【チーズ好き必見】ブッラータチーズでどこまで広がる? 大学生が挑んだ自由すぎるレシピアイデア集

(前半のキョーソウプロジェクトに参加してくれた学園祭実行委員会のみなさん:慶應義塾大学・一橋大学・中央大学それぞれ各2名)
イタリア語で「バターのような」という意味を持つフレッシュチーズ「ブッラータ」。ナイフを入れた瞬間、中からトロリと溢れ出すクリームと細かく刻まれたモッツァレラチーズのビジュアルは、見ているだけでしあわせな気持ちにしてくれます。
そんなブッラータチーズを主役に、次世代を担う大学生たちが自由な発想でレシピ開発に挑戦するキョーソウプロジェクトが開催されました。明治の新ブランド「FRESH CHEESE STUDIO」が提案する、できたてのチーズの魅力と、学生たちの柔軟なアイデア、そしてその背景にある日本の酪農の現状をレポートします!
▼大学生がレシピ開発に挑戦! 個性豊かなチームが集結
みなさんは「できたて」のチーズを味わったことがありますか? 2024年5月に始動した明治の新ブランド「FRESH CHEESE STUDIO」は、「できたて、しあわせ。」をメッセージに掲げ、これまで工房でしか味わえなかったフレッシュチーズのフレッシュな美味しさを届けるために誕生しました。
このプロジェクトは、明治の社内新規事業創発プログラム「meiji Business Development」から生まれた挑戦的な取り組みです。北海道十勝産の質の高い生乳を使用し、独自の製法で乳本来の風味を閉じ込めた「カード(凝乳=チーズのもと)」を製造。それを工房や店舗で仕上げることで、全国どこでも「できたて」の味を提供できる仕組みを作りました。
今回主役となる「ブッラータチーズ」は、まさにこの取り組みの象徴です。袋状のモッツァレラの中に、生クリームと細かなチーズが詰まったこの食材は、濃厚なミルキーさととろける食感が特徴。特別な日のディナーを彩るだけでなく、スイーツやカジュアルな料理にも化ける、無限の可能性を秘めた食材なのです!
イベントの舞台となったのは、東京都世田谷にある「FRESH CHEESE STUDIO 深沢工房店」。ブッラータチーズの新しい楽しみ方を見つけるべく、首都圏の大学(中央大学、慶應義塾大学、一橋大学、お茶の水女子大学、青山学院大学、埼玉大学)から、学園祭実行委員会のメンバーを中心とした学生たちが集まりました。
今回のミッションは「ハロウィンパーティーにぴったりなレシピ開発」。普段から大規模な学園祭を運営し、トレンドに敏感な学生のみなさんなら、プロの料理人とはまた一味違ったアイデアを出してくれるはず……。そんな期待を胸に、企画がスタートしました!
▼作り手が語る、ブッラータチーズの楽しみ方と可能性
レシピ開発に先立ち、明治のイノベーション事業戦略部から小森素晴さんと、工房長を務める原田悠暉さんが登壇。奥深きブッラータチーズの世界をわかりやすく解説しました。
原田さんはその場でモッツァレラチーズ作りのデモンストレーションを実施。カードを加熱して練り上げることわずか1分、あっという間にツヤツヤ&モチモチと輝くチーズが完成〜! 初めて見るチーズ作りの様子に、学生たちからは「えっ、もうできたの?」「モッツァレラチーズってこんなに伸びるんだ」と驚きの声が上がります。
「私たちのチーズは、乳酸菌を使わず甘みを引き出しているので、非常にミルキーでクセがありません。オリーブオイルや塩といった定番の合わせ方だけでなく、タイではマンゴーに合わせて出すなど、いろんなメニューが登場しています」と小森さんは語ります。
「モッツァレラは三つ編みにもできますし、中に果物やソースを入れたりすることもできます。例えば加熱する前に抹茶を入れたら緑色のチーズになります。形も色も自由に変えられるので、ぜひ今日はハロウィンっぽいレシピ作りにチャレンジしてみてください」(小森さん)
▼実際に食べてみた! 広がる美味しさに思わず驚きの声
インプットの後は、お待ちかねの試食タイム! 運ばれてきたのは、真っ白で丸々としたブッラータチーズ。学生たちは慎重にナイフを入れ、中から溢れ出す濃厚なクリームを目の当たりにし、各々歓声を上げます。
実際に食べた学生たちからは、「すごく美味しい……!」 「ミルクの味がすごく濃いのに、後味はさっぱり」「これならいくらでも食べられそう」と大絶賛の声! 初めて食べた人も多く、そのなめらかな触感とフレッシュでミルキーな旨さに早くも虜になったようです。
実食では、シンプルに塩とオリーブオイルで味わったほか、希少で高価なハチミツをかけたり、なんと「トリュフ」を中に入れ込んだ特別なブッラータも登場!
