しびれが切れそう……最新刊が出るまでかなり時間がかかった連載漫画6選
漫画の単行本の中には、次巻が出るまですごく時間がかかるケースがあります。例えば『週刊少年ジャンプ』で1998年から連載されている『HUNTER×HUNTER』。ジャンプの人気作品の一つですが、長期にわたり休載されていたため、24巻が出るのに1年7カ月かかりました。今回は、こうした「最新刊が出るまでかなり時間のかかった連載漫画」をピックアップしてみました。
●『ベルセルク』……36巻⇒37巻(約1年6カ月)
『ヤングアニマル』にて不定期で連載中の人気作ですが、37巻が発売されるまでは約1年6カ月の期間が空きました。この37巻が発売されたのは2013年でしたが、2016年6月に最新38巻が発売される予定ですので、ここで記録更新となるでしょう。
●『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』……22巻⇒23巻(約2年11カ月)
1988年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、現在は『ウルトラジャンプ』で不定期で連載されています。休載が多く、また掲載紙が何度も変わっているために単行本の発売が安定せず、22巻発売から23巻発売までは約2年11カ月も要しました。
●『AKIRA』……4巻⇒5巻(約3年5カ月)
1982年から1990年まで『週刊ヤングマガジン』で連載され、海外にも多くのファンのいる本作。5巻が発売されるまでに約3年5カ月も要しました。この間の期間は劇場用アニメの制作のために休載になるなどしたため、発売が遅れました。
●『BLACK LAGOON』……9巻⇒10巻(約4年7カ月)
『月刊サンデージェネックス』にて、2002年から連載されている作品です。長期休載が多いため最新刊の発売が遅く、特に2014年に発売された10巻は、9巻が発売されてから約4年7カ月の間が空いていました。
●『ガラスの仮面』……41巻⇒42巻(約6年)
1976年に『花とゆめ』で連載がスタートした本作。現在も『別冊花とゆめ』にて連載中です。本作も長期休載が何度かあったため、コミックスの最新巻が発売されるまで時間を要した単行本が何冊もあります。特に長かったのは42巻で、前巻からなんと6年も要しました。
●『ファイブスター物語』……12巻⇒13巻(約9年4カ月)
アニメ雑誌である『月刊ニュータイプ』で、1986年に連載がスタートした作品です。途中で何度も休載を挟みながらも連載が続いており、そのため単行本の発売も不定期です。2015年に発売された13巻は、12巻からなんと約9年4カ月も経過していました。ファンも「本当に出たの!?」と驚きを隠せなかったようです。
最新巻が出るまで、時間を要した作品をピックアップしてみました。『HUNTER×HUNTER』も休載については何かと話題になってはいましたが、『ガラスの仮面』や『ファイブスター物語』に比べるとまだまだファンの辛抱が足らないと思ってしまいますね……。
(中田ボンベ@dcp)