BTSファン必見!ニューヨークの聖地巡礼1DAYモデルコースをご紹介

これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けするマイナビ学生の窓口の『study abroad report』。
今回はアメリカ・ハーバード大学のサマースクールに短期留学を経験し、ご自身もBTSファンであるという久保敷真唯さんがアメリカ・ニューヨークでBTSの聖地を巡礼しレポートしてくれました。これからアメリカへ渡航予定でBTSのゆかりの場所を巡ってみたい!と思っている方はぜひ参考にしてみてください。
レポートしてくれるのはこの人
久保敷真唯さん
明治大学在学。アメリカ、マサチューセッツ州、ケンブリッジに滞在し、語学の向上と幅広い学びを得る目的でハーバード大学サマースクールに短期留学。(2024年6月~8月)
Instagram:@zhenwei_flute
2024年6月にメンバーのJINさんが除隊、また2024年10月17日にはJ-HOPEさんが除隊予定と目が離せないBTS。私を含め、2025年に完全体として戻るまで待ち焦がれているファンの方も多いのではないでしょうか。
BTSファンの中でこれからアメリカ・ニューヨークに観光に行く方や、彼らに関する聖地巡礼をしてみたい!という人に向けて、BTSの大ファンである私が、聖地(ゆかりの地)巡礼1DAYモデルコースを独断と偏見でご紹介します。
10:00 スタートは、国連本部(UN Headquarters in NY)から

奥の高いビルは一般の人は入ることができませんが、手前の建物は一般の方でも入ることができるようです。
2021年9月に演説、そして「Permission to Dance」のパフォーマンスを披露した国連本部からスタートしたいと思います。
アメリカ・ニューヨークの国連本部は、イースト川の近くにあり、晴れた日はよりきれいに見えます。2つの建物のうちビジターは上の写真の手前の低い建物のみに入ることができます。
建物に入れるのは、月曜日~金曜日の午前9時~午後5時までです。また、身分証明書が必要なので、パスポートなどを忘れずに持っていきましょう。
そして、動画冒頭部分で、BTSがパーフォーマンスを始めるGeneral Assembly Hallにはツアーでないと入れません。私はそのことを知らず、さらに4時ごろに到着したためツアーのチケットも売り切れ…、残念ながら入ることができませんでした。(涙)しっかり見学したい方は、午前中早めに行ってツアーチケットを購入することをおすすめします。
ツアー時間は約1時間半で、チケットは大人$26.00、学生 (13歳以上で学生証あり)は $18.00、シニア(60歳以上)は $18.00、子供 (5~12歳)は $15.00。プラスして6%のbooking feeがかかります。※2024年10月時点の情報です。詳細はこちらをご確認ください。
雑貨など売っているお土産屋さんだけではなく、SDGsやジェンダーに関連する書籍を売っているお土産屋さんもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。私は国連ロゴのバッジをゲットしました!
このモニュメントの前でBTSが写真を撮っていましたね。
(参照:BTS Tops "Global Sustainable Leader 100" List At The United Nations (UN) (koreaboo.com)より)
ちなみ宿泊施設に関して、私は「Millennium Hilton New York One UN Plaza」というホテルに泊まったのですが、国連本部まで徒歩で3分というすごく近いところにあり、部屋から国連本部がばっちり見えました。気になる方はぜひ泊まってみてください!(下の写真の右側にちらっと見えている建物がホテルです。)
12:00 グランド・セントラル駅へ
グランド・セントラル駅は、BTSがジミー・ファロンがホストを務める深夜トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon) に出演した際に、「ON」のライブパフォーマンスを行った場所です。
ニューヨーク・マンハッタンにあり、上でご紹介した国連本部からグランド・セントラル駅までは徒歩約13分と程度と、近い距離にあります。
グランド・セントラル駅の建物内はとても広く、天井の絵も美しかったです。また、地下にはカフェやレストラン、飲食スペースなどがあります。また駅周辺にもレストランが多く、ランチを楽しむのにもちょうど良いと思います。
私はグランド・セントラル駅から直結のハイアット グランドセントラル ニューヨークのバーでハンバーガーを食べました。ニューヨーク価格ということで、大学生にとってはやはり高いですが…ジューシーなパテがとてもおいしく、雰囲気も一緒に楽しむことができました。ちなみに、私は今回の二ューヨーク滞在中(2泊4食中)ハンバーガーしか食べていなかったのですが、その間食べたハンバーガーの中で1番おいしかったです。食レポは少し苦手なので、ぜひ実際に食べてみてください。(笑)
