俳優・畑芽育が“春からの君に伝えたいこと”「新しい環境でも物怖じせず自分の好きを貫き通して」(サイン入りチェキプレゼント)

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたいこと」。

今回は、3月3日公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』でヒロイン・真綾を演じた畑芽育さんが登場。幼少期から学業とお仕事の両立をしてきた畑さんが、温かいアドバイスをくれました。

▼高橋文哉さん、板垣李光人さん、もーりーしゅーとさんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・畑芽育が<学生の君に伝えたいこと>

1.自分のタイミングで好きなことをしよう

――学生のあいだにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

海外に行っておけばよかったなというちょっとした後悔はあるんですけど、今は何歳になってもやれることをやれる時代だと思うので、そこまで気負いはせず、自分のタイミングで好きなことをして、たくさん遊んでいいんじゃないかと思います。

――学生時代に行きたかった場所は?

ベタですけど、ニューヨークとかアメリカのほうに行って、違う国の文化に触れることを学生時代に経験できていたら良かったなと思います。

2.物怖じせず好きを貫き通して

――新生活、新しい環境をスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?

私も高校に入学するときはめちゃめちゃ緊張していたんですけど、あまり物怖じしないで、自分の好きを貫き通していけばいいかなと思います。そしたらきっと共通の好きなものがある知り合いを見つけられるし、仮に自分だけの独特の趣味を持っていて仲良くなれそうな人が見つからなくても、コミュニティはそこだけではないので、安心して挑んでみてください。

3.自分の居場所をひとつ作っておく

――新生活、新しい環境をスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?

あと私は悩みごとがあったら必ず家族に相談するぐらい仲がいいんですけど、そういう頼れる存在を1人でも作っておけば、学校生活で不安なことがあっても話すだけで気が楽になるかもしれないですよね。それはバイト先とか習いごとでもいいと思うし、どこか逃げ場所じゃないけれど、自分の場所をひとつ作っておくのがいいのかなと思います。

出演が決まってから今までずっと信じられない気持ち

――畑さんが出演された映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が3月3日から公開されますが、ヒロインというオファーを聞いたときはどう思いましたか?

「ドッキリでしょ?嘘でしょ?」と思いました(笑)。出演が決まってから今までずっと信じられない気持ちでまだ夢見心地というか、でも今日は一足早くお客様にお届けできるということで(取材日は完成披露試写会当日)、「もう世に出てしまうんだ」というふわふわした気持ちです。出演が決まってから今日まで作品のことを考えなかった日はなくて、撮影が終わってからも「どうしたら盛り上げられるか」みたいなことばっかり考えているんです。もちろん今まで出演させていただいた作品はすべて愛情を込めて、全力で挑んでいたんですけど、人生の中で大きなターニングポイントとなるような作品にヒロインという大役で出演させてもらうことができて、純粋に嬉しいなという気持ちが今もあります。

――脚本・原作を読まれた印象を教えてください。

映画自体が真綾ちゃんの目線で描かれていて、どのシーンにも真綾ちゃんがいて、空回っちゃったりおてんばなところがあったり、どういうシチュエーションでもすべてにひたむきですごく真面目な女の子なんだなと最初に思って。原作も一緒に読ませていただいていたので、原作の真綾ちゃんにも少しでも近づけたらなと意識はしていたんですけど、2次元のものを3次元にするときに、少女漫画ものだとそういうキャラクターではなくてもぶりっ子というか、甘すぎるキャラクターになってしまうという課題があって。見ている人たちに共感してもらいやすいようなコミカルな要素を組み込もうと思っていました。

――それは監督とお話ししながら作り上げていくのでしょうか。

そうですね。最初はちょっとかわいすぎるキャラクターを作っていたなと思っていて、それは監督からも指摘されて。本読みだったり、リハーサルを重ねていく中で監督といろいろお話しして「ラブコメディだから、もう少しコメディ要素があってもいいよ」とアドバイスをいただいたり、現場に入ってからもシーンごとに「ここはこうで大丈夫ですか?」と監督とたくさんお話しながら、徐々に徐々に作り上げたという感じです。自分自身、コメディのお芝居は見るのも演じるのも昔から好きなので、今回は演じられる嬉しさと同時に難しさも感じて。がっつりコメディではなくラブコメなので、やりすぎたら逆に冷めてしまうと思うし、その絶妙な塩梅を監督と話していきました。

高橋さんはいつでも手抜きせず真面目に取り組んでいる姿が印象的

――畑さんは、少女漫画はよく読みますか?

