょう。少しお値段は張りますが、飛行機を見ながらくつろぐことで、より非日常を味わうことができます。運が良ければ、外国語の会話が聞こえてきて、本当に海外の喫茶店にいるような気分を味わうことができるかもしれません。
5.夜景がすばらしい!
空港はその特性上、海の近くや郊外の高台に立地していることが多いです。そのため、夜になると夜景がとてもきれいに見えます。ほとんどの空港には展望デッキがついているので、そこに上れば気軽に夜景を楽しむことができます。空港の誘導灯の明かりに加えて、遠方に街の明かりが見える中、ひっきりなしに飛行機が着陸してくる様子はとても幻想的です。ちなみに、昼間の展望デッキからは世界各国の飛行機を間近で見ることができるのに加えて、着陸してくる飛行機をカメラで撮ることができる空港もあるので、こちらもおすすめです!
◆空港はもはやレジャー施設のようなもの!
いかがだったでしょうか。サービスエリアや駅ナカは商業施設として注目されるようになりましたが、空港も商業施設としての魅力があることが伝わればうれしいです。
ぜひこの夏休みに空港を利用される人はもちろん、旅行の予定がない人も、時間ができたら試しに行ってみて、今までとは少し違う視点で空港を楽しんでみてください。
<大学生のまずこれステップ>
1. 時間ができたら最寄りの空港に行ってみよう!
2. 昼は空港の中の施設を歩き回ろう
3. 夜になったら外を見てみよう!
文・高晃