【第36回プリコン 学生映像制作プロジェクト優秀賞受賞!】東北芸術工科大学の『あいまい』撮影現場に取材に行ってみた! #プリコン 2ページ目

編集部:ゆり

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お互いのキャリアや今後の進路について

ーー佐藤さんは大学2年生とは思えないほど現場の経験を積んでいらっしゃるように思うのですが、吉川さんも実際同じような学生生活でしたか?

自身のキャリアについて語る吉川啓太さん

吉川さん:いえ、自主制作は大学3年生からですね。1.2年生のときは大学の授業だけです。授業といっても、1.2年生のときは映像系だけではなく、写真やCGなど様々な分野を学んでいました。

佐藤さん:えええええ!! じゃあ3年生の時から専攻して、色々な所に応募されたり、全部手探りでやられていたんですか?! 

吉川さん:そうですそうです。全部手探りでやっていました。それこそ、登竜門で出てくる映画祭に応募することもやっていました。

――映像制作の経験を持つお2人にお聞きしたいのですが、制作の過程でどんなときに楽しいと感じますか?

吉川さん:僕は自分の頭で思い描いたものが撮影できるのが楽しいなと思います。役者さんの動き一つとってもそうですし、「セリフをこういう風に言ってほしいな」、「こういう風に掛け合いしてほしいな」といったことが実現していくのが凄く楽しいですね。

佐藤さん:わたしは多分逆で...。実を言うと映画をめちゃくちゃ見てきたタイプではなく、どちらかというと文章を読んだり書いたりするのが好きなんです。

そういった背景から、わたしはイメージをする際に全て言語化してしまうんです。その言語化したものを、映画をたくさん見てきたようなカメラの得意な友人に渡します。そこで映像のイメージを膨らませてもらいつつ、現場で試行錯誤しながら、自分の言語が映像として画としてビタッとハマった時が面白いなと思います。

お互いの共通点や違いについて語る佐藤理乃香さん、吉川啓太さん

映画監督は吉川さんみたいなイメージした画を撮影するってことが多いと思うのですが、わたしはそのタイプではないので、初めて監督をするにあたって、かなり不安でした。

吉川さん:でも別に僕もそれほど映画を観てきているわけではないですよ。勉強のためにも見ないとなとは思うんですけどね(笑)! 

――映像への落とし込み方は対照的かもしれないですね。佐藤さんは現状、今後のキャリアとして、映像監督を選択肢の一つとして考えているんですか?

東北芸術工科大学前にて 吉川啓太さん、佐藤理乃香さん

佐藤さん:わたしは元々、企画を立ち上げたり、人を集めたり、新しいことをするのが好きなんです。なので、映像監督のような現場職ではなく、どちらかといえば企画ができるようなプロデューサー系の仕事の方向性を考えています! 

ただ、何もしないで社会に出るのと、学生のうちに自分でこうやって動かしたっていう経験を持っているのとでは違うのかなと思っているので、わたしの中で今回の経験はかなり貴重でした! 

吉川さん:学生のうちは学生にしか撮れないものを撮るのがいいんじゃないかなと思っています。自分がそうだったのですが、振り返ってみてもすごくよかったなと。試行錯誤して、答えが見つからないことも大切な経験になると思いますよ。

プリ小説ショートドラマ『あいまい』


原案小説:重茂わらび著『あいまい』
脚本・監督:東北芸術工科大学 佐藤理乃香
製作:株式会社マイナビ「マイナビ学生の窓口」編集部、GMOメディア株式会社「プリ小説」編集部
特別協賛:株式会社JDN/コンテスト情報サイト「登竜門」


取材・編集:マイナビ学生の窓口編集部

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