最近は読めてなかったんですけど、小中学生のときは「りぼん」や「ちゃお」とか胸キュン作品がたくさん詰まった雑誌を読んでいました。私自身、テレビや映画とかエンタメが大好きですし、こういう少女漫画やその実写映画を中学生時代に友だちと毎月見に行くような子だったので、今回はそれを実際に自分が演じられるんだという喜びもありました。私は両思いのあまあまな漫画が好きなんですけど、『千輝くん』は片想いの切なさもあるし、「両思いなのでは?」というドキドキ感もあって、素敵な作品になっていると思います。

――同年代の役者さんが多い現場はいかがでしたか?

最初はお互いの様子を探っていたような感じはあったんですけど、ハードなスケジュールの中で凝縮して撮影に挑んでいたので、時間が経つにつれてみんなが必死になるというか、同じ目標を持った仲間としてすごく打ち解けられたというか。特に先導を切ってくださったのはやっぱり高橋(恭平)さんで。私はあまり喋れないタイプの人間だったので、「どうしようかな」という不安もいっぱいあったんですけど、本当に気さくに話していただいたので、現場でもすごくリラックスできました。クランクアップも時間のない中だったので、高橋さんと板垣(李光人)さん、莉子ちゃんの3人にはちょっとしたプレゼントと一緒にお手紙を渡して、現場での感謝を述べましたね。

――キャストのみなさんについて、共演されて発見した部分や意外な一面はありましたか?

みなさん、第一印象からガラッと変わったなと思っていて、高橋さんはやっぱりオーラがあって容姿端麗な方で、そのオーラに負けちゃいそうな気持ちでいたんですけど、お話ししてみると関西弁ですごく気さくな方で。自分の主演作に責任感を持って真剣に挑んでいる姿や、いつも真面目に取り組んでいる姿を目の当たりにして、仕事人間なのかなという印象を受けました。板垣さんは最初「絶対に仲良くなれない」と思ったんですよ(笑)。まとうオーラに「誰も近づくな」みたいな印象を受けて、莉子ちゃんと「何を喋ればいいかわかんないよね」と話していたりしていたんですけど、今では3人でごはんに行ったりするような仲になって。私も板垣さんもオタク気質なところがあるので、そういう共通点が多い方だなと思います。莉子ちゃんは最初「本物のギャルだ」と思って(笑)。私は物怖じしちゃうタイプなんですけど、最初に本読みで会ったときに「芽育ちゃんと共演したかったんです」と話しかけてくれて、今までそんなことを言われたことがなかったのでグッと心惹かれたというか、この子は人を引き込む天才だなと思いました。すごく人たらしな部分があるというか、人懐っこいと言うんですかね。現場でもずっと明るく元気でいてくれたし、今ではなんでも話せるような仲になれました。今回出会った人たちが今でも仲良くしてくださっているので、出会いがあった作品だなと思います。

全部顔に出ちゃうので嘘がつけない

――ちなみに、畑さんはどういうタイプのオタクなのでしょうか?

好きになったものを一途に好きになるというか、ここ最近で言うとちいかわというキャラクターにドハマリして、携帯にも貼ってあって、今日も腹巻きをしてきたし、ちいかわ一色のおうちになってきてしまって、お母さんに「そろそろやめれば?」と注意を受けるくらいなんですけど(笑)。収集癖があったり、好きなもののTO(トップオタク)になりたい気持ちが強くなっちゃうタイプで(笑)。そういう部分が板垣さんとは疎通ができるというか、息が合いました。

――真綾は自分の気持ちに気づいてもそれを隠し続けますが、畑さんは自分の思いに気づいているのにそのままでいることに堪えられますか?

