【学生が選ぶ"夏になると観たくなる"映画・ドラマ】恋愛・青春が人気、ホラーは意外にも不人気?
夏になると観たくなる映画やドラマ。『学生の窓口』会員の大学生にアンケートしたところ、海や花火といった情景にマッチする「恋愛」「青春」ジャンルが圧倒的に支持されました。
一方、夏の定番と思われがちなホラーは少数派という意外な結果に。おすすめ作品とあわせてご紹介します。
ホラーは人気なし!? 夏に観たくなる映画&ドラマは「恋愛&青春もの」
はじめに、夏になると観たくなる映画やドラマがあるかと尋ねたところ、「毎年観る作品がある」と答えた人が26.8%、「特にない」と答えた人が73.2%となりました。全体の約3割にあたる人が、夏になると観たくなる特定の作品があると答えています。では、そのジャンルは一体何なのでしょうか。
1位:恋愛……39.02%
2位:その他……36.59%
3位:青春……34.15%
4位:アクション……19.51%
5位:ホラー……4.88%
5位:ドキュメンタリー……4.88%
夏に見たくなる作品のジャンルで最も多かったのは「恋愛」(39.02%)で、「その他」(36.59%)、「青春」(34.15%)、「アクション」(19.51%)と続きました。
夏をテーマにした恋愛・青春作品には、海や山などの自然、青空と入道雲、夏祭り、花火大会、部活動などノスタルジックな気分にさせる要素も多く登場します。暑さとともにそういった情景を思い出し、つい観たくなる人が多いのかもしれません。
一方、夏といえば…で思い浮かぶ「ホラー」と答えた人はわずか4.88%に留まっており、ホラー好き以外は手を伸ばしづらいジャンルであることがうかがえました。
日本人の心に刻まれている夏の情景『サマーウォーズ』と『火垂るの墓』
最後に「夏におすすめしたい映画・ドラマのタイトル」を尋ねてみました。
ドラマ『太陽と海の教室』(2008年)、『SUMMER NUDE』(2013年)、『恋仲』(2015年)、『私たちの青い夏』(2022〜25年)、映画『13日の金曜日』(1980年)、『ジュラシック・パーク』(1993年)、『ショーシャンクの空に』(1994年)、『君の名は。』(2016年)、『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』(2018年)など様々なタイトルがあがったなかで、特に目立ったのが高畑勲監督の『火垂るの墓』(1988年)、細田守監督の『サマーウォーズ』(2009年)という2つのアニメーション作品です。
『火垂るの墓』と回答した人からは、「夏は戦争に関わることが多いため、ジブリの映画『火垂るの墓』を見て、戦争を起こしてはいけないと心にきざむ」、「戦争ものを見て、世界平和を祈りたい」、「毎年見るべきだと思う」など真摯な声が寄せられました。
一方、『サマーウォーズ』には「見ると『夏がきた』と感じる」、「都会に住んでいるのですが、田舎の夏の風景がなぜか懐かしく感じる」、「夏になるとよくテレビで放送されているので、夏の風物詩のような感覚」といった声が寄せられています。
まだまだ、残暑が厳しい今日この頃。気になった作品がありましたら、ぜひこの機会に「夏におすすめの映画・ドラマ」を楽しんでみていはいかがでしょうか。
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調査名:夏にまつわるアンケート
調査時期: 2025年8月19~22日
調査対象: 『学生の窓口』会員の大学生
調査数: 150人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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文:OFFICE-SANGA
編集:学生の窓口編集部
























