納得できない! 理不尽な部活内のローカルルール「炭酸抜きコーラを飲む」「厳しすぎる挨拶」 2ページ目
■挨拶が重荷に……
・「先輩を見かけたら見えなくなるまで頭を下げていなければいけない」(男性/39歳/情報・IT)
・「先輩をみつけたら目の前にダッシュで行ってあいさつ」(女性/27歳/医療・福祉)
・「野球部だったが、学校内で先輩とすれ違うときに、立ち止まって大声で挨拶しなければならなかった」(男性/27歳/情報・IT)
厳しい部活ではありがちなエピソード……。見えなくなるまで頭を下げなければいけないのは、なかなか大変だったことでしょう。当時は、挨拶が煩わしくなるときもあったかもしれないけど、おかげで大人になってもキチンとした挨拶が染み付いていそうです。
■すべては部活のため!?
・「必ず髪型は坊主にしなければ行けなかった」(男性/28歳/医療・福祉)
・「個人的な習い事よりも、学校の部活動の方が優先されること。プライベートの習い事で部活動を休むときは、必ず毎回申請書を出さないと休ませてくれなかった」(女性/28歳/機械・精密機器)
・「恋愛禁止」(男性/25歳/団体・公益法人)
強い部活動では「恋愛禁止」というルールをよく耳にしますね。きっと思春期のころは、部活も恋愛もうまく両立して、心のバランスを保つことが難しかったのかも。部活動で才能を発揮してほしいと思う、顧問からの親心もあったのではないでしょうか。
■もはや意味不明……
・「日陰に入ったらだめと言われて、試合に出ずコートの端にいると、ずっと日なたに移動しなければならなかった」(女性/29歳/団体・公益法人・官公庁)
・「中学のサッカー部で、シュート練習の時に、ゴール裏のプールに入れることが評価になっていたこと」(男性/50歳以上/その他)
・「先輩が話しているときは爪先立ち」(女性/28歳/食品・飲料)
ずっと日向にいるなんて、真夏だったら倒れてしまいそう! 日陰にいると気がゆるみ、たるんでしまうという理由からでしょうか? つま先立ちで先輩の話を聞くのはなぜ? 「緊張感をもて!」ということかもしれないけど、足がプルプル震えて、話どころではないですよね……。
第三者からしてみると、「え、なにそれ?」と笑えそうですが、当事者にとってはウンザリするルールばかり。本当に何のためにあったのか……。これらの理不尽と闘った経験が、いまの忍耐力の礎になったことでしょう。
文・OFFICE-SANGA 藤平真由美
調査時期:2015年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人429人(インターネットログイン式アンケート)