最高視聴率100%のアニメも!? 海外でカバーされて人気のアニソン3選!

学生の窓口編集部

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日本のアニメは今や世界でも大人気のコンテンツですが、各国で放送される場合には、日本語版から変更が加えられることがあります。特に、オープニング(OP)曲は歌詞が変更され、外国人によるカバーとなることが多いようです。今回は、外国でカバーされ、いまだに愛されているアニメのOP曲をご紹介します。

●『ムーンライト伝説』(『美少女戦士セーラームーン』のOP曲)

セーラームーンは世界各国で放送され大人気となった作品ですが、そのOP曲である『ムーンライト伝説』には外国語版がたくさんあります。

英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、中国語、イタリア語、フランス語、スウェーデン語、ロシア語、タイ語、インドネシア語、カタルーニャ語といったバージョンがあります。また、各国の事情によって歌詞が変えられています。アニメはあくまでも子供の見るものという配慮からか、子供が聞いても大丈夫なようにと歌詞が変えられてしまうことが多いのです。

例えば、英語版の歌詞では

Fighting evil by moonlight

(月の光で戦う)

Winning love by daylight

(日の光で愛を勝ち取る)

Never running from a real fight!

(本当の戦いからは決して逃げない)

といった勇ましい歌詞になっています。「素直じゃなくて……」という日本語版の乙女の繊細さはあまり感じられない内容です。

『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 2巻』(メディアファクトリーのコミックエッセイ)の著者オーサ・イェークストロムさんによりますと、スウェーデン語版では「非常に長い三つ編みの少女 14才ぐらいと結構かわいい」といった歌詞なのだそうです(同書P.82より引用)。

●『おしえて』(『アルプスの少女ハイジ』のOP曲)

1974年にテレビ放送された『アルプスの少女ハイジ』は、輸出され世界で大人気になった作品です。なにせフランスの某閣僚が会議をほったらかしてハイジの放送を見ていた、という伝説があるぐらいなのです。

この作品のOP曲は、あのヨーデルっぽい感じの名曲ですが、これまた各国語版があります。ポルトガル語版、スペイン語版などがあり、またドイツ、フランス、台湾、オランダ、サウジアラビア(アラビア語版)のように独自にOP曲を制作した国もあります。YouTubeに各国語版を比較した動画がありますので、ぜひ見てみてください。

⇒YouTube『Heidi - Opening』

●『とべ! グレンダイザー』(『UFOロボ グレンダイザー』のOP曲)

1975年にテレビ放送された『UFOロボ グレンダイザー』も、海外に広く輸出され、ヨーロッパ、中南米、中東諸国で大人気となりました。フランスでは平均視聴率75%(最高視聴率100%)、イタリアでは最高視聴率80%以上という信じられない数字をたたき出しています。中東、特にイラクでも大人気で、放送時間になると街から子供が消えた!という伝説が残っているそうです。

そのためこの『とべ! グレンダイザー』にもフランス語、イタリア語、ポルトガル語、英語、アラビア語版などがあります。フランスではオリジナル曲の「Goldorak le grand」(劇場版総集編のために作られた)が大ヒットしています。

今回ご紹介した3曲は、子供のころ見て、いまだに歌えるという外国人の多いアニメOP曲です。子供のころ見て大好きだったものはそう簡単に忘れないということでしょう。今も日本のアニメは世界各国で見られています。これからもカバー曲は各地の子供たちの心に残っていくのではないでしょうか。

(高橋モータース@dcp)

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