俳優・板垣李光人が“春からの君に伝えたいこと”「自分を一番に考えることが大事」(サイン入りチェキプレゼント)

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたいこと」。

今回は3月3日公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に出演した、板垣李光人さんが登場。ヒロイン・真綾に密かに思いを寄せる手塚颯馬を演じた板垣さんが、新しい生活でも自分らしく過ごすためのアドバイスをくれました。

▼もーりーしゅーとさん、畑芽育さん、莉子さんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・板垣李光人が<春からの君に伝えたいこと>

1.自分を一番に考えることが大事

――新生活、新しい環境をスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?

新しい現場で共演したことがない方や、ご一緒したことがないスタッフの方ばっかりだと、どういう人かも自分と合うかも分からないので、僕も毎回少なからず不安はありますけど、始まっちゃえばもうやるしかないし(笑)、やってみたら意外と大丈夫みたいなことしかほぼなくて。でも僕たちの現場はスパンが短くて終わりがあるから、入社や学校に入るのとは全然違うと思うんですよね。だから構えすぎないほうがいいというのと、自分を最優先にするというか、自分を一番に考えることは大事だと思います。イヤなことがあっても自分を責めるんじゃなくて、心の中で「あいつが悪いんだ、自分は悪くない」って思うのは自由なので(笑)、そうやって自分を大切にしたり、自分を下げない。

2.人の話を聞きすぎないこと

あとは人の話を聞きすぎないこと。重要なこと以外は「はい、はいはい」ってとりあえず聞いているふりをして、ほどほどに流しておくくらいでいいんですよ(笑)。

手塚自身の現在地を見失わないようにしていた

――板垣さんが出演された映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が3月3日から公開されますが、脚本や原作を読んだ印象を教えてください。

そもそも少女漫画をほぼほぼ読んだことがなかったので、お話をいただいて、初めてくらいで読んで「なんかすごい世界があるもんだな~」と思って(笑)。僕が演じた手塚も背景に星があるコマがあって、「大丈夫か、これ。できるかな?」と不安が大きかったので、撮影に入る前に現場を見に行ったんです。陸上練習でお会いしているキャストの方はいらっしゃったんですけど、畑(芽育)さんとかは会ったことがなかったので撮影前に会っておきたかったというのもありましたし、とにかく不安が大きかったですね(笑)。

――今回演じた手塚はどんな役柄だと思われましたか?

映画としては恋愛もので、キュンキュンするシーンがいっぱい出てくる中で、手塚というキャラクターはエンターテイメントとしての面白さ、重さというところを担っているのかなと思って。役柄としては千輝のライバルと言われますけど、千輝と手塚のあいだで真綾の気持ちが揺れ動くわけでもなく、手塚が真綾と千輝に対して大きい感情をぶつけているだけではあるので、若干特殊な立ち位置なんですよね。手塚の感情がこの作品を締めてくれるひとつの要素になるのかなと思ったので、どう振る舞えば2人が立つのかや、手塚自身の現在地を見失わないことは大切にしました。

撮影現場で青春を味わえた

――手塚と板垣さんの共通点や、逆に似ていないと感じた部分はありますか?

千輝に対しての感情を割と深めに表現したのは、多分僕が演じたからなんですよね。こう……深めにしちゃうんですよ(笑)。作品のテイストとしてやりすぎるとひとりだけ浮くので抑えてはいますけど、そういう自分なりのエッセンスみたいなものを若干入れていて、それはどこかしらに手塚に共鳴するところがあってそうなったんだと思います。でもどっちかといったら違うというか、共通点はあんまりないです(笑)。

――そんな共通点の少ない役柄を演じる中で、苦戦したことはありますか?

物語の終盤に真綾と手塚が2人で千輝について話すシーンがあるんですけど、あそこはト書きで書いてあるところと感情が繋がるのかどうかを監督と30分くらい話しましたね。実際に演じるときも多分3、4回目くらいでやっと僕個人としてOKを出せるものができたかなという感じだったので、そこは結構大変でした。

――同世代のキャストが多い作品ですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

楽しかったです。今までも学校が舞台の作品に出演することはありましたけど、こういう明るいテイストのものはほぼほぼこれが初めてだったんじゃないかなという感じで。自分が学生のときも、仕事があったりして学生というものをすごく謳歌していたわけではないので、そういう意味ではちょっと青春を感じたというか、味わえたかなと思いますね。

恭平くんが人見知りだというのは信じていない(笑)

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――千輝を演じた高橋恭平さんとこの作品で仲良くなられたそうですが、きっかけはなんだったのでしょうか?

僕は人見知りなんで、よほど興味がある人じゃないと自分からはいけないんですけど(笑)、撮影に入る前の陸上練習で恭平くんが(板垣さんが過去に出演した)仮面ライダーのことや「みっちー(道枝駿佑)と共演してたよね」と話しかけてくれたんです。回想の中学時代のシーンにもありますけど、手塚と千輝が素直になれないで気持ちをこじらせたり、ぶつかってしまうのはベースの仲の良さがあってこそだと思うので、僕も関係性を作りやすかったですね。あとから聞いたら恭平くんは人見知りだと言っていて、でもそれを全然感じないくらい話しかけてくれていたから、彼が人見知りだというのを僕は今でも信じてないんです(笑)。それくらい空気感を大事にしてくれましたし、座長として行動に移せるかと言ったらなかなかできることじゃないので、さすがだなと思いましたね。

――お芝居について話すこともありましたか?

千輝と手塚に関してはお互いの気持ちをぶつけているシーンが多かったので、自分がどうするかみたいなことはあえて言わずにいて。真綾が千輝の制服を着ていたシーンでは、僕は肩パンして去って行くんですけど、それもよりリアルになると思って事前には言わずに本番でやったんです。

――真綾を演じた畑さんにインタビューした際、板垣さんについて「最初は仲良くなれないと思っていた」とおっしゃっていたのですが、板垣さんから見た畑さんの印象は?

まったく一緒です、そのままお返しします(笑)。最初に会ったのは僕が現場を見に行ったときで、これは僕も悪かったんですけど「服装が怖かった」と言われて(笑)。全然そんなつもりはなかったんですけど、「すごい人が来た」みたいに感じていたらしくて。挨拶したときもあんまり目が合わなくて「あ、畑芽育です」みたいな感じだったから、「これ大丈夫かな?無理かな?」と僕も思っていましたね。でも話していく中で共通の趣味があって、作品を作る上でいい関係性というか、空気感ができたかなと思います。

僕は謎の自信だらけなんです(笑)

――少女漫画作品に触れたことがほとんどなかったとお話しされていましたが、現場で少女漫画らしさを感じることはありましたか?

基本的にキュンの部分を担ってくれているのが千輝なので手塚はそんなになかったですけど、やっぱりバックハグをするシーンとか、手塚が真綾の手を掴んで止めたのを千輝が引き寄せるのとかは「少女漫画だ!」と思いましたね(笑)。

――劇中の片想いごっこに憧れる人も多くいるかと思うのですが、その気持ちは理解できますか?

全然わかんないです(笑)。「片想いごっこって何?」って思っていました。そういう言葉があるんだって勉強なりましたもん。これは真綾と千輝が同じ気持ちだから成立していますけど、本当にやったら大変ですよ(笑)。

――もし「私と片想いごっこしてください」と頼まれたら、どうしますか?(笑)

「え、片想いごっこって何?」「何言ってんの?」ってなりますね(笑)。「どういうことか、1回説明してもらっていい?」って。でも相手に対して自分も気持ちがあったら、まあまあ……ありじゃないですかね。

――劇中で千輝に対して悔しい思いをすることの多い手塚でしたが、板垣さんがこれは誰にも負けないということはありますか?

僕って謎の自信だらけなんですよね(笑)。運動と体を動かすこと以外は。表現する仕事をしていて生活がほぼほぼそれになっている中で、自分の表現には謎の自信を持っています。

――今作のキャッチフレーズは「これは、世界一幸せな片想い」ですが、板垣さんが世界一幸せ!と思う瞬間は?

寝ているとき(笑)。あと、休みの日にちょっと遅めに起きたあとのまどろんでいるときですね。

板垣李光人さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

板垣李光人

2002年1月28日生まれ。主な出演作に、映画『約束のネバーランド』(20)や大河ドラマ「青天を衝け」(21)、「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。」(主演/21)、「シジュウカラ」(22)、「silent」(22)などがある。大河ドラマ『どうする家康』にも出演予定。

映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』3月3日(金)全国ロードショー

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾(畑芽育)。親友の小原知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、“片想いごっこ”!「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。
片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分だけに優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく...。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚(板垣李光人)に、秘密の関係を知られてしまい...。
千輝、真綾の“片想いごっこ”の行方は――?!

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/KATO(TRON)
スタイリング/伊藤省吾(sitor)


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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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