【就活生必見】時計以外も!幅広い事業展開によって身近で大切な存在を届ける カシオ計算機の採用担当者が語る「求める人材」と「働く魅力」

就活が本格化するこれからの季節。就活生のみなさんは、自己分析や企業分析を行いながら、就職先を検討しているところでしょう。しかし、気になる企業をどんなに調べても、実際の「企業の雰囲気」や「働きがい」まで知るのは難しいですよね。
そこで今回は、就活の参考になるようG-SHOCKで知られる「カシオ」に突撃取材! カシオで働く面白さや魅力、求める人材など聞いてきたので紹介します。
今回教えてくれるのはこの人!

カシオ計算機株式会社 人事部人事グループ 田口さん
2013年入社。新人研修、若手のフォローアップ研修などの人材育成を担当後、2020年より採用業務に就任。新卒、中途など採用全般の業務を行う。

カシオ計算機株式会社 人事部人事グループ 上野さん
メーカーでの人事業務を経験した後、2022年にカシオに入社。前職の経験を生かし、採用全般の業務を担当する。
カシオってどんな会社?
――まずはカシオがどんなことをしている会社なのか教えてください。
「カシオ計算機」という企業名からも分かるように、計算機で創業した会社です。現在は、電卓のほかにG-SHOCKを始めとする時計や電子楽器、電子辞書なども展開しています。
――カシオといえばG-SHOCKのイメージが強いですが、ほかにも幅広い事業を展開されているのですね。
時計、教育、楽器がメインなので、ハードウエアの会社だとイメージしている人も多いのですが、実はソフトウエアも手掛けています。例えば、「ClassPad.net」という学習アプリ。ICT教育に必要な機能を備えている教育機関向けのサービスです。
――カシオの強みや魅力を教えてください。
長い歴史のなかで培った「技術」が最大の強みです。例えば、堅牢性や、小型、省電力などの技術を活かして、これにまでにない新しい価値を提供してきました。
ブランド力というのも大きな強みだと思っております。例えば、G-SHOCKには世界各地にファンがいらっしゃいます。
――これまでに面白い製品をたくさん出していますもんね。
みなさんの身の回りにも、どこかに時計や電卓などカシオの製品があると思います。カシオはそんな「人々の暮らしに非常に近い場所」で活躍している企業です。
「自分で考える」ことが働く面白さにつながる!
――そもそもお二人はなぜカシオに就職しようと思ったのでしょうか?
もともと「G-SHOCK」が好きだったこともあり、就活を始めた時点で「カシオに入社したい!」と思っていました。また、企業研究を重ねていくなかで、「カシオは新入社員でも自分の裁量で動き、活躍できる」と聞き、せっかく働くのなら「いわれた通りに働くのではなく自分で考えて働きたい」と思いカシオを志望しました。
私もカシオの「裁量の大きさ」や「自分で考えて働く環境」に興味を持ちました。前職でも採用を担当していましたが、カシオの方が少数精鋭で幅広い仕事の領域を担えることを知り、中途採用に応募しました。
――実際に入社してみてどうでしたか?
入社前のイメージ通りで選考だけでなく、インターンシップやイベントの企画・実施など幅広い業務を担当させてもらっています。業務の幅が広いのは大変ではあるものの、非常にやりがいを感じていますよ。
上から「こうしなさい」といわれるのではなく、「逆にこうしたい、こうするべきだ」と提案を求められる環境だと感じました。自分で考えて、企画を立ち上げ、実行するという「自分で仕事を進める面白さ」があります。達成感もあり、自分の成長をすごく感じられる環境です。
カシオならではの「働き方」とは?
――カシオの「働く環境」について教えてください。
本社、製品開発の拠点が全て東京都内にあるため、スタッフ職やエンジニア職の多くは東京勤務となります。一方で営業拠点は国内では各主要都市に、また欧米や、アジア、中東地域など世界各地に拠点があるので、将来的に海外で働けるチャンスもあります。
カシオは「時差BIZ」という、規定の時間内で、所定就業時間の7時間45分働けば業務開始時間を自分で調整できる制度を設けています。例えば、子どもを幼稚園に迎えに行くため、夕方には仕事が終わるように業務開始を早めるといったことも可能です。
ほかにも在宅勤務制度もあります。担当する業務によっては、在宅勤務の割合が会社勤務より多い人もいますよ。
――自分に合わせた働き方ができるのですね。
あとは「セルフBIZ」といって、TPOに合わせる必要はありますが、好きな服装で働ける社内のガイドラインもあります。
