與真司郎(AAA)の相談窓口vol.9(最終回)「しんどくなったとき『これは一生続かないから、頑張れ!』と自分の中で思って」
與真司郎(AAA)の相談窓口vol.8「自分が友だちになりたい人、こういう人といたら楽しいなと思う人になるべき」
連載「與真司郎の相談窓口」最終回。今回も読者から届いたリアルなお悩みに、ブランドプロデューサー、本の執筆など多岐にわたって活躍している與真司郎(AAA)さんがアンサー。日本とLAを行き来し活動する中で得た広い視野、そしてメンタルヘルスの重要性を発信している與さんだからこその視点で、悩める読者にアドバイスをいただきました。
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お悩み:夢に向かって頑張っているなか、しんどくて逃げ出したくなったらどうやって前を向いて進んでいますか?
「大学に通っているのですが、今は将来目指している職業に向けて日々勉強漬けの毎日でしんどいなぁとか辛いなぁと感じることが多々あります。真ちゃんは夢に向かって挫けそうになったときとかしんどくて逃げ出したくなったときにどうやって前を向いて進んでいますか?またどんな気持ちを持ってめげずに頑張ろうって思えていますか?教えて欲しいです!」
大学2年生・20歳・女性・ゆいさん
アンサー:しんどくなったとき「これは一生続かないから、頑張れ!」と自分の中で思って
自分の好きなことをやりなさいという世の中になっているけど、それには努力も我慢も、持続力も行動力も必要だなと思うんです。僕は周りから「人生、楽しそうだね」と言われることがあるけど、我慢することもあるし、でもそれによっていいこともあって、長く続ければ続けるほど人もついてくるなというのは感じていて。僕は自分のお母さんから「やりたいことはとりあえず10年続けなさい」と言われていたんですけど、自分の経験上、大体5年くらいすると慣れてきて、6〜7年経つとそれが形になるような気がしてきて、10年目では、それが自信に繋がってくるんですよね。だからしんどくなったときも我慢というか、「これは一生続かないから、真司郎、頑張れ!」と自分の中で思っている。あと友だちとかメンバーが活躍しているのを見ると、「うわ、どうしよう。俺ひとりだけ何もしてないじゃん」と思うんだけど、人によって輝くタイミングが違うというのは最近すごく感じます。いきなり自分が望んでいるところに行ける人もいれば、すごく時間がかかる人もいるし、別にどっちがいい・悪いとかじゃなくて、もうとにかく焦らず、自分を信じてやりたいことを貫けば見てくれている人がいるんですよね。だからみんなに分かってもらう必要性がないというか、分かってくれる人を身近に置いていくのがすごく重要なんじゃないかなと思います。みんなに分かってもらおうと思うのが一番しんどいし、僕も昔は「みんなに認められないと、この世の中で生きていけない」と思っていたけど、絶対にそんなことはないから。
――「どんな気持ちを持って、めげずに頑張ろうと思えていますか」という質問もありますが、こちらはいかがでしょうか。
自分のやりたいことをはっきりさせていくことですね。それには時間がかかるけど、自分の時間をもって何がしたいのか、何を伝えていきたいのかにフォーカスしていけば見えてくるところがあるのかなと思います。別に人に言う必要はないんだけど、「自分はこれをしたい」という自分の人生のテーマを決めておくと、AとBのチャンスがあったときに「Bに行ったほうが楽だけど、でもAのほうが長い目で見るといいからそっちに行こうかな」と考えられるようになると思う。あと、僕はそういうゴールを大きく決めていますね。例えば年収の目標を決めたとして、達成したらもう人生が面白くないんですよ。それにそういう細かいゴールを決めすぎると達成したあとにそれ以上先に行けないけど、例えば「とにかくハッピーになりたい、幸せになりたい」と思っておけば、いろんな幸せがあるからいろんなことができるような気がするんですよね。だから自分の人生の映画のタイトルになるようなテーマを決めて、それを軸にしていろんなことを選んでいくというか、何が自分を幸せにさせるのかを考えることも大事じゃないかな。
お悩み:気の合う友達を見つけるために自分からどんなアクションを起こした方がいい?
「大学に入学して1年経つのですが本当の自分を見せられる友達にまだ出会えていません。仲の良い子はいるのですが休みの日に集まって遊びたいと思えるほど気が合う訳でもありません。新しく友達を作りたいと思っているのですがもう既に大学でもグループのようなものができていて遅いのかなと思ってしまいます。少しでも大学生活を楽しくできるように気の合う友達を見つけるために自分からどんなアクションを起こした方がいいのでしょうか?」
大学1年生・19歳・女性・なみさん
アンサー:心の底からすべてを話せる人を見つけるのは時間がかかるから、そんなに焦らず、自分を信じて外に出会いに行って
僕が心からなんでも言える友だちができたという感覚を持てたのって、20代後半だった気がします。その前も友だちはいたけど、心の底からすべてを話せる人を見つけるのは時間がかかるから、そんなに焦らなくていいんです。そういう友だちを見つけるのもいろんな人と出会っていくしかないから、周りから何を言われても自分を信じて、外に出ていくしかない。大変だけどね(笑)。でも僕の周りの人から聞くんだけど、30代に入ってくると無理して人に会うための時間を割くのもしんどくなってくるから(笑)、10代、20代のうちにいろんな人と出会って、どういう人と合うか、合わないかという感覚を探していったほうがいいと思う。僕はありがたいことに本当に信頼できる大親友といえる友だちが10人くらいできたけど、それはいろんな人と出会って、どういう人が自分と合うのかという感覚を探しに行って、経験をしたから作れた関係だと思います。あと今、信頼できる友だちができても仕事を始めたら離れ離れになってしまう可能性だってあるし、結婚して子どもができたらまた環境も変わってくるから、今いる友だちだけがすべてではないということも分かっておいてほしいです。
――「既に大学でもグループのようなものができていて」とありますが、與さんがすでにできている人間関係に入っていくときはどうしていますか?
そういうとき、しんどいよね(笑)。僕もLAに行ったときはそうだったわ〜。最初はストレスが溜まっていたけど、そこに顔を出すしかないんだと思って行っていたかな。もうね、しんどいんですよ、本当に。だから20代のときにやっておいてよかったなと思う。あとは本当にタイミングもあるよね。出会うのが1年遅かったらこの人と仲良くなれてないなと思うこともあるし、頑張っていれば自分と感覚が合う人といつか出会えるから。ただ「今の人生で満足」とか「今の人間関係で十分です」と思うんだったら、それもそれでひとつのチョイスだと思います。
與真司郎(AAA)さんから学生のみんなへ直筆メッセージ!
PROFILE
與真司郎(AAA)
1988年11月26日生まれ、京都府出身。男女混合パフォーマンスグループ・AAA(トリプル・エー)のメンバーとして2005年9月14日にシングル「BLOOD on FIRE」でデビュー。2021年11日には、 AAA過去最多となる6大ドームツアーを開催し、成功を収める。ソロ活動では、2021年9月、2度目のソロアリーナツアーを実施し、現在は、アーティスト活動を休止し、ライフスタイルを中心にメンタルや自身の考え⽅をWith online等のメディアを通して発信している。現在アメリカ・ロザンゼルスに在住。日本とLAを拠点に活動中。オリジナルライフスタイルブランド『446 ‒DOUBLE FOUR SIX- 』を設立しブランドプロデューサーとしても活動中。
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取材・文:東海林その子
写真:三橋優美子
スタイリング:村井素良
ヘア&メイク:佐藤真希
編集:学生の窓口編集部