與真司郎(AAA)の相談窓口vol.2「まずは自分の心の鍵を開けて、ある程度は人を信じてみよう」

編集部:あこ

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與真司郎(AAA)の相談窓口vol.1「昨日の自分と比較して今日の自分を褒めてあげる」

先月からスタートした「與真司郎の相談窓口」連載。読者から届いたリアルなお悩みに、ブランドプロデューサー、本の執筆など多岐にわたって活躍している與真司郎(AAA)さんがアンサー。日本とLAを行き来し活動する中で得た広い視野、そしてメンタルヘルスの重要性を発信している與さんだからこその視点で、今回も悩める読者にアドバイスをいただきました。

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お悩み:常に人の目を気にしてしまい、本音を打ち明けるどころか何でも隠してしまい素直になれません

素直になれないことが悩みです。あることがきっかけで自分の思ったことをズバズバ言えなくなってしまいました。そして常に人の目を気にしてしまい、本音を打ち明けるどころか何でも隠してしまいがちです。薄っぺらい友達関係みたいに思えて誰も私と心からの友達ではないんじゃないかってすごくしんどいし辛いです。でもこんなこと相談できる相手がいなくて「あぁ自分は1人なんだ」って落ち込んでしまいます。こういう自分にも嫌気がさしてもうどうしたらいいか分かりません
高校3年生・18歳・女性・rinkaさん

アンサー:まずは自分の心の鍵を開けて、ある程度は人を信じてみよう

僕も人間関係に悩むとき、あります。でもそれはもうしょうがないんですよね。よく言うけど、自分の人生に入ってくる人もいれば出ていく人もいるんで、それが普通なんです。友だち関係でも何かのタイミングで意見がすれ違って喧嘩することだってあるし。でもそれって別に悪いことじゃなくて、「こういう考え方もあるんだ」と勉強すればいいんですよ。

僕は、若いとき自己中心的になりがちで、結構ズバズバ言うタイプだったので、今思うと「ちょっと言いすぎたな」「あの時は自分勝手すぎたな」とかすごく反省点があって。でもそういう自分がいたから、今エモーショナルになったときは「強いことを言わないようにしよう」「一回散歩して、その後に考えよう」とか自分の気持ちを落ち着ける方法を見つけられたんです。それに、僕も「ひとりかも」と思うときは多々ありました。世の中にはいい人もいるけど悪い人もいて、そういう人に会うと「もう誰も信じられない」と思ってしまうのは当たり前。そんなときは時間がかかるけど「いつか自分がいい人になろう」と努力したり、周りにいる人へギブアンドテイクをしていたら、いつか何かあったときに助けてくれる人が絶対いるから。それは家族やパートナー、友だち、一緒に働いている人かもしれない。そうやっていい人がいると思わないと人生も楽しくないですし、ひとりで生きていくのはやっぱり無理だと思います。

それに「自分はひとりだ」と思い続けていると、意地悪になりがちなんですよね。だからある程度は人を信じてみる。あとはきっと、自分の心の鍵が閉まっている状態だと思うので、まずはその鍵を開けることですね。

――自分の鍵を開けるためにはどう動いたらいいのでしょうか。

何でもそうなんですけど、自分を信じて褒めてあげて、自信をつけていくのが一番重要かなと思います。変な自信を持つと意地悪になったりすることもあるんですけど、いい人になる努力というか、自分をよくするための努力をすれば人にも優しくなれると思うんですよね。全部を見せなくてもいいんだけど、やっぱり自分の鍵をある程度開けておかないと、人も入ってこないんですよ。それはここ最近、僕も思っていることで。「この人、何か隠してるな」ということは相手もやっぱり分かるし、そうするとその人も自分のことを話そうという気にはならないと思うんですよね。ただ、話したことを勝手に他の人に言われてしまうこともあると思うんだけど、そういうことも人生の一部だと思って楽しんでいきましょう(笑)。本当に秘密にしたいことは、自分の胸の内に秘めておきましょう。

お悩み:もうすぐ就活を控えており、焦りの気持ちでいっぱいです。どうしたらやりたいことがはっきりしていくの

「私は大学3年生で栄養の勉強をしています。元々スポーツ栄養士として働きたいという意思があり入学しましたが、勉強していくにつれやりたいことが分からなくなってきてしまいました。しかし、もうすぐ就活を控えており、焦りの気持ちでいっぱいです。どうしたらやりたいことがはっきりしていくのでしょうか
大学3年生・20歳・女性・ぽっちゃま

アンサー:まだまだ焦らないで。自分に目を向ける時間を作ることが大切

自分のやりたいことって、意外とわからないんですよね。僕は早めから芸能界にいたんですけど、芸能界で何をやりたいのか、本当に歌いたいのかと迷った時期もありました。17年間、「どうしたらAAAが上に行けるか」ということを頭においてひたすら仕事をし続けてきましたけど、アーティスト活動を休止したこの1年くらいは考える時間ができて、「自分が好きなのはやっぱり人の前に出ることだな」「パフォーマンスをすることって自分にあっていたんだな」と改めて気づけたんです。そうやって自分に向ける時間を作ることってなかなか難しいことなんですけど、それを若いときから意識することは重要だなと思います。

