「ダーウィンの記憶術」「ジョブズ流思考法」……有名人が習慣にしているアイデア発想術って?
大学生になるとサークルや研究等でアイデアを求められる機会が増えてきます。でも、どうしたら斬新なアイデアが浮かんでくるのでしょうか? そこで今回は、有名人が習慣にしているアイデア発想術を学んでいきます。
■ダーウィンも習慣にしたシンプル記憶術!
日本大学文理学部で脳研究に従事している森昭雄教授によるとひらめきの定義は次の通り。脳の頭頂連合野と側頭連合野に蓄積された記憶や知識が、前頭前野でミックスされて新たな考えが生まれることです。ですが、忙しいと情報が整理しにくくなります。そこで、メモをとって読み返すことをおすすめします。視覚的に情報を掛け合わすことでアイデアが浮かびやすくなります。加えて脳がリラックスしている状態だとより効果的です。散歩をしたり音楽を聴くなどしたりして脳をリラックスさせる習慣も持つといいでしょう。ちなみに、進化論を提唱したダーウィンもメモを取って読み返すことを習慣にしていたようです。
■「他の使い道は?」「入れ替えたら?」自問自答がアイデアの鍵!
ブレインストーミングを考案したアレックス・F・オズボーンという有名人によるアイデア発想法があります。それは単純明快。ただ自分に質問をしていくだけです。例えば、「他の使い道は無いか?」という質問です。歯ブラシで考えてみましょう。歯を磨くのが一般的ですが浴室などの排水溝の掃除に使えるかもと新しい発想が浮かんできます。
「入れ替えたらどうなるか?」もいい質問の例です。学生時代に留学を考えるのであれば社会人で留学をするとどうなるのかと考えてみます。もしかしたら、海外で留学費を稼ぎながら生活できるかもしれないとのアイデアが生まれます。このように、自分に質問するだけで嫌でも新しいアイデアを強制的に浮かばせることができます。