【最恐最悪】絶叫必至のおすすめホラー映画15選
みなさんはたまに「ホラー映画」を見たくなることはありませんか? 不気味さ漂うジャパニーズホラーや、とにかく驚かせてくる海外のホラーなど、さまざまなホラー作品がありますが、どんなホラーが好きでしょうか。今回は、ホラー好きも納得の、おすすめホラー映画をまとめてみました。
●『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
魔女「ブレア・ウィッチ」に関するドキュメンタリー映画を撮影するために、その魔女の伝説が残るメリーランド州の森に向かった3人の学生が失踪。捜索が行われるも行方は分からず。それから1年後、森の中で彼らが所持していたカメラとこの森で撮影したと思われるフィルムが発見されます……。
1999年に公開され、低予算ながらも大ヒットした作品。「学生の残したフィルムを編集して映画にした」という設定の映画のため、映像もビデオカメラ撮影の主観映像。そのため、全編にわたり非常に臨場感と緊張感のある映像になっています。特に彼らが失踪する直前を収めた映像部分の緊張感は、見ているこちらまで緊張してしまうほどです。
公開年:1999年
監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス
主な出演者:ヘザー・ドナヒュー/ジョシュア・レナード/マイケル・C・ウィリアムズ
●『REC/レック』
消防士の密着取材中に通報が入り、出動にも同行することになったリポーターのアンヘラ。通報があった建物に消防士、そしてカメラマンと共に入るが、そこで凶暴化した住人に襲われてしまいます。住人は未知のウイルスに感染しており、襲われた者も次々に凶暴化。入り口は感染が広がるのを防ぐために外から閉鎖され、アンヘラは生き残った住人と脱出を試みるのですが……。
制作されたスペインで大ヒットし、ハリウッドでもリメークされた作品です。前述の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と同じく、ハンディカム映像を用いたドキュメンタリー風の内容になっています。感染者がものすごい勢いで襲い掛かってくるシーンの迫力、そして何がいるか分からない暗い場所に少しずつ迫っていくシーンの緊張感は、ハンディカム映像ならではといえます。
公開年:2007年(スペイン)/2008年(日本)
監督:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
主な出演者:マヌエラ・ベラスコ/フェラン・テラッサ/ホルヘ・ヤマン・セラーノ/カルロス・ラサルテ
●『リング』
「見た者は1週間後に死ぬ」という、呪いのビデオの都市伝説を取材するテレビ局のディレクターの浅川玲子。彼女は呪いのビデオが原因で死んだとされる男女と、数日前に怪死した自分の姪の死亡時刻が同じことを知ります。さらに彼らと姪が交友関係にあったことから、姪たちの足取りをたどることに……。
1998年に公開され、大ヒットした作品です。当時どこの家庭にもあるビデオテープを題材にしたことで、その恐怖をより身近に感じることができました。「見ている人を怖がらせることを重視して作った」といわれているだけあって、その怖さは折り紙付き。本作を見て何もついていないテレビが怖くなった、という人もいることでしょう。
公開年:1998年
監督:中田秀夫
主な出演者:松嶋菜々子/真田広之/中谷美紀/竹内結子
●『呪怨』
老人介護のボランティアをしている女子大生の理佳。担当になった徳永家を訪れた理佳は、乱雑に散らかった部屋の中で一人の老婆と出会う。まずは散らかった部屋を掃除しようとする理佳でしたが、ガムテープで封印された押入れを見つけ……。
「日本一怖い」と評される『呪怨』シリーズ。これは劇場公開された第1作目です。ジャパニーズホラーらしい「不気味さ」とストレートな「驚かし」。本作はこの二つのバランスが絶妙で、また、驚かしのタイミングも見事です。他にもストーリーはオムニバスになっており時系列順ではありません。これが新鮮さを呼び、新たな恐怖へと誘うのです。
公開年:2003年
監督:清水崇
主な出演者:奥菜恵/伊東美咲/上原美佐/小林朝美/市川由衣