それに何がやりたいかを迷うのって、誰もが通ることなんですよね。僕も通りましたし、34歳の今やっと何がやりたいかがはっきり分かってきたくらいなので、まだまだ焦らないで。 全然大丈夫。20代って人から影響もされやすいし、本当はこっちに行きたいけど流行っているから違うほうにしようってことも多々あると思うんですよね。そうやっていろんなことを経験することは必要でどんどんやったほうがいいけど、「とりあえず笑って生きたい」とか「エンターテインメントの世界で生きたいから、何でもいいから頑張ろう」でも、自分の芯を持つのは大事だと思います。

――専門的な勉強をしている方なので、そこで就職してしまうと一生他の仕事はできないんじゃないかと思うこともあるのかもしれませんね。

確かに、僕も「音楽業界でしか生きていけない」と思っていました。だから焦る気持ちはすごく分かります。でも「何か違うな」とかぽっちゃまさんが思うことがあるなら、今やっていることを続けつつ土日だけでもちょっと違うことを経験してみたり、他の仕事ができない契約だったら趣味でもいいから自分の興味あることをやってみる。そしたら、そこでの出会いが何かに繋がるかもしれないじゃないですか。やっぱり自分からそういう機会を作っていくのは重要で、僕なんてそれを待っていられないから、いろんな機会がいっぱい来て「どれにしよう」と思うくらい(笑)。それに栄養士の道に進んだら仕事がもっと好きになっちゃって生きがいを持って働くというパターンもあるかもしれないし、何年も先のことを考えすぎないほうがいいと思う。もし今と違うことをやりたいならまた0から始めることになるから、それもそれで大変ということも分かっておかないといけないけど、タイミングごとに人生どうにかなるようにできているから、このまま続けてみてダメだと思ったらそのときにまた考えればいいと思います。

お悩み:好きな人がいるのですが、話しかけることはおろか、目を合わせることもできない。何から始めるのがいい?

「去年の12月頃から好きな人がいるのですが、話しかけることはおろか、目を合わせることも恥ずかしくてできず、遠くから見つめることぐらいしかできません。話しかけたくても話しかけると嫌だと思われそうで怖いです。目があってもすぐに私が逸らしてしまいます。まずは何から始めるのがいいのでしょうか?
学生・15歳・女性・ぴの

アンサー:好きな人にちょっと近寄って話しかけてみよう

「まず何から始めればいいでしょうか?」……まずはちょっと近寄って、話しかけてみよう。恋愛でも何でも、何かアクションを起こさないと何も変わらないんだけど、僕の周りで「彼女ほしい」「彼氏ほしい」と言っている人ってだいたい何もやってないですよね(笑)。いつか好きな人に彼女ができたら後悔するだろうし、どっちみち後悔するんだったら、気持ちを伝えてからしたほうが絶対にいいと思うんですよ。当たって砕けて、それを糧に次に行く。僕なんて本当に恋愛に限らず人生そんなことばっかりだけど、それで自分的には成長しているなと思うし、人生ってその繰り返しだと思うんです。15歳ならこれからもチャンスはいっぱいあるし、いろんな人と出会っていろんな世界が待っているから、まずはぴのさんも行動に移して話しかけてみよう。そこから連絡先を交換したり、共通の友だちに手伝ってもらってみんなで遊んだりして、相手に興味を持ってもらえたらいいですよね。それに話してみたら「こいつ、何やねん?」みたいなことも全然あるし(笑)、今は想像でしか分からない部分もあるだろうから、ぜひ一回話してみてください。

――人に話しかけるコツはありますか?

いろんな場所を旅行していて思うのは、会った瞬間に目を合わせてちょっと微笑まれると「あ、いい人だな」と思うんですよね。無愛想な人は話しかけづらいなと思っちゃうから、僕は優しい雰囲気で挨拶することは後輩でも先輩でも心がけています。別に媚びを売るとかじゃなくて、そっちのほうがよくないですか? いつも眉間にシワがよっている人と仲良くなりたいかと言われると、僕は大丈夫かな(笑)。常にニコニコしているとちょっと怪しいかもしれないけど(笑)、口角を上げてちょっと優しい雰囲気を出しているだけで人は寄ってくるから、それはひとつの手かなと思いますね。

與真司郎(AAA)さんから学生のみんなへ直筆メッセージ!

PROFILE

與真司郎(AAA)

1988年11月26日生まれ、京都府出身。男女混合パフォーマンスグループ・AAA(トリプル・エー)のメンバーとして2005年9月14日にシングル「BLOOD on FIRE」でデビュー。2021年11日には、 AAA過去最多となる6大ドームツアーを開催し、成功を収める。ソロ活動では、2021年9月、2度目のソロアリーナツアーを実施し、現在は、アーティスト活動を休止し、ライフスタイルを中心にメンタルや自身の考え⽅をWith online等のメディアを通して発信している。現在アメリカ・ロザンゼルスに在住。日本とLAを拠点に活動中。オリジナルライフスタイルブランド『446 ‒DOUBLE FOUR SIX- 』を設立しブランドプロデューサーとしても活動中。

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取材・文:東海林その子
写真:三橋優美子
スタイリング:村井素良
ヘア&メイク:佐藤真希
編集:学生の窓口編集部

編集部:あこ

編集部:あこ

食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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