セルフBIZは、若手社員からの声を反映して生まれたものです。カシオには「自由な発想で、世の中にない物を作りだそう」という考えがあります。このような意識を持って働くなかで、服装についても自由化が検討され、セルフBIZが導入されました。
――若い社員の意見が反映され、会社の制度が変わるのは面白いですね。
型にハマらない、既成の枠組みにとらわれないことが、カシオという会社の特徴であり魅力だと思います。
カシオで働く社員のことを知ろう!
――カシオの職種について教えてください。
カシオの職種は、エンジニア、営業、経営スタッフの大きく3つに分かれています。エンジニアは、製品の外装設計、ソフトウエアの開発・設計、ハードウエアの開発・設計というのが基本職種です。ほかの職種としては、お客様が満足する品質を実現する品質保証、製造工場の管理・設計を担う生産技術、知的財産スタッフがあります。
営業は国内と海外で大きく分かれ、このなかには市場調査や広告宣伝などのマーケティング関係の仕事も含まれています。また、経営スタッフは、人事や広報などの会社運営を担う仕事です。
――やはり理系の方が採用されやすいのでしょうか?
エンジニア職では理系の採用が多いものの、全体の採用数の割合でいえば理系が6で文系は4です。カシオは入社時点で何ができるのかではなく、入社してから何がしたいのかを見ているので、専門性は重視していません。「文系だから……」という理由で遠慮する必要はありません。
――カシオではどんな人が活躍していますか?
カシオは世の中にないものを次々に生み出してきました。そのため、職種に限らず「新しいことに挑戦すること」が大切です。既存の技術や知識であっても、何か改善できる点はないかと常に探す姿勢はみなさん持っていますね。
職種関係なく、好奇心旺盛な人は活躍している印象です。とくにエンジニアが扱う技術は日進月歩の世界なので、常にさまざまなものに興味を持ち、チャレンジできる思考の人が活躍しています。また、営業は代理店とのコミュニケーションも大切なポイントです。思いを伝えるだけでなく、相手の立場で考えてゴールに向かう柔軟な考え方をしている人が多いですね。
――社内のコミュニケーションも活発に行われていますか?
部署間の連携も活発です。リアルの会話はもちろん、チャットを使えば、他部署への提案や協力のお願いをスムーズかつスピーディにすることが可能ですし、フランクにコミュニケーションができます。上下左右の風通しがよくなっていると感じています。
ほかにも「つながりカフェ」という、オンライン上で、趣味や悩みなどをテーマに社員同士でコミュニケーションを活発にする取り組みもあります。スキルアップにつながる知識を持つ先輩と知り合えたという例もあります。
カシオが求める人物像とは?
――カシオが求める人材の人物像について教えてください。
カシオは、「自分で考えて動くことが求められる会社」なので、能動的かつ自発的に考え、動くことは大切です。「自分はこう考えている」、「こんなことがしたい」と発信できるだけでなく、周りの人と協力しながら物事を進められる人が理想ですね。
常に新しいことに挑戦してきた会社なので、チャレンジ精神のある人や「カシオを自分が変えたい!」という熱量がある人がきてくれるとうれしいです。
――これから本格的に就活に取り組む読者に向けてメッセージをお願いします。
繰り返しになりますが、カシオは「何がしたいか」を重要視しています。今まで何をしてきたのかではなく、「カシオでこんなことをしてみたい」、「こんなアイデアを形にしたい」など、将来に向けて強い熱量をみせてほしいです。また、将来何がしたいのかを考える際は、「自分がどんなことをしているときに楽しいと思うのか」を意識してみてください。それが自分の興味や関心につながる軸になると思います。
就活で会社を見る際は、その会社がどんな商材を扱っているのかも見てほしいです。その上で、自分がその商材を通して「世の中に何ができるのか」、「何がしたいのか」を考えることで自分のなかの興味が広がるはずです。ぜひさまざまな企業を見て、「この会社でこんなことをしてみたい」と思える会社を見つけてください。
――ありがとうございました!
カシオ計算機株式会社
「創造 貢献」をモットーに、これまでにない斬新な働きを持った製品を提供し、社会貢献を実現しています。新しい働きを持った製品は、社会を進歩させ、新しい文化を生み出す源です。同社は、製品やサービスの提供を通じて、さまざまな側面から社会に貢献していきます。
提供:カシオ計算機株式会社