終電を逃したらどうする?利用する場所・手段10選
バイトが忙しかったり、気の合う友達と楽しく時間を過ごしていて終電がなくなっていた、という経験をしたことがある大学生も少なくないはず。
そんなときは、始発までどこかで時間をつぶさなくてはいけないわけですが、お金をそれほどかけずに、しかも安全に朝まで過ごせる場所というとかなり限られてしまいますね。
終電を逃したときも要点を抑えておけば、朝までの長い時間をゆっくり安全に過ごすことも不可能ではありません。
今回は終電を逃したときに、始発までの時間を過ごすための方法や場所を紹介します。
終電の逃した時の過ごし方!10選
終電を逃したときにどうするかは、徒歩で帰宅を試みるという人から、タクシー帰宅というリッチな人までさまざま。
終電を逃した経験のある男女の対処策は
- ・歩いて帰る
- ・タクシーを使う
- ・近場の友人・知人宅に泊めてもらう
- ・迎えに来てもらう
- ・カラオケなど近くの開いている店で朝まで遊ぶ
- ・ファミレスや喫茶店、朝まで飲める居酒屋を利用する
- ・漫画喫茶やネットカフェがあれば利用する
- ・カプセルホテルやビジネスホテルに宿泊する
- ・職場のデスクで一泊してしまう
- ・乗り捨て自転車を利用する
というものです。
詳しく紹介しますね。
歩いて自宅に帰る
徒歩で帰ることができる距離で、翌日の予定が何もなければ、たとえ2時間か3時間かかったとしても歩いて帰ってゆっくり自宅で寝る方が気持ちよく過ごせます。
しかし、仕事をしている人の場合、都会なら電車で1時間の通勤などはめずらしいことではありません。そうすると徒歩で帰宅というのは現実的な選択肢ではなくなります。
「職場やバイト先の最寄り駅から真っ直ぐ歩いて帰る」よりも「行けるところまでバスかタクシーを使って帰宅する」のが現実的でしょう。
タクシーを使って自宅に帰る
タクシーを使って自宅に帰るという人も多いです。ただし、深夜帯になるとタクシー料金に深夜割増がつきますし、自宅までの料金が「万を超えてしまった」というケースも。
歩いて帰るよりも身の安全は確保できますし、歩くよりも早く帰宅できますが、お財布と相談したいところですね。
友達とタクシーで相乗りして帰るのもいいかもしれません。
近場の友人・知人宅に泊めてもらう
駅近くに住んでいる友人・知人宅に泊めてもらうのも一つの手ですが、終電を逃す時間帯からさらに知人宅まで移動して泊めてもらうとなると、かなり時間帯が遅くなってしまいます。
泊める側にしてみればかなり迷惑な行為になるので、後日しっかりお礼をする必要があります。
迎えに来てもらう
「実家で暮らしている」「ルームシェアしている人がいる」「この時間帯まで起きて活動している仲のいい人がいる」という場合に使えるのが「迎えに来てもらう」です。
深夜帯に「迎えに来て」というお願いを聞いてくれる仲の人がいるなら、お願いしてみるといいでしょう。
怒られるのを覚悟で家族に迎えに来てもらった結果、飲み会禁止令が出てしまった学生もいるようです。この辺りは注意しておきたいところですね。
カラオケなど近くの開いている店で朝まで遊ぶ
コロナ禍では少し難しくなってしまいましたが、近くで開いているお店で朝まで過ごすという手もあります。
「オールナイトで映画を見る」「カラオケで過ごす」という人も多いようです。一人の時は映画、グループならカラオケに行くと始発まで楽しく過ごせるのではないでしょうか。
ファミレスや喫茶店、朝まで飲める居酒屋を利用する
24時間営業の喫茶店やファミリーレストラン、カラオケなどで時間を潰してもいいでしょう。翌日の仕事や講義には支障が出そうですし、店内で寝ることはできませんが、身の安全は確保できます。
ただし、こういったお店は食事をする場所であり、休憩所ではないことをしっかり認識しておく必要があります。眠り込んだり、必要以上に長居するのは迷惑行為です。
漫画喫茶やネットカフェがあれば利用する
開いている店舗があれば利用する人の中で「多少遠くてもないか探す」という人が多いのが「漫画喫茶」と「ネットカフェ」。漫画喫茶は個室になっているので、入ってしまえば中で寝ることもできます。
シャワールームが完備されていれば、汗を流すこともできるのでいいですね。
カプセルホテルやビジネスホテルに宿泊する
漫画喫茶も満員、泊めてくれる知人もいないし職場やバイト先に泊まるのはNGというときに探すのがカプセルホテルやビジネスホテル。「タクシーを使えば帰れるけれど、ホテルに一泊するのと同じくらいの料金がかかる」という人が選択することが多いようです。
都心部のカプセルホテルの場合は、先着順で料金がかなり割安になっている施設もあります。事前に調べておくと、いざというときに助かるかもしれません。
友達と一緒なら、ビジネスホテルのツインやトリプルに泊まると一人当たりの負担を少しでも軽くすることができます。ホテルによっては日付が変わった時点で、空いている部屋の料金が安くなることもありますので、こちらも事前にチェックしておきましょう。
ラブホテルに宿泊するという人もいますが、単身での利用がNGの場合もありますし、治安の関係で女性はちょっと利用しにくい雰囲気があるのも難点。翌朝、早出の職場の同僚に見られても恥ずかしいですしね。
職場のデスクで一泊してしまう
社会人で終電を逃した人の中には「職場のデスクで一泊して、徹夜する」という強者もいます。これができるのは、朝まで職場にいてもいい勤務先に限られるので、ただのアルバイトの学生はできないかもしれませんね。
日頃から残業が多い職場では、寝袋や休憩室があるところもあるようですが、たいていの職場は警備の関係で強制的に追い出されてしまうことが多いです。
乗り捨て自転車で帰る
泊まれる場所もなく歩いて帰れる距離でもなく、時間を潰す店もお金もない…という人の中には終電を逃したときに乗り捨て自転車を利用する人もいるようです。
都市部では駅近くに乗り捨て自転車があることが多いですし、レンタル料金はホテル代やタクシー代に比べても安価。歩いて帰るのは辛いけれど、自転車なら往復できそうというときは選択肢に入れてもいいかもしれません。
無人駅などで駅寝をするのはやめて
無人駅などで駅寝をするという強者もいましたが、駅で寝ることもマナー違反ですし、何より危険です。止めてください。
終電を逃すと翌日に支障が出る!逃さない工夫をして!
終電を逃した時にどうするかは、現在地から近い場所に朝まで安全に過ごせる場所があるかどうか、それにどのくらいのお金がかかるかによるところが大きいです。
コロナ禍で施設の営業時間が短縮されている中、多少無理をしてでも自宅に帰るのが安全かもしれませんね。
終電を逃したときのために、家までのタクシー料金と現在地から近いホテルの宿泊料金を比較してくれるWebサイトもあります。どこで過ごすか迷ったら、まず料金を比較してみるといいでしょう。
ちなみに、片思いしている人や付き合っている人との距離を縮めるために終電を逃すという古典的な手法がありますが、あからさますぎたり、相手の事情を理解せずにやってしまうと逆効果です。注意してくださいね。