「甘い系(スイーツ)もいけるし、お酒にも絶対合う」 「この中身がオレンジ色だったらハロウィンっぽいよね」「トリュフ、初めて食べた……」「僕は塩っぱいほうが好きかも」
実際にブッラータチーズを口にし、味を変えて食べ比べたことで、学生たちの頭の中には次々とレシピのヒントが浮かんでいったようです。
▼発想は無限大! 大学生が考えたレシピアイデアを紹介
試食で感性を刺激された後は、ワークショップ形式でのアイデア出しです。「最近食べたものは?」「チーズに合う食材といえば?」「ハロウィンといえば何色?」といった頭の体操を経て、独創的なレシピが次々と生み出されました。
「おばけのチーズカレー」(埼玉大学)は、大きなお口を開けた「おばけ」をライスで表現し、その中にブッラータチーズを配置。かぼちゃカレーと一緒にチーズを割って混ぜることで、まろやかなコクが加わるボリューム満点のメニューです。
「とろとろチーズのおばけカップケーキ」(中央大学)はかぼちゃ味のカップケーキの上にブッラータチーズをトッピング。チーズを割ると中身がトロリと溢れ出し、まるでカップケーキを包み込む“白いおばけ”が現れるような、見た目の変化も楽しい一品です。
「ハロウィンチーズシェイク」(一橋大学)はコップの側面にソースをあしらった「飲めるチーズケーキ」。おばけやジャック・オー・ランタンを描いたブッラータチーズを乗せ、パチパチと弾けるキャンディを添えた、食感も刺激的なデザートドリンクです。
「ハロウィンチーズソース」(慶應義塾大学)はみんなでわいわい楽しめるパーティープレート。かぼちゃのスイートポテトや、ティラミス風に仕上げたブッラータチーズを並べ、中央に描いたチョコソースのクモの巣がハロウィン気分を盛り上げます。
「おばけブッラータのパンプキンパンケーキ」(お茶の水女子大学)。パンケーキの上に乗ったおばけ風のチーズを割ると、中からかぼちゃクリームと共にコウモリや星、月の砂糖菓子が溢れ出し、まるでお皿の上にハロウィンの夜空が広がるようなサプライズ・スイーツです。
「割って楽しいハロウィンパーティー」(青山学院大学)。ブッラータチーズの結び目を目に見立てて“袋キャンディ”型の装飾を施した、体験型のアップルパイ。自分でチーズを割る楽しさをパーティーの演出として取り入れた、遊び心あふれるレシピです。
プロも唸るようなビジュアルのインパクトと、大学生らしいパーティーでの遊び心が融合したアイデアばかりが集まりましたが、ここで紹介したレシピはあくまで一例に過ぎません。
小森さんも「どれも斬新で、ブッラータを上手に使ってくれている感じがします。ドリンク系も流行りそうですね。ちょうど、そういうメニューも欲しいなと思っていました。まずは実際に作れるかどうか、すべてのメニューで試してみたいと思います!」と、その完成度の高さを称賛しました。
▼チーズの先にある「社会価値」への共感
レシピ開発の最後には、明治が取り組む酪農家支援に関する活動についても触れられました。
現在、日本の酪農現場では高齢化や後継者不足が深刻化しています。「700人が離農して、70人しか就農しないような状況。給食では牛乳が出なくなったりもしていて、乳製品離れが進んでいます」と小森さんはいいます。
明治では、持続可能な乳製品の未来のために、酪農経営の支援(Meiji Dairy Advisory=MDA)や、地域との共生を目指すさまざまなプロジェクトが進行しています。酪農業と地域社会の未来を創造する「明治北海道十勝 酪農と十勝地域のミライ共創プロジェクト」もそのひとつです。
小森さんは「私たちはもっと多くの人に乳製品に愛着を持ってもらいたいと思っています。昨年は子どもたちに手作りチーズを体験してもらったり、来年は神奈川県で開催される『GREEN×EXPO 2027』にも半年間、出展します。大学生のみなさん、ぜひお手伝いにきてください!」と呼びかけました。
埼玉大学に通う札幌出身の三年生にこの日の感想を聞いてみると、「地元の農家さんが減っている現状は知っていました。でも、恥ずかしながら明治さんがこういう取り組みをしていることを知りませんでした」と苦笑い。
その上で、「ただ利益を求めるだけでなく、日本の酪農の未来のために動いていると知って、一消費者としてすごく応援したい気持ちになりました。こうした食育や支援の取り組みに、自分たちも関わっていけたら嬉しいですね」と前向きな姿勢を示してくれました。北海道出身ということもあり、将来は農林水産省への就職も選択肢に入れているようです。
大学生たちの自由な発想から生まれたレシピは今後、マイナビ学生の窓口などで実際に公開・展開する予定。「こんな使い方があったんだ」「今度のパーティーで作ってみよう」といった発見が、日本の酪農を支える第一歩に繋がっていくはずです。
みなさんも、この秋は「FRESH CHEESE STUDIO」のブッラータチーズで、自分だけの「できたて、しあわせ」なレシピに挑戦してみませんか?
(左 前半のキョーソウプロジェクトに参加してくれた学園祭実行委員会のみなさん:慶應義塾大学・一橋大学・中央大学それぞれ各2名)
(右 後半のキョーソウプロジェクトに参加してくれた学園祭実行委員会のみなさん:お茶の水女子大学・青山学院大学・埼玉大学それぞれ各2名)
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