『内定をとったら即卒業』就活生アイドル「キチョハナカンシャ」歌って踊って就活して……? 2ページ目
■それぞれの就活情報をポジティブに発信
——リクルートスーツのみなさんと向かい合うとまるでグループ面接みたいですね(笑)。
まずは志望業界と、「キチョハナカンシャ」(以下キチョハナ)として就活アイドルを目指した理由を教えて下さい。
さや:第一志望はアナウンサーです! アイドル活動が自己PRの練習に繋がると思って参加しました。今は冬のインターンシップにエントリーし、アナウンススクールにも通っています。
ゆり:もともとUNIDOL(大学生アイドルコピーダンスコンテスト)にも出ていたので、今回の機会は新たなチャンスだと思いました。就職先は広告やエンタメ業界志望なので、この活動経験もプラスになりそうです。今はインターンへの応募やSPI対策に取り組んでいます。
ともえ:志望業界はまだ模索中……。人前に出るのが本当に苦手で、アイドル活動がそれを克服するきっかけになればと思って参加しました。今は自己分析をしながら、秘書検定を受けるための勉強をしています。
あみ:就職先はWebデザイン会社を目指しています。元々アイドル好きであることと、この活動が志望業界にプラスになると思って参加しました。自分から情報を発信できるチャンスを就活に生かしたくて、勉強のためにサイト制作もしています。
——10月から立ち上げメンバー5人(本日は1名欠席)でスタートしましたが、どんな活動を?
あみ:ライブハウスでステージに立ちながら、企業説明会やインターンシップのこと、勉強方法など、それぞれの就職活動をTwitterやFacebookで公開しています。ゆくゆくは業界別に企業訪問の内容からマナーまで、ライブな情報を発信していきたいですね。
さや:就活にネガティブなイメージを持つ学生は多いと思います。でも、考えようでは人生で一度の貴重な機会。私たちが就活に関してポジティブなメッセージを発信することで、少しでも同世代から共感してもらえればうれしいです。
ともえ:情報発信を始めてから、いろいろな人が「勇気づけられる」とエールを送ってくれました。ゼミの教授までわざわざ「キチョハナ」が掲載された新聞を買ってきてくださったんですよねー(笑)。自分も周りの人に支えられていると改めて実感しています。