引越し時に手続きするライフライン
引越し時に必要となるライフラインの手続きには、以下のようなものがあります。
- 電気
- ガス
- 水道
- インターネット接続回線
- 固定電話
エリア外への引越しの場合、それぞれ現在使用している電力会社・管轄水道局・ガス会社への停止申し込みと、新住所管轄への開始申し込み、両方が必要です。
合わせて、最近では下宿先に固定電話をひく大学生はほとんどいませんが、もし使用していたなら、これも解約または移設の手続きが必要です。
それぞれ違う手続きの方法
電気の使用停止・開始方法
ただし、電気のメーターが立ち会いなしでは確認できない場所にある場合や、特殊な契約メニューの場合は立ち会いが必要になることもあります。
【使用停止の方法】
使用停止の申し込みは、1ヶ月前から可能なところが多いので、退去日が決まり次第申し込みましょう。
申し込みの際には、
- 住所、氏名
- 引越し日時
- 引越し先住所
- お客様番号、契約種別(検針票や請求書で確認)
- 料金精算方法の選択
が必要となります。
引越し当日に電力会社のスタッフがメーターを確認し、停止となります。精算は、申込み時に選択した口座振替・クレジットカード・引越し先に届く振込用紙、いずれかでの支払いとなります。
停止日に時間設定はありませんので、終日電気が使えます。最後にブレーカーを切ることを忘れないようにしましょう。
【引越し先での使用開始の方法】
引越し先が異なる電力管内の場合、新しい電力会社への電気使用開始の申し込み(電話かWEBで)が必要です。申し込みには、住所・氏名・電話番号のほか、
- 使用開始希望日時
- 料金請求先住所
が必要です。
実際に電気の使用を開始するには、申し込みが済んでいればブレーカーを上げるだけでOKです。 もし事前の手続きを忘れていたというときは、上記同様、電話やWEB、新居に揃えられている電気使用申込書に必要事項を記入して投函することなどで手続きができます。
水道の閉栓・開栓方法
立ち会う必要はありませんが、使用開始希望日の1週間前には申し込んでおきましょう。建物がオートロックの場合や、閉栓の際に水道料金を現金精算する場合は立ち会いが必要となります。
【閉栓の方法】
手続きは該当水道局お客様センターへの電話、もしくはWEBで可能です。住所や氏名のほか、
- 引越し日時
- 引越し先住所
- お客様番号・給水番号(検針票や請求書で確認)
が必要です。多くの自治体では申し込みの際、精算料金の支払いについて、振込か口座振替かの選択となっています。月の途中で引越す場合、水道料金は日割り計算となります。
【開栓の方法】
引越し先での水道使用の申し込みは、管轄する水道局へ電話かWEBで申し込みます。申告内容は、住所・氏名、電話番号のほか、使用開始日と請求書送付先住所などです。
申し込みをしておけば、当日すでに開栓してあり、蛇口をひねれば水が出る状態になっているはずです。もし出なければ、自分で元栓のバルブを回すか、水道局に連絡しましょう。
ガスの閉栓・開栓には立ち会いが必要
【閉栓の方法】
現在使用中のガス会社に、電話またはWEBで閉栓の立会い日を申し込みます。その際には、住所・氏名・電話番号のほか、
- 使用中止希望日時
- お客様番号(検針票・請求書などで確認)
が必要です。
立会い日は、引越し当日午前中の予約がベストですが、学生の卒業や社会人の異動が集中する3月は引越しの繁忙期となりますので、希望の立会い日に予約が取れない可能性があります。引越し日を決めた時点で早めに申し込んでおきましょう。
閉栓立会い日には、ガス会社のスタッフがメーターをチェックし、口座振替やクレジットカードでガス料金を払っている場合以外、その場で現金での料金精算となります。
【開栓の方法】
引越し先の管轄ガス会社へ電話かWEBで開栓の予約をしますが、必ず係員の立ち会いが必要ですので、希望の日に予約がとれるよう、遅くとも1週間前には申し込みましょう。
予約の際には、住所・氏名のほか、
- 立ち会い希望日時
- 使用しているガスの種類
などの情報が必要です。
開栓の立ち会いでは、ガス会社により次のような確認作業が行われます。
- ガス器具が適応するか
- 警報装置が正しく作動するか
- ガス漏れはないか
もし引越し先で使用予定のガス器具が使えない場合、買い替えることになりますので、予約の際にガスの種類を合わせて確認しておくことをおすすめします。 また、ガスの接続器具についてはガス会社はわからないので、物件の管理会社か大家さんにどういう形になっているか確認も必要です。
まとめ
自治体によっても違いがありますので、必ず前もって確認しておきましょう。