就活では第一印象が大事ですから、メガネ一つとっても気を使いますよね。清潔感のある身なりに合わせて、できるだけ好印象を与えるメガネを購入して就活に臨みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、どのようにすれば好印象を与えるメガネを選べるのか。そのポイントをご紹介していきます。
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まずは、メガネのフレームが与える印象について知っていきましょう。
就活のときには知的、柔和、落ち着いた印象などアピールしたいポイントがあるはずです。そのアピールしたいポイントに合わせて、メガネを選んでみてはいかがでしょうか。ここに代表的なメガネの形の説明と、与える印象についてまとめてみました。
オシャレ、スタイリッシュ、派手なメガネはあまり就活には向かないことが多いです。業界によっては好まれることもありますので、そのメガネが与える印象と形についてご紹介します。
逆三角形で落ち着きある印象ですが、オシャレすぎで目立つ場合も。
逆台形の形でスタイリッシュ。オシャレ過ぎると感じられる場合も。
いわゆる丸メガネで他の種類とかなり異なるため、デザインが目立つ場合も。
キツネのように斜め上に引き上がった形。デザイン性が強いと感じられる場合も。
レンズはもちろん透明なものでつくりましょう。また、フレームのカラーは男性であればブラック、ネイビー、ブラウン、シルバーが無難でどの企業でも好印象を与えられるカラーです。女性の場合は先程挙げたカラー以外に紫やピンクもおすすめです。
べっ甲デザインもオシャレでかわいいですが、場合によっては不適切とみられる場合もあります。注意して選ぶようにしましょう。色や形などが自分の雰囲気に合うかどうかも含め、実際に試着してアドバイスをもらいながら選ぶのがおすすめです。
丸顔の方は顔が全体的に横に張っているのが目立ってしまうので、シャープなラインを強調できるデザインがおすすめ。目線を上にもってくると丸顔の印象が薄れるので、横・縦の幅があまり大きくないスクエアやバレルなどのフレームを選びましょう。
逆三角形の方は頬骨の張り出しが目立ってしまうので、目線を下にもっていく形がおすすめです。顔型がシャープなので、曲線で構成されたフレームにすると似合います。オーバル、オーバルに近いバレルなどを選びましょう。
縦の長さが気になってしまう面長の方の場合は、縦幅が大きいメガネを選んでカバーしましょう。シャープなラインを選べば引き締め効果が狙えます。縦幅が大きいバレルなどがおすすめです。
四角顔の方はエラの張りが目立ってしまうので、目線を下にもっていける縦幅の広いデザインがおすすめです。オーバルやバレルなど、やわらかい印象を与えてくれるラインでフレームが太めのものを選びましょう。エラを目立たせず、程よい印象に仕上げてくれます。
金融系などであればお金を扱う仕事ですから誠実さ、商社などであれば大きなビジネスを動かし、さまざまな判断を下す必要があるわけですから知性や落ち着いた印象、サービス業などであれば柔和さなど、業種や職種に合うデザインを選ぶことが重要です。
誠実さを求められるところでオシャレさやスタイリッシュさを前面に出すと、「業種・職種に求められていることを理解していないのでは?」と思われてしまいかねません。第一印象は数秒で決まってしまいますから、メガネ選びで損をしないように与える印象を意識して選んでいきましょう。
業種や職種に合った印象のメガネ屋さんで相談するのもおすすめです。自分の顔の形や鼻にフィットしたデザインにして、書類選考や面接で好印象を与えられるようにしましょう。ちなみに書類に貼る証明写真の段階で、印象に合ったメガネを選んでおくことが重要です。
メガネが与える印象は大きいため書類の写真とは違うメガネで面接にいくと、先方が違和感を覚える可能性があります。印象を統一するためにも同じメガネで面接に臨めるよう、事前に購入して準備をしておきましょう。
普段あまり気にしていなかったメガネでも、就活シーズンになるとできる限り好印象を与えられるようにしたいと考える方も多いです。そんな場合に役立つメガネ選びの3つのコツをご紹介しました。好印象を与えられるメガネを手に入れて、就活のお供にしてみてはいかがでしょうか。自分に自信をもって就活できるように、ぜひこだわって選んでみてくださいね。
・執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。