火葬はやめて! トルコ人に聞いた、日本に来てビックリしたこと5つ

学生の窓口編集部

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トルコといえば親日国として知られています。最近、トルコと日本の深いつながりを描いた映画『海難1890』が公開されましたね。トルコ人が日本を訪問することも増えているようです。今回は、トルコの人に日本に来て驚いたことを聞きました。

筆者の知り合いの、そのまた知り合いに日本で仕事をしているトルコ人がいらっしゃいます。このTさんにお話を伺ったところ、日本に来て次のようなことに驚いたそうです。

●火葬は嫌!

日本では火葬が一般的ですが、トルコはイスラム教の国なので土葬が一般的。イスラムの教義では、最後の審判のときに肉体が残っていないといけないので、火葬することはタブーです。Tさんは「もし日本で事故に遭って死んだら火葬されるかもしれない。それは嫌だ。私の体はトルコに運んで埋葬してほしい」とおっしゃっていました。

●飲み屋が多すぎる!

イスラム教国では、アルコールは原則禁止です。トルコと比べると日本は飲酒天国。居酒屋が街にあふれていることに大変驚いたそうです。今ではすっかり居酒屋が好きになったそうですが、訪日当時は「そんなにアルコールを飲まなければならないほど日本人はつらい生活を送っているのか」と不思議に思っていたとか。

●ヨーグルトが違う!

日本人にはあまり知られていませんが、「ヨーグルト」はトルコでは日常食として親しまれています。そもそもヨーグルトという言葉はトルコ語の「yoğurt」に由来します。しかし、トルコで食べられているヨーグルトと日本のヨーグルトは全然違うそうです。

また、トルコには「アイラン」というヨーグルト飲料がありますが、これも日本で販売されている「飲むヨーグルト」とは異なっているそうです。Tさんは、日本にトルコと同じようなヨーグルトがないのを「残念です」とおっしゃっていました。

●甘いものが甘くない!

日本のお菓子は世界に通用するおいしさといわれますが、トルコの人からすると物足りなく感じることもあるようです。Tさんによると、トルコにはもっと強烈な甘さが特徴のお菓子があるそうで、それがトルコ人のソウルフードなのだそうです。「日本にももっと強烈な甘いお菓子があればいいのに……」とのことです。

●夏の蒸し暑さは別格!

地球温暖化の影響のせいなのか、最近ではトルコでも夏はずいぶん暑いんだそうです。しかし、日本の蒸し暑さは別格だとか。「トルコでは温度が上がっても湿度が低いことが多い。日本では蒸してひどくこたえます」とおっしゃっていました。初めて日本の盛夏を経験したときはその強烈な蒸し暑さにとても驚いたとか。

他にも、東京の発達した電車網、道路のきれいさなどにも驚いたそうです。訪日する外国人はどんどん増えていますが、どの国の人かによって驚くことは違っているのかもしれません。日本を訪れる皆さんには楽しい経験をしていただきたいものですね。

(高橋モータース@dcp)

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