まずこれだけは観ておきたい!おすすめ名作ジブリ映画10選 3ページ目
「もののけ姫」は1997年に公開されたスタジオジブリの劇場アニメーション長編の9作目となる作品です。 タタリ神によって右腕に死の呪いをかけられてしまった主人公のアシタカは、その呪いを絶つために西へと旅に出ます。 そしてその果てに辿り着いた村は鉄を作るタタラ場の村であり、その長であるエボシ御前は鉄を作るために自然を破壊しながらも生活をしていました。そこにエボシの命を狙うもののけ姫であるサンが現れ、返り討ちにあいそうになるがそれをアシタカが助けます。しかし助けたアシタカを殺そうとしたサンはアシタカの言葉に思いとどまり、シシ神のもとへ連れて行きますが、その頃タタラ場では不穏な動きが起きて……。
ジブリにしてはめずらしく人が死ぬ描写などがある作品でもありますが、それだけに子どもが観た時の感想と大人が見た時の感想に差があります。 さまざまな問題やメッセージを投げかけてくるこの作品は見るたびに様々な視点で考えさせられたり、楽しめる作品と言えることでしょう。
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
主題歌:もののけ姫(米良美一)
主なキャスト:アシタカ(CV松田洋治)/サン(CV石田ゆり子)/エボシ御前(田中裕子)
■スタジオジブリと言えばこの作品。 「となりのトトロ」
主人公のサツキ・メイの姉妹が引っ越してきたのは、見えない小さなオバケがいっぱいいる田舎の家でした。 しかしこのオバケたちは人に害を加えることはせず、いつの間にかいなくなると言われていました。 姉のサツキが小学校に通っている間に、妹のメイはどんぐりと共に謎の生物を見つけます。 そして謎の生物を追いかけたメイは森の奥で大きな生物と遭遇し、その生き物はメイの問いかけにトトロと名乗ります。 これを機にメイとサツキの田舎暮らしの中に、ときおり現れるトトロとの時間や引き起こされるさまざまな不思議な出来事を描くストーリーです。
キャッチコピーの「このヘンな生きものはまだ日本にいるのです。たぶん。」という言葉やこの作品をとっかかりにしてジブリを知った人も多いのではないでしょうか。 今でもトトロがスタジオジブリのモチーフキャラクターになっていて、作品の知名度と人気を表していますね。
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
原作:宮崎駿
制作:原徹
音楽:久石譲
主なキャスト:草壁サツキ(CV日高のり子)/草壁メイ(CV坂本千夏)/トトロ(CV高木均)
■興行収入でも1位の 「千と千尋の神隠し」
主人公の千尋は、両親の車で引越し先の家に向かう途中、立ち寄った不思議な草原から謎の世界に紛れ込んでしまいます。 その街は人間は立ち入ってはいけない八百万の神の世界で、無断で食事をした千尋の両親は豚に変えられてしまいます。 千尋も消されそうになりますが謎の少年であるハクに助けられ、両親を助けるために油屋で働きながら悪戦苦闘をする……というストーリーです。 この作品もスタジオジブリ作品に多い少女が目的のために悪戦苦闘をしながら成長をしていく様を描く作品です。
主人公の千はもちろんですが、脇役の釜爺の声を故菅原文太さんが演じていたり、番台の蛙の声を大泉洋さんが演じているなど見どころの多い作品です。 様々な困難に千が立ち向かう姿や、千と共に作品内で成長していく坊など 見方によっていろいろな楽しみ方ができる名作と言えるでしょう。
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
主題歌:いつも何度でも(木村弓)
主なキャスト:荻野千尋・千(CV柊留美)/ハク(CV入野自由)/湯婆婆(CV夏木マリ)
いかがでしたか? スタジオジブリのアニメ映画の中でおすすめしたい作品10作品ご紹介しました。 さまざまな人に広く愛されるジブリ映画は他にも数多くあります。ぜひ観たことがない作品を鑑賞してみて、自分のお気に入り作品を見つけてみてはいかがでしょうか。