「生活者を大切にする」新しい挑戦を続ける味の素マーケティング担当者の願い【味の素】

編集部:ぜんや

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ヒット商品やサービスを手掛ける企業のキーマンにお話しを伺う企画「#お仕事図鑑」。今回は「味の素株式会社」で働く先輩社会人にインタビュー。

「Cook Do」(中華合わせ調味料)のマーケティング担当している塩谷さんに、日々の仕事内容についてお話を伺いました!

PROFILE

塩谷 美咲

「Cook Do」(中華合わせ調味料)のマーケティング担当。事業計画全体をプランニングすると共に、製品開発・広告戦略立案などに従事している。

ーー自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

私は味の素株式会社で働いております。塩谷と申します。今は味の素株式会社の調味料事業部で中華合わせ調味料 の「Cook Do」という製品のマーケティングを担当しております。本日はよろしくお願いいたします。

ーー1日の流れや、具体的なお仕事内容を教えていただいてもよろしいでしょうか?

「Cook Do」という製品があるんですが、いかに世の中の人たちに届けるかを考える事業計画をまず立てています。具体的には新製品の開発であったり、あるいは「Cook Do」ってテレビCMや、デジタル媒体でのコミュニケーションも行っているんですが、そういった広告やPR関連の戦略の策定にも携わり、計画をしています。

ーーマーケティング職が事業計画を立てたり、広告戦略を策定したり、新商品を開発したりっていうところまで携われるということなんですか?

そうなんですよ。弊社に関しては範囲が広い印象を受けます。責任を与えてもらいながら、製品、サービスのことを誰よりも考える立場として、マーケティング活動を行う仕事を今させていただいています。

ーーざっくりと1日のスケジュールを教えていただいてもよろしいですか?

今日の流れで言いますと、午前中は来年度どんなことをやっていこうかなっていうところのディスカッションをチームメンバーと行っていました。新しい製品アイデアに関して、試食をしてみたり、広告の戦略に関して、来年度どんなイベント、企画をやっていこうか他の部署の方々も含めてチームのみんなで話したりしています。ディスカッションだったり、試食だったりが多いかなと思います。

ーーまだ世に出ていないもののことをたくさん議論して、これからどう出していくかを今されているってことなんですね。

はい。

ーー思い出に残っている製品開発のエピソードや、印象に残っているエピソードなどがあれば教えていただいてもよろしいですか?

23年8月に発売した「Cook Do」の極(プレミアム)麻辣麻婆豆腐用です。「Cook Do」って家族みんなで食べる美味しさっていうのを求めて、味の設計や、コンセプトの設計を行っていますが、今回はかなり振り切って、麻婆豆腐が好きな方に満足いただける製品というのをマーケティングのワークをしながら開発いたしました。 非常に尖った製品になりますので思い出に残っています。でも尖った結果、今販売好調で自信のある開発品種になったかなと思っています。

ーーどんな部分がプレミアムになったんですか?

原料や中に入っているソースなどをひたすらに良いものを求めました。今回に関してはさらにみんなに愛されなきゃいけないとか、“家族みんなで食べられるから「Cook Do」”みたいなそういったリミッターを解除して麻婆豆腐好きの人が手に取ってくれる美味しさを突き詰めて、原料もいいものを使ってます。あとパッケージも真っ黒のパッケージを使ってプレミアム感を出しました。

ーー今までは家族層向けだったものを、ターゲットを絞り込んで麻婆豆腐好きな方へというふうに変えたのはきっかけがありましたか?

多くの方々に「Cook Do」を使ってほしいと考えたのがきっかけでした。もちろん、ファミリー層の方々には多く使っていただいている製品ですが、若年層の方や、麻婆豆腐好きな男性の方やこだわりを好む大人の方、そういう方にも一人でも多く製品サービスを届けたいという思いがきっかけです。

ーー広告戦略や、PRに関しての印象に残るエピソードとか商品とかがあったら教えていただいてもよろしいですか?

9月にこのプレミアムの品種のPRとしてお店を出しました。新宿で7日間の期間限定で営業をしたんですが、最初は「Cook Do」と言わずに「市販の合わせ調味料を使ってます」っていうことだけをお伝えしてお店を出しました。新宿って若い方も多いので、まさに我々が今回食べていただきたい方々に感想をいただくことができました。

オープン3日目に『実は「Cook Do」です』と伝えさせていただいて、『「Cook Do」だったんだ、びっくりした』と言ってもらえました。麻婆豆腐定食500円で、出させていただいてたので、リーズナブルにこの麻婆豆腐がおうちで食べられるんだっていうのを、実感していただけました。今までにない「Cook Do」史上初の取り組みをさせていただいて、コミュニケーションとして思い入れのあるものだったと思っています。

ーー面白そうですね。

最近どんどん新しいことをやってみようみたいな雰囲気があるので、今回も、本当に外食店とか大丈夫かなという話も出なくはなかったんですけれど、不安を上回るお客さんの数だったのでやってよかったと思える取り組みでした。

ーー社内でも新しいことに挑戦していく風土が強いんですね。

そうですね、最近はありますね。

ーー塩谷さん自身がマーケティング戦略を考えたり、広告戦略を考えたり商品開発をする中で一番気をつけていることを教えていただいてもよろしいですか?

