いまやチャットのように会話をできるツールとしてLINEが主流になっていますが、文字しか相手に伝えられないために、誤解を与えてしまうこともあるのではないでしょうか。句点であっさり終わらせて返事をしてしまって、「なんか怒ってるの？」なんて言われてしまうことも。そこで今回は、大学生のみなさんに普段LINEやメールでやりとりをするとき「。（句点）」「！（ビックリマーク）」どちらを使うことのほうが多いのか聞いてみました。

■LINEやメールなどの文章でのやりとりの際、「。」と「！」ではどっちを使うことが多いですか？

「。」……117人（29.1％）
「！」……284人（70.6％）

やはり明るい印象を与えられる「！」を使う人のほうが多いという結果に。それでも約3割の人は「。」を使うことが多いようですね。それでは、それぞれ意見を聞いてみましょう。

■「。」を使う派

●感情をこめるときだけ「！」

・びっくりするようなこともないので、基本的に「｡」しか使わないから（女性／23歳／大学4年生）
・何か強調したいことがなければわざわざ「！」は使わないから（男性／21歳／大学3年生）
・特に理由もないが、テンション上がったときしか「！」は使わない（男性／22歳／その他）
・「！」を使うほど感情をこめないから（男性／19歳／大学2年生）

本当に驚いたときにしか「！」は使わないという考え。たしかにいつも使いすぎていると、逆に「本当にびっくりしているの？」と疑われてしまうかも。

●文章が軽くなる

・過度に感嘆符を使用すると、軽すぎると感じるから（男性／21歳／大学4年生）
・「！」の多用はバカっぽい（男性／20歳／大学3年生）
・ふざけていると思われないから（男性／23歳／大学院生）
・軽い文章は使いたくないから（男性／21歳／大学4年生）

LINEとはいえ軽い印象を相手に与えたくないよう。きちんと誠意をもって返事していることを伝えたいならば「。」のほうがいいのかも。

●文章は簡素に

・文章で気持ちを伝えようとは思わないから（男性／18歳／大学1年生）
・基本的にテンションが低いから（女性／23歳／大学4年生）
・文章はいつも簡素にする（女性／21歳／大学4年生）
・普通の文を書くことが多いから（男性／20歳／大学3年生）

ある意味ではその人の感情が表れているからこそ「。」の多用なのかも。普段からのテンションを知っていれば誤解することもないですね。