今まさに猛威をふるっているインフルエンザ。社会人が風邪やインフルでダウンすると厄介なことになりますが、学生時代となると、そこまでの緊張感はなく、子供心にどこかワクワクする気持ちもあったのではないでしょうか。そこで今回は大学生のみなさんに、風邪やインフルエンザで学校が学級閉鎖になった時の思い出を聞いてみました。

■自分は元気
・ヒマになり、逆に退屈！（女性／20歳／大学2年生）
・ずっとダラダラゴロゴロしていた。（女性／19歳／短大・専門学校生）
・家でテレビを見まくった（女性／18歳／大学1年生）
・元気な友達と無人の校庭で遊んだ（女性／19歳／その他）
・先生から学級閉鎖のお知らせを聞いたときのクラスの盛り上がり方のすごさ（男性／20歳／大学2年生）

大雪にインフルエンザ、自分が全然元気だと、大型イベントのような気分になってきますよね。いま思うと不謹慎なのかもしれませんが、そこは子どもなので……。

■倒れた側はつらいんです
・大抵自分もインフルエンザ（男性／19歳／大学2年生）
・自分が一番最初にかかって、みんなにうつしてしまった（女性／19歳／大学1年生）
・自分がインフルにかかっているときに学級閉鎖になったので、あまり嬉しくなかった（女性／20歳／大学2年生）
・学級閉鎖になった為、部活の大会前に練習ができず、大変な思いをした。（女性／22歳／大学4年生）

心おきなく学校を休めてありがたいですが、体はキツイです。

■なぜ?!　全然かからない人々　
・前後の席の子がインフルにかかっても自分はならなかった（女性／22歳／大学4年生）
・他のクラスは次々と学級閉鎖になっていくのに、自分のクラスだけは元気で、閉鎖にならなかった。（女性／22歳／大学4年生）
・自分は元気だったので友達と遊ぼうと思ったら、友達が何人もインフルにかかっていた。（男性／23歳／大学4年生）
・自分も風邪をひいたと思って熱を計ったら、低体温だった。（女性／20歳／大学2年生）

全くうつらない人からすると、この状況って何が起こっているのか不思議でしょうがないでしょうね。強い免疫力、うらやましいです。

■犯人探しですか?!　
・自分がかかってから周りに広がって学級閉鎖になったため、自分のせいにされた。（男性／26歳／大学4年生）
・バスケ部で集団感染して学級閉鎖に追い込んだ（男性／22歳／大学4年生）
・自分がインフルになったことで、学級閉鎖になったのでみんなからお礼のメールがきた（男性／23歳／大学4年生）

ただでさえつらいのに犯人探しをされると、ますます気が滅入ります。体が回復しても、罪の意識から心の傷はなかなか癒えませんよね。

■黒歴史です　
・2ヶ月くらいの間に3回学級閉鎖になった（女性／21歳／大学3年生）
・最初一人だけだったのに次の日5人、その次の日は16人と凄まじいスピードで広がった（女性／22歳／大学4年生）
・全国で一番早く学級閉鎖になったためニュースに学校名が出た（女性／22歳／大学4年生）

良くも悪くも、インパクトある思い出になりそうです。

■ふと我に返ると
・休みになって嬉しかったが、後で補講があると思うと憂鬱だった。（女性／20歳／大学2年生）
・学校が休みになることに喜んだが、そのかわり大量の宿題が出された。（女性／19歳／大学1年生）

どこかで穴埋めしないといけないわけで……現実に引き戻される瞬間です。

毎年ダウンしてしまう人にとってはつらい時期といえますが、全然かからない人にとっては非日常のイベント感がたまらないようですね。完全に予防しているつもりでも、感染してしまうインフルエンザ。あれから年を重ね、今年の自分はうつるのか、うつらないのか……　ドキドキしますが、早く春が来るといいですね……！

文　サクマ香奈

マイナビ学生の窓口調べ　
調査日時：2016年2月
調査人数：大学生527件