神回ばかり! 「水曜どうでしょう」で大泉洋が激怒した企画5選「韓国食い道楽サイコロの旅」
北海道のローカル局制作でありながらも、じわじわと人気が拡散し、今や全国的な知名度を誇るようになった『水曜どうでしょう』。人気俳優の大泉洋さんが知名度を挙げるきっかけになった番組でもあります。今回は、そんな水曜どうでしょうの「大泉さんが激怒した企画」を五つピックアップして紹介します。
■大泉さんが激怒する企画はなぜか面白い……
●「韓国食い道楽サイコロの旅」
海外企画の第2弾として1997年に放送されたのが「サイコロ韓国 韓国食い道楽の旅」でした。サイコロを振り、出た目によって次の行動が決まる名物企画「サイコロの旅」を韓国で行うものです。
この旅では、道中で食べる名物料理に関して「食べられる」「食べられない」をカードで選択する企画が採用されたのですが、これが大失敗。いきなり「全員食べられない」という展開が2連続で起こるまさかの展開になりました。このとき大泉さんは不満をぶちまけながらディレクターを拳で突いています(笑)。最後の最後で訪れた済州島でもまさかの「全員食べられない」を引き終了。この食べる食べないのクジ引きは出演者のトラウマとなり、後に放送された「香港大観光旅行」で再登場した際は一同を戦慄(せんりつ)させました。
●「北極圏突入 ~アラスカ半島620マイル~」
1998年に放送された海外企画。アラスカにオーロラを見に行くためにキャンピングカーをレンタルし、出演者・スタッフの4人だけで旅をしました。この旅では唯一料理のできる大泉さんが料理長を任され、道中の夕食作りを担当。しかし料理の味はイマイチなものが多く、毎晩のように出る「餅のような食感のパスタ」が特に不評。また完成までが異常に長いことから、ディレクター陣(特に藤村さん)から不満をぶつけられるハメになります。
しかし大泉さんも黙ってはいません。藤村ディレクターがあまりにも責め立てることから激怒。さらに共演者の鈴井さんにも「まだ帰れないんだよ!」「これしか食べるものがないんだから」と説教をお見舞いします。この日以降、大泉さんと藤村ディレクターの小競り合いが激化します。ちなみに先ほどの「餅のようなパスタ」は、出演者の中で「歴代でも最高レベルでまずい料理」とされています。