【1,000円であと2日しのげる⁈】ピンチの時こそ!「できるだけお金を使わないレシピ」5選 #あつまれ!_おどおど学生。
「アルバイトの給料日まで2日あるのに1,000円しかない!」一人暮らしをしていると、このようなピンチってたびたびありますよね。今回はそんなときに役立つ「できるだけお金を使わないレシピ」をご紹介します。
⇒【第一弾】感謝しかない! 大学生におススメの「大盛り」名店5選
まず、漫画家の王嶋環先生(漫画家・小坂俊史先生の奥様)が芸大生で1人暮らしをしていたころに使っていたレシピから。
●「お茶漬けパスタ」
お湯とガスがもったいないので、できるだけ小さめの鍋でパスタを茹でます。茹で汁を少し残すようにして、皿にパスタを盛ったら「永谷園のお茶づけ」を1袋上に開け、よく混ぜてから食べます。ジャンクなパスタですが、お茶漬けの素がいいだし(?)になって和風な味わい。「永谷園のお茶づけ」は8袋で331円(1袋約41円)。一般的なスーパーで販売されているパスタは、だいたい100グラム当たり40~80円ほどですから安く済みます。
⇒出典:『新婚 よそじのメシ事情』著:小坂俊史,竹書房,2017年12月6日初版発行,p127
「卵・豆腐・納豆・モヤシ」のレシピ
お金がないときの力強い味方は、卵・豆腐・納豆・モヤシです。
卵1個:約25円
豆腐1丁:約45円
納豆1パック:約103円
モヤシ1パック:約40円
最近卵は値上がり傾向にありますが、それでも栄養価、どんな料理にでも使える万能性を考えれば絶対お勧めの食材です。また、「お米はある」という状態にしておくことを推奨します。炊きたて熱々のご飯を使って卵かけご飯にするだけでおいしく食べられますからね。
●「納豆オムレツ」
卵を割り、溶き卵にしてフライパンに流し入れ、オムレツを作ります。ある程度固まった時点で納豆を投入。挟み込んで納豆オムレツにします。動物性・植物性タンパク質のコンビで栄養たっぷりです。
●「江戸時代のパワーフード」
江戸風俗研究家・杉浦日向子先生がエッセイの中で紹介されている江戸時代の庶民のパワーフードです。風邪を引いたなんてときには、「熱々ご飯の上にぐずぐずに潰した豆腐、その上に納豆を載せます。これに卵を割り入れて、しょうゆをかけてかっこむみます」で、布団をかぶって寝てしまう。良質な植物性タンパク質を重ねて卵にご飯。できれば青菜があった方がいいですが、刻んで載っければまさにパワーフード。
●「豆腐とモヤシのチャンプルー」
チャンプルーは沖縄では「混ぜる」という意味ですが、「島豆腐と季節野菜の炒め物」を一般に「チャンプルー」といいます。安い食材を使ってチャンプルーにしてみましょう。豆腐は水気を切っておきます。フライパンに油を引き熱したら、スライスしたニンニクを投入し香りを立てます。洗って水気を切ったモヤシを入れて強火で炒めます。次に豆腐を投入して崩しながら炒めます。豆腐に十分に火が通ったらしょうゆを回し入れます。適度なところで火を止め、皿に盛ってネギをトッピングしたら出来上がりです。ニンニクとネギがなかったらヌキでも構いませんよ。
●「手抜きなカルボナーラ」
パスタを茹でておきます。このとき茹で時間は短めにすること。次にフライパンを熱してスライスしたニンニクを軽く炒めます。溶けやすいようにちぎったチーズをフライパンに入れて溶かします(決して焦がさないように)。チーズが溶けたらパスタを投入。塩・コショウで味を調え、火を止めます。卵を割り入れて手早く絡め、皿に盛って完成です。どうしても肉っぽい感じがほしかったら、うっすい&やっすいハムでいいので、刻んでニンニクの後に入れてください。
解決!! 「お金のかからないレシピ」おどおど
というわけで、お金のかからないレシピについてご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。誰でもお金に困ることはあるものの、普段から自炊して節約レシピを身に付けていればピンチになっても慌てません。読者の皆さんも、大学生のうちに料理ができるようになっておくといいですね。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部