全国3位の小さい町が京都にあった!小さくても魅力は大きい「向日市」でウォーキング&謎解き #学窓ラボ
こんにちは、学窓ラボのふなっぴ(京大2年)です。学生ライター京都担当として、京都のあれこれをレポートしていきます!
今回は謎解きゲームの舞台にもなっている京都府向日市について。このまちは、京都に隣接する、西日本で最小であり全国でも3番目に小さな市です。そんなに小さかったとは私も知りませんでした。自然が豊かで歴史も深いまち、向日市の魅力が伝わればと思います。
向日市で行われているリアル謎解きゲームを解くために来たので、ところどころ謎解きの話が挟まります。謎解きを抜きにしても、向日市の魅力が伝わる記事になっていますので向日市での謎解きの様子及び向日市の雰囲気を知りたい人はぜひお読みください。(リアル謎解きゲームの概要はこちら)
目次
・1、竹を推しまくる公園と不思議な名前の公園
・2、難読漢字の古墳! 埋められているのは……?
・3、向日市激推し! 静寂に包まれた竹林
・4、最後はお土産を買ってしめよう! 道中、思わず写真を撮りたくなる場所も!
1、竹を推しまくる公園と不思議な名前の公園
バスでJR桂川駅前まで来ました。イオンモール京都桂川が見えます。
まず向かったのは竹の広場(寺田西公園)。「竹の広場」とグーグルマップの検索窓に打ち込むとイオン内の広場が出てくるので、「寺田西公園」と入力する方が賢明そう。
ルートを表示するとイオンを通る道でした。イオン好きやなグーグル先生。通り抜け可能な場所として認識されているようですね。クーラーが効いていたので良かったです。
こちらが竹の広場です。色々な竹垣が並んでいます。こんなに種類があるのですねー。しっかりと竹も植わっています。
ご丁寧に説明書きが。一つ一つの竹垣ごとに看板がありました。
謎を解くならこのベンチがおすすめ。謎はあっさり解けました。
この公園はだいぶ縦長です。奥には健康器具が少しあるだけ。子供が遊ぶにはものたりないかも?謎も解けたことですし、次の場所に向かいます。
先ほどの公園を出てからすぐに公園がありました。広さが3坪だからこの名前なのでしょうか……。いまいち3坪がどれくらいの広さかわかっていませんが。
2、難読漢字の古墳! 埋められているのは……?
2つ目の目的地に到着。物集女車塚古墳です。
「物集女」。読み方はわかりますか? 京都に住んでいると難なく読めるのですが、一般的には難読漢字として知られているようです。
正解は「もずめ」です。読み方は知っていましたが、名前の由来については私も知りませんでした。昔、物を集めている女性が多かったからかな?と思いましたが、そうではないようです(合ってたとしても何を集めてるんだ)。現在の大阪にある百舌鳥(もず)という地域から豪族がこの地域に移住したことに由来しているのだとか(諸説あり)。
話を古墳に戻します。看板によると、「古墳時代後期(六世紀中頃)の全長約四十六米、高さ約八米の前方後円墳淳和天皇の棺を運ぶ車を埋めた塚との言い伝えから車塚と呼ばれています」とのこと。古墳に埋めるのは、人だけでなく車も対象になるのですね。
謎は少し迷いましたが、意味が分かればどうということはありませんでした。 このあたりで雨が降ってきました。昼から降る予定だったのでは……と思いながら次の場所へ向かいます。
道中で浄水場を発見!
3、向日市激推し! 静寂に包まれた竹林
狭い道を抜けると、横には竹がいっぱい。そう、ここは「竹の径」です。
向日市観光協会の公式サイトで真っ先に目に入るほど、公式が推すこの場所こそが3つ目の謎解きポイントです。ですが謎の手がかりは私が入った位置とは逆方向にあるようで……。頑張って歩かねば。
大きな池。「深いので泳ぐな」という注意書きがたくさんありました。
京都市の観光地、嵐山にも竹林はあるのですが、観光客がとても多い。その一方、この道を歩いているとき、結局誰ともすれ違いませんでした。静かな場所でゆっくり竹林を見たいという人は、向日市の竹の径がおすすめかもしれません。あまりにも人がいないので、若干怖い気もしましたが。
蚊が多いので、写真を撮るときは要注意。
またもや古墳!
そういえば竹垣もあったんですよね。あ! これ竹の広場で見たやつだ! たぶん竹穂垣です。
竹垣の種類が変わった。
この先に謎解きの手がかりがありました。歩いた時間は古墳から20分。謎自体は簡単だったのですが、雨が強まり謎解き冊子が濡れてしんなりしてきました。 竹の径が異様に他の謎解きスポットから遠いのか、次の場所まで35分歩かなければなりません。もうひと踏ん張り頑張りましょう。
4、最後はお土産を買ってしめよう! 道中、思わず写真を撮りたくなる場所も!
おしゃれなマンホール。
ポストが! かわいい!
阪急東向日駅、JR向日町駅を通り過ぎて、最後の場所へGO!
見ているだけでも楽しい「まちてらすMUKO」は、最後の謎解き場所です。1階では向日市の野菜や工芸品などが販売されています。私はお土産に300円のお箸を買いました。2階にはテラスがありました。
謎は簡単でした。4つの謎を結集させて解く問題もいい感じに解けました。向日市は特に、謎解きゲーム初心者の人におすすめのエリアと言えるでしょう。私は一つもヒントを使わずに解けました。全所要時間は公式の予言通り約2時間でした。
以上、向日市のウォーキング&謎解きでした。同じ京都府でも知らない場所がほとんどで、雰囲気も京都市とは違ったので楽しかったです。向日市は静かな環境で竹林を眺めたい人や、竹が大好きな人には最適な場所でしょう。京都旅行に来られる際は、あえて王道を外れて向日市に行くのもいいかもですね。
文:ふなっぴ
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