ベースとなるのは、スーパーやコンビニなどどこにでも売っている食パン6枚切り。
教えてくれたのは管理栄養士の塚原絵理(つかはら・えり)さんです。カフェ気分で食べられるフレンチトーストからスポーツをする人におすすめのパワー系トーストまで。カロリーや栄養面のコメントもチェックして、作りたいレシピを決めてくださいね。
レンジで3分! フレンチトースト

一般的なレシピでは、前日から卵液に漬け込む必要があるフレンチトースト。でも、電子レンジで作るこの方法なら、前日の下ごしらえ不要で調理時間は全体でも10分足らず。
作ったお皿のまま出すので、本当に簡単なんですよ。食パンが卵液に浸るようにちょっと深めのお皿をご用意くださいね。
材料
・バター……小さじ1
・メープルシロップ or はちみつ……適量
・お好みの果物……適量(冷凍のベリーがおすすめ)
【A】
・卵……1個
・牛乳……80ml
・砂糖……大さじ1
作り方
2. 深めのお皿で【A】をよく混ぜ合わせ、1のパンを加えて染み込ませます。
※電子レンジに入れてもいいお皿を使ってください。
3. バターをのせて、電子レンジで2分半~3分ほど加熱します。
4. メープルシロップかはちみつをかけて、果物を添えたら出来上がり。
※冷凍ベリーを使う場合は、水でさっと洗って水気をふきとるときれいに盛り付けられます。

電子レンジにかけると、卵液がプリンのように固まります。王道なフレンチトーストとは違いますが、この食感がパンの柔らかさとマッチしておいしい逸品になります。
牛乳、卵が入っているので、朝からタンパク質もしっかり摂れ、果物のトッピングでビタミンも摂取できるので、バランスが良い朝食になっています◎
チーズがとろける納豆ピザパン
材料
・納豆……1パック
・とろけるチーズ……1枚
・オクラ……1本
・ミニトマト……2個
・ケチャップ……適量
作り方
2. パンの上に納豆をのせ、ケチャップをかけます。チーズをのせ、オクラとミニトマトをのせて、トースターでパンがカリっとするまで焼いたら完成。
最近不規則な生活が続いていて、リズムを取り戻したいと思っている人に特におすすめですね。朝から食べれば、1日をシャキッと過ごせそう。

1日の活動のエネルギー源を補給するために、朝ごはんをしっかりと食べることは大事。
なかでも、体のリズムを整えるためには、炭水化物とタンパク質の両方を摂ることがいいと言われています。その意味で、納豆ピザパンはパンから炭水化物、納豆からタンパク質を摂取できるため、優秀な朝食メニューと言えます。
とろとろエッグマヨトースト

しっかり食べたいとき、元気を出したいときにおすすめなパワーの出るトーストアレンジです。
マヨネーズはパンにも合っておいしいけれど、ちょっとカロリーが気になるところ。そんな人はカロリーハーフのマヨネーズをセレクトして。運動をする人はエネルギーを必要とするので、朝から食べて1日の活動に備えましょう!
材料
・卵……1個
・マヨネーズ……適量
・粉チーズ(あれば)……少々
・塩コショウ……少々
作り方

卵が決壊しないようにマヨネーズでしっかり土手を作るのがコツです。生卵をそのまま使うので、いつもより少し長めにトーストしてください。
黄身はトロトロなのがおいしいので、白身が固まったぐらいが目安です。
バナナハニーナッツトースト

これも生のまま食べられる材料ばかりなので、トーストする時間がなければ、そのまま食べも大丈夫です。手間を省くなら、バナナも薄切りではなく、縦半分にカットしてドーンとのせてもOK!
時間があれば、ナッツを軽くローストしましょう。香ばしさが増して、風味豊かなトーストになります。
材料
・バター……適量
・バナナ……1本
・はちみつ……適量
・ミックスナッツ(できれば食塩不使用)……適量
作り方
2. パンにバターを塗り、バナナを並べてトーストします。ナッツは包丁で適当に砕きます。
※時間があればナッツをローストするとおいしいです。

バナナとナッツは栄養面で優秀な食材。バナナはすぐエネルギーになるので、忙しい日々をサポートしてくれます。
また、バナナに入っているカリウムは、むくみを取る効果が期待できます。ナッツは体内では作れないけれど体にとって必要な良質な油を摂取でき、血流をよくする効果が期待できます。中でもアーモンドはビタミンEを豊富に含み、酸化を防ぐ効果が高いので、美肌をめざす人におすすめです!
まとめ
自宅にいながら、至福のひとときを味わえるトーストアレンジレシピを楽しみましょう!