マーケティング戦略を作る上で、一貫して本当に世の中に求められているのか、生活者に求められているのかは絶対に忘れないようにしています。必ず製品を出す前に、実際の生活者の方々にお召し上がりいただきます。

新商品であれば一定の合格水準を超えた商品しか出さないです。リニューアルも同様です。そういうことを積み重ねているから味の素や「Cook Do」の商品って美味しいって言ってもらえるのかなと私は着任してから思っています。

ーー味の素の美味しさの奥には、そういったいろんな試行錯誤が隠されてたってことなんですね。

そうなりますね。生活者の方に評価いただくというのは特徴なのかなと思ってます。

ーー開発をする上で、生活者のニーズを吸い上げるために何かされていることはありますか?

この仕事になってからまずSNSをよく見るようになりました。生活者の方がどんな発話をされているのか確認できるツールとして見ています。他には、製品の開発をしている時に30人ぐらいの方に個別でインタビューをして、その方々が発したお言葉から今回どんな製品を作ろうかな?と考えたり、一貫して生活者を大事にするところは気をつけています。

ーー塩谷さんは学生時代からマーケティング職や、食品メーカーで働きたいなという考えがあったんですか?

学生時代の学部が商学部だったので、マーケティングって楽しそうぐらいのことは思ってたんですけど、マーケティングと言われても、どんなことをやっているのかわかんなかったんですよ。ぼんやりとマーケティングには興味あったんですが、食品業界そのものに興味があるというほうが高かったかなと思います。

ーーちなみに食品業界への興味のきっかけはありましたか?

大学時代までずっとスポーツをやっていて、食べることって大事だなと思った時に、食品業界は日々の生活に携わるし、毎日の食事は大事だからというぐらいで最初は見てました 。色々調べていく中で、味の素の会社は世界にもすごく拠点があり、なかなか満足のいく食事ができていない国に貢献をしながら企業活動を行っているのが味の素だっていうのを見て、この企業に行きたい と思い就職活動をしていました。

ーー実際に入社してみて、今までと変わったことはありますか?

決定的な違いは企業であり事業なので、お金に対する責任や、予算などをしっかりやるところは違うかなと思います。でも、チームのみんなと協力しながらやるのでそんなにプレッシャーに感じる必要はないです。

ーー学生時代に身につけたことを活かしながら、責任が増えていくけど、それもチームで乗り越えてお仕事されているということなんですね。

活きることはあると思います。わかりやすくスポーツだとすると、勝ちたいけど日本一になるチームって限られてるんで、一定の人が多分負けとかを経験すると思うんですね。そのときに「なんで負けちゃうんだろう?どうやったら勝てるんだろう? それをやるためにどう動いていくんだろう?」みたいなプロセスってすごく仕事と共通する部分があると感じます。

ーー先ほど新しいことにチャレンジしていく風土があるとおっしゃってたと思うんですけど、新卒から入ってみて、実践的に学んだり、新しいことにチャレンジしたりっていうような機会はあったりしますか?

すごくあると思います。私のいるマーケティング系の部員だと、今の若い方々がどんなことを考えて、どんな生活をしてどんな食事をされてるんだという意見や実体験がすごい参考になっています。外で学んだり仕事をやったりしながら、学ぶという制度とかも充実している会社だと思います。

ーー海外出張はありますか?

私の現在の仕事はほぼないです。海外で作っている商品が一部あったりするので、 メールでの英語のやり取りがたまに発生しますが、基本的には今の仕事ではないです。ただ、味の素って部署が広く多岐にわたり、売り上げの半分以上が海外なので、そこに携わる社員の中に海外を志向されている人が多くいると思います。

ーー 必要な語学力や海外出張の頻度は部署や職種によってまちまちなんですね。

その通りだと思います。

ーー最後の質問になるんですけど、今後の展望やキャリアパスなどがもしあれば教えていただいてもよろしいですか?

最近は、0から1を作るのは大変なものの大事であり、醍醐味があると思っています。 なので興味あることや挑戦したいことは0から1でどんどん作ってチャレンジするとともに、勉強を重ねていくことを心がけたいと思います。

ーー最後に大学生に向けてのメッセージをお願いします。

やってみるかやってみないかってすごく大事なので、まずやってみるの方に一歩踏み出してみるのがいいと思います。「やらない後悔よりやって後悔」という意の言葉がありますが、やって後悔したことってあんまりないと思っているので、興味ある分野や企業に足を踏み入れてみるのも一つの手だと思います。ぜひチャレンジをしながら進んでいてほしいなと思っています。応援しています。


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取材:清水 碧
編集:学生の窓口編集部
編集協力:専修大学 日本語学科「日本語応用実習」参加学生
取材協力:味の素株式会社

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活字中毒の中年編集者です。暇さえあれば本やウェブコンテンツを読み漁っています。 文章や言葉で読者を楽しませたり、悩みに寄り添い勇気づけられるよう、日々悪戦苦闘しながら言葉を紡いでいます。

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