【11/27