【今話題のネオりんご飴】昔ながらの林檎飴を『ネオ和菓子』化! #Z世代Pick
こんにちは!リリースピッカーの横塚です。
最近トレンドになっているフルーツ飴。元祖の林檎飴はもちろん、いちごやシャインマスカットなど様々な商品が登場していますよね。
今回は京都の商店街にオープンしたフルーツ飴の専門店をご紹介します。固くて食べにくい、、というのがフルーツ飴あるあるの悩みですが、お店でカットしてもらうことができるので食べやすいです。
京都で独自の切り口で青果店やサラダ専門店などを運営している株式会社ROOT2がプロデュース。本格的ながらもオシャレな新時代のフルーツ飴店をオープン。既に中毒者が続出しているフルーツ飴の秘訣と今後の展開とは。
・林檎飴ブーム
既にブームとなっているフルーツ飴は、全国で専門店ができているほどの大人気となっている。林檎飴やいちご飴など、フルーツを飴でコーティングしたお菓子は、スイーツの定番として今でも人気がある。
「#フルーツ飴」とインスタグラムで検索すると凄い数の投稿があり、今や屋台の食べ物としてだけでなく、専門店が登場して行列のできる日もあるほど大人気となっている。インスタグラムなどのSNSで写真映えすることが、現在のブームに火をつけたのは間違い無いだろう。
・進化した林檎飴
進化した林檎飴は、飴で薄くコーティングされており、洗練された味わいのスイーツとなっている。シンプルなものから、シナモンやカカオパウダーなどがトッピングされたものもあり、新感覚のスイーツとして楽しめる。
当店のような専門店では食べやすいように、りんご飴のカットサービスがある。フォークを使うことのできる手軽さは、食べ歩きしたい時に嬉しいサービス。
大人から子供まで、老若男女に愛される林檎飴を、親子や友達同士で一緒にシェアして食べられるという事が、進化した大きな要因の一つ。
・「フルーツジャンキー」の林檎飴へのこだわり
こだわりの林檎飴には、サンふじの糖度13%以上の蜜入り林檎のみを使用している。他の専門店よりもサイズが大きく、林檎へのこだわりは負けない。
飴は温度管理に細心の注意払いながらに水分量5%以下になるまでじっくり煮詰めている。リンゴ飴の表面の気泡は新鮮なリンゴの証。なぜなら飴をコーティングする時に表面が高温になり果汁のガスが中から出てしまうから。
「あくまで主役は林檎。」なので、飴のコーティングを可能な限り薄くしている。飴のパリパリ感を最大に引き出す為に、数種類の砂糖を絶妙な配分で配合して作っている。
しかしこの食感を味わってもらうには、できるだけ新鮮な林檎飴を提供する必要があり、一度に大量に作らず、店内でこまめに少量ずつ作っている。
すぐに食べる場合には、飴のカットをおすすすめしている。カットを希望する場合、無料で一口サイズにカットして提供する。
現在は林檎飴のみの販売となっているが、もちろん今後は他のフルーツ飴やフルーツドリンクなどの販売も実施する。
今は苺の季節になってきており、来月には苺飴を販売する予定だが、季節フルーツなど状態の良いフルーツが入手できる時に絞り、むやみやたらにメニューは増やさない。
・街中ではなく町外れの商店街にオープンした理由
今回プロデュースしたROOT2の飲食店は若者が多い街中の出店が多い中、今回は京都の三条商店街という、高齢者の方々も多く集う場所にあえて出店することにした。
いま商店街は、来街者の減少、空き店舗の増加、店主の高齢化、後継者不足など、様々な課題に直面している。ライフスタイルの変化、郊外型商業施設の出店などにより、地域商業をめぐる環境が大きく変わるなかで、活力を失いつつある商店街も少なくない。
しかし京都生まれ京都育ちで、京都が大好きなオーナーの意向もあり、地域コミュニティの拠点としての役割も担っていた商店街を、今こそ元気にしたいという思いがあった。
そこで、ブームなだけでなく、老若男女に愛される林檎飴の専門店をオープンすることで、商店街の地域コミュニティの再生、地域の魅力向上にもつながるという考えに至った。
商店街の活性化は「商店街のなかの繁盛店を増やすこと」に尽きる。そのうえで、それぞれのお店の繁盛が商店街全体のにぎわいにつながる仕組みや環境を整えていくことが大切である。今後は商店街の人たちとイベントや異業種コラボ、商店街ブランド商品を共同で企画開発するなど考えている。
【店舗情報】
店舗名: Fruits junkie (フルーツジャンキー)
住所:604-8374 京都府京都市中京区上瓦町53
電話:050-3091-5108
営業:11:00-20:00 (定休日なし/不定休)
編集/横塚璃奈(学窓ラボメンバー)