14:00 THE MET(The Metropolitan Museum of Art)メトロポリタン美術館へ
先でご紹介したグランド・セントラル駅から電車を利用して30分ほど。86th street駅が最寄り駅です。
K-POPファンの方なら、「メットガラ」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。メットガラ(MET GALA)は、ニューヨークのメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートが毎年開催している特別展のオープニングイベントだそうです。
(参照:メットガラ2024のライブ配信が決定──日程やドレスコードから共同ホスト、特別展のテーマまで総まとめ | Vogue Japan)
入館料は大人$30、シニア(65歳以上)$22、学生$17、こども(12歳以下)無料です。※2024年10月時点の情報です。詳細はこちらをご確認ください。
学生の方は学生証を忘れないでください。また、正午近くはチケット購入の列がとても長くなってしまうので、ネットで事前に購入するか、朝早くに行って購入することをおすすめします。
私が行った際は、5月10日から9月2日までコスチューム・インスティチュートにて催される特別展「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(眠れる美:ファッションの目覚め)」が開催されており、美しい作品を観ることができました。
METはとても広いので、作品をじっくり鑑賞しようとすると、丸1日はかかると思います。もし美術作品が好きで、時間がたっぷりあるという方は、1日使って鑑賞DAYにすることをおすすめします。
私が実際に見た作品の中で一番感動したのは、ゴッホの自画像です。とても有名な作品なので、実際に見ることができてうれしかったです。やはり実物は迫力がありました。
お土産にもゴッホの自画像のキーチャームとMETのロゴが入っているトートバッグを購入しました。
事前にどのお土産を購入するかTHE METのオンラインショップで目星をつけてから行ってもいいかもしれません。
17:00 最終目的地タイムズスクエアへ
最後は、ニューヨークと言えば!のタイムズスクエアに向かいます。先にご紹介したTHE METから電車で30分ほどです。
タイムズスクエアは2023年11月に、最年少メンバーのジョングクがTSXエンターテインメントで公演を行った場所です。(写真右奥の赤ピンク色の横シマがある建物がTSXエンターテインメントです。)
そこで、ジョングク初のソロアルバム「GOLDEN」のタイトル曲「Standing Next to You」、ソロシングルとして大ヒットした「Seven(feat.Latto)」、「3D(feat.Jack Harlow)」を披露たことでも話題になりました。
タイムズスクエア周辺では、あちこちでダンスのパフォーマンスをしていたり、絵やキーホルダーなどのお土産を売っている屋台が多くあるので、軽い散歩だけでも充分ニューヨーカー気分を楽しめると思います。
個人的にはタイムズスクエアは夜に行くことをおすすめします。というのも、たくさんの巨大スクリーンがあり、ネオンがとても映えて美しいからです。
ただし、夜は特に人が多くスリに合うことも多いと聞くので、貴重品などは肌身離さず持ち(不必要な貴重品は持たない)、油断せずに自分の身は自分で守る意識を忘れないでください。
また、ブレスレットを手に着けようとしてくる人や、有名キャラクターのコスチュームを着て一緒に写真を撮ろうとしてくる人がいますが、お金を請求されるので安易に着いて行かないように注意してください。友達はそのことを知らず、コスチュームを着た人と写真を撮ったところ$20請求されたらしいです。彼女は結局、その人の前で撮った写真を写真フォルダから消すことで事なきを得たのですが…。みなさんも他人事と思わず、気を付けてくださいね。
さいごに
大のBTSファンである大学生が彼らにゆかりのあるアメリカ・ニューヨークの聖地を巡る1DAYモデルコースをご紹介しました。今回は紹介できなかったのですが、ニューヨークにはVが橋を渡っている写真があるブルックリンブリッジや、BTSも観光で訪れたであろう自由の女神など…他にもたくさんの名所があります。
今回紹介した場所はニューヨークのミッドタウンに比較的密集しており、ブルックリンブリッジや自由の女神はダウンタウンに密集しているので、別日にダウンタウンだけを回ってみてもいいかもしれません。
みなさんもぜひBTSに思いを馳せながらニューヨークをを楽しんできてください!次回はBTSペンがお届けする1DAYモデルコース、ワシントンD.C.編をお届けします!お楽しみに…!
文・写真:久保敷真唯
編集:マイナビ学生の窓口編集部 ろみ