読書の秋に読み返したい! 昔読んだことがあるであろうおすすめ名作絵本5選
2015年に芥川章が発表され、お笑い界では初となる又吉直樹さんが受賞し、多くの注目を集めました。芥川章フィーバーを受けて本を読んでみようと思った人も少なくないのでは。しかし、最近は小説だけでなく絵本ブームが来ているのをご存知でしょうか。今回は、秋の夜長におすすめする昔読んだことがあるけれど、読み返してみたいおすすめの絵本をご紹介します。
■結末がわかっていても何度もよみたくなる、おおきなかぶ
うんとこしょ、どっこいしょの掛け声でも有名な「おおきなかぶ」は、みんなで力を合わせておおきなかぶを抜くという単純明快なストーリー。保育園や幼稚園の学芸会などでも取り上げられる題材として有名なのですよね。一人ずつ引く人が増えていき、最後に抜けたときは「やったぁ!」と思わす言ってしまう人もいるとか、いないとか。
■小さい頃にタイムスリップ! ぐりとぐら
野ねずみのぐりとぐらは、赤と青のつなぎがトレードマーク!そんな二人がふわふわのカステラを作ってくれるので、その描写を見てカステラを食べたくなった人もきっといるはず。ホットケーキではなくカステラというのもポイントの一つですよね。1970年に発売されて以降、その人気からシリーズ化され子どもはもちろん親世代も懐かしさを感じさせてくれる絵本として現在も人気を誇っています。
■読んでいるだけで食べたくなる、しろくまちゃんのほっとけーき
ご存知、こぐまちゃん絵本シリーズの中でも特に人気の高い絵本の一つです。しろくまちゃんとお母さんが一緒に焼くホットケーキを見て、ホットケーキがおやつの定番になった家庭もあるのではないでしょうか。心が温かくなる絵本としておすすめですよ。
■子どもながらに怖かった人も、ねないこだれだ
布団に入りながら読んでもらい、絵本は好きだけど読み進めるとちょっと怖くなって、おばけが出てくるんではと頑張って目をつむった経験がある人もいるのではないでしょうか。表紙の絵も心なしか怖いイメージがあった記憶もありますが、今ではかわいくキュートなおばけと見えるのは大人になったしるしなのかもしれませんね。
■からすのパン屋さん
からすが四羽のからすを育てながらパン屋さんでパンを売るというお話です。途中パンが焦げてしまい、お客さんが来なくなってしまい貧乏になりますが、こげたパンをおやつに食べた事からカラスの間で注目を集めることに。現実的にからすのパン屋さんはあり得ないのですが、どこか現実味があり、応援したくなるようなお話が人気の理由となっています。
いかがでしたか。懐かしい絵本や読み返したいと思うものなど、成長と共に絵本の世界からは離れていってしまうかもしれませんが、時折昔を思い出して読み返すと新しい発見を見出す事ができるのではないでしょうか。秋の夜長に思い出の絵本を読み返すのも、楽しいかもしれません。