「オフショア」ってどういう意味? 意外と知らない経済用語を解説!

学生の窓口編集部NA
2016/08/01
お金
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 「オフショア」ってどういう意味? 意外と知らない経済用語を解説!

経済ニュースに「オフショア」という言葉が登場することがあります。知っていて当然というように普通に使われるので「何これ?」と思ってもなかなか聞けませんね。実は「オフショア」とは現在の金融取引について理解するための重要なキーワードの一つなのです。今回はよく耳にするけれどあまり意味を知られていない経済用語「オフショア」の意味を解説します。

■ 「オフショア」の意味って?

ショアは「shore」で「岸」のことです。つまり「オフショア」とは単純に訳せば「offshore」で「沖合の」という意味です。「offshore」があるということは「onshore(オンショア)」もあります。

よく使われるフレーズとして「オフショア・センター」といった言葉があります。世界の金融取引の中心地の一つであるロンドンは、よく「オフショア・センター」といわれます。

自分の国を「島」のようなものと考えてください。まず、国内の業者間で行う金融取引、国内の業者と国外の業者間で行う金融取引がありますね。島の中で完結する取引と、自分の島とよその島で行う取引というわけです。いずれも自分の島の岸で行うので「onshore(オンショア)」です。

ところが「よその島同士の取引をうちでやってもいいよ」という特別な措置を設けることがあります。つまり、自分の島の沖合に、よその島同士の取引のための場所を作るわけです。これが「offshore(オフショア)」です。

なぜこんな特別区域を設けるかというと「オンショア」の取引よりも規制を緩やかにして、金融取引を誘致するためです。「オフショアの取引では源泉徴収をまけときましょう!」なんて優遇措置をする場合もあります。

これで外国の業者が活発に取引してくれれば、結果的に国内マーケットにお金が落ちて万々歳! という仕組みなのです。この「オフショア」の取引を行えるマーケットのことを「オフショア・マーケット」というのです。

■オフショア・マーケットはニーズが大きい!

わざわざよその土地に行って取引するメリットがあるのかと思うかもしれませんが、このニーズは非常に高いです。たとえば、日本企業がロンドンに行ってワラント債(新株予約権付社債)を発行、それを日本企業がロンドンで購入するなんてことは普通にあります。日本のオンショアでやると税金も高いし規制も多いから、なんてことが原因です。オフショア・マーケットでの取引は規制が緩く、また優遇措置を利用できるので「おいしい」ということですね。

ロンドンが「世界のオフショア・センター」といわれるのは、オフショアとオンショアの区別がはっきりしないためとされます。ロンドンのような金融センターではもはや金融当局の規制を及ぼすことも難しい、さまざまな取引が行われています。

(高橋モータース@dcp)

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