【東京都内から富士山を拝みたい…富士見スポット、いくつ知ってる?】東京都内の「富士見スポット」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
富士山は、日本で最も高い山であり、古くから信仰の対象としてあがめられてきた日本の象徴です。富士山を見るには、やはり山梨県や静岡県といった富士山に近い場所に行くのが一番ですが、実は東京都内にも富士山が見える「富士見スポット」が幾つもあります。例えば、ドラマ『silent』の舞台となった代田富士見橋は、富士山が見えるスポットとして人気です。今回は、富士山が見える都内スポットをご紹介します。
都内で富士山を見るならココがオススメ!
まずは、都内にある定番の富士見スポットをご紹介します。
●東京タワー
定番中の定番スポット。きれいに晴れた日には、大展望台から美しい富士山を見ることができます。
●東京スカイツリー
日本一高いタワーからも、天気がいい日は富士山が見えます。タイミングが合えば、雲海越しの富士山が見られるかもしれません。
●東京都庁
都庁展望台も有名な富士見スポット。展望室から美しい富士山が見えます。現在北展望室は休室中です。
●文京シビックセンター
国土交通省の『関東の富士見百景』にも選出される大パノラマが楽しめるスポットです。こちらも残念ながら現在閉鎖中です。
●キャロットタワー
三軒茶屋にあるキャロットタワーの26階には「スカイキャロット展望ロビー」という展望施設があります。ここからも富士山を見ることができます。
●サンシャイン60
池袋にある商業施設。展望エリアから富士山が見えます。冬季には、屋上デッキを解放して「ダイヤモンド富士」を見るイベントが開催されることもあります。
●六本木ヒルズ
54階にあるスカイデッキから富士山を見ることができます。屋外なので頭上に広がる大空も一緒に楽しめるのも人気のポイントです。
●羽田空港(東京国際空港)
意外な富士山展望スポットが羽田空港です。富士山のある西側が開けているので、富士山が見やすくなっています。こちらも国土交通省の『関東の富士見百景』にも選出されています。
関東の富士見百景にも注目
シビックセンターや羽田空港以外にも、『関東の富士見百景』に選ばれている都内のスポットが複数あります。以下にピックアップしてご紹介します。
●富士見坂
都内には「富士見坂」と呼ばれる場所が数多くあります。これはその名前のとおり「富士山が見える坂」のこと。現在も美しい富士山が望めるスポットが残っています。
◇目黒駅近くの富士見坂
目黒駅から「恵比寿ガーデンプレイス」へ向かう途中にある坂。富士山全体が望める有名スポットです。
◇世田谷区・岡本の富士見坂
世田谷区岡本3丁目にある坂。勾配がきついため坂の上から富士山を含む美しい景色が楽しめます。
◇目黒区・大岡山地区の富士見坂
大岡山地区には複数の富士見スポットがあり、有名なのが東京工業大学敷地内にある陸橋がかかる坂からの景色です。
●富士見橋
冒頭で紹介した代田富士見橋以外にも、都内には幾つも富士見橋があります。そのうち2カ所が『関東の富士見百景』に選出されています。
◇上野毛駅近くにある富士見橋
大井町線にかかる橋で。眺望スペースも整備されているので、散歩コースとしても人気です。
◇成城にある富士見橋
小田急線の成城学園前駅の近くにある富士見橋は、古くから富士山が見えるとして有名なスポット。富士山が見える位置に「額縁」のようなオブジェがあるのも特徴です。富士見橋の西側にある不動橋も富士山が見える場所なので、併せて訪れてみましょう。
●都立浅間山公園(府中市)
府中市の浅間山にある公園。小高い丘になっているため、冬場の晴れた日には特に美しい富士山が見えるスポットです。
●鶴牧西公園(多摩市)
多摩市にある里山の景色をそのまま残した公演です。池の中に建てられたアーチ状のオブジェを通して富士山を望む、珍しい景色が楽しめます。
●富士見テラス(久留米市)
東久留米駅舎の橋にある展望テラス。ビルとビルとの間にきれいな富士山を見ることができ、市の人気スポットとなっています。
『関東の富士見百景』のページには、都内の他のスポットや、東京都以外の富士見スポットも掲載されています(現在は富士山が見られない場所もあります)。こちらをチェックしてみてもいいでしょう。
⇒国土交通省『関東の富士見百景』
https://www.ktr.mlit.go.jp/chiiki/fuji100.html
解決!!「都内の富士見スポット」おどおど
富士山が見える都内のスポットをご紹介しました。東京タワーや東京スカイツリーといった定番スポットで富士山を見るのもいいのですが、街中の何気ない場所で見る富士山はまた違った魅力があります。意外な場所から見えることもあるので、自分だけのお気に入りスポットを探してみるのもいいでしょう。
文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部