私は絶対に気持ちを伝えちゃうと思います(笑)。嘘がつけないというか、そういう立ちまわりがうまくできないタイプで、なんでもかんでも正直に言っちゃう性格ですし、全部顔に出ちゃうんです。だから、真綾みたいにひた隠しにして過ごすのは絶対に難しいだろうなと台本を読んでいて思いました(笑)。

――そしてタイトル通り、千輝は真綾に対して優しく、甘く接しますが、畑さんは甘すぎる男性は好きですか?

クールよりは、甘やかしてくれるくらいのほうがいいと思っています(笑)。私自身が末っ子で素っ気ない態度に耐性がないので、甘やかされたいところがあります(笑)。

自信を持って現場に行くことを意識している

――作中の片想いごっこにはいくつかルールがありますが、畑さんが自分の中で決めているルールはありますか?

無意識のうちにやっていることが多いのかなと思うんですけど、20歳になって意識するようになったのは、自分のお芝居だったり、自分に対しての自信を持って現場に行くことです。結構ネガティブというか、「私なんて」という気持ちが強かった学生時代だったので、お芝居をしていても納得がいかなかったり、自分の出演した作品を見ることが全然できなくって。でも年齢を重ねていくうちに自分の出演作を振り返ったり、見返すことの大事さに気づいて、「意外とこのお芝居はよかったかもしれない」と肯定できる部分も増えていったんです。現場に自信を持って入ることによってお芝居も変わってくるだろうし、最近はその意識をしっかり持とうと思い始めました。

――自信を持つための方法はあるのでしょうか?

練習あるのみかなと思います。時間があるときに集中できる場所で台本を読み込んだり、発声練習するとか、そういう些細なことの積み重ねでちょっとずつ自信がつくかなと思うので。やっぱり努力は絶やさずに続けていかないといけないなと思います。

――今回の作品は何回くらいご覧になりましたか?

今のところ2回観られました。

――畑さんは現在20歳ですが、女優として、人としての理想像はありますか?

私が小さい頃にお会いしてきた女優さんの中ですごく素敵だなと思う方に共通していることは、みなさんすごく腰が低くて、謙虚ということで。印象深かったのが『99.9-刑事専門弁護士-』という作品でご一緒させていただいた木村文乃さんと初めてお会いしたときに、とても礼儀正しくご挨拶してくださったんです。当時、私は中学1年生くらいだったんですけど、「私なんかに?」と本当に驚きでいっぱいで。ずっとテレビで見ていた女優さんですし、こんなに腰の低い方は初めてお会いしたので衝撃を受けたし、私もこうでなきゃいけない、そういう人間でいたいと当時からずっと思っています。

――今作のキャッチフレーズは「これは、世界一幸せな片想い」ですが、畑さんが世界一幸せ!と思う瞬間は?

大好きな牛タンを食べているときがここ最近で一番幸せでした!牛タン定食が好きなので、麦飯と牛タンと南蛮味噌、とろろとテールスープのすべてが揃ったときが幸せな瞬間です。あのセットが最高なんです(笑)。

畑芽育さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

畑芽育

2002年4月10日生まれ。東京都出身。主な直近の出演作に、大河ドラマ「青天を衝け」(21)、「プロミス・シンデレラ」(21)、「純愛ディソナンス」(22)、『99.9-刑事専門弁護士-』(ドラマ16、18/、映画/21)などに出演。映画『森の中のレストラン』(22)ではヒロインを務めた。

映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』3月3日(金)全国ロードショー

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾(畑芽育)。親友の小原知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、“片想いごっこ”!「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。
片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分だけに優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく...。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚(板垣李光人)に、秘密の関係を知られてしまい...。
千輝、真綾の“片想いごっこ”の行方は――?!

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/秋鹿裕子
スタイリング/武久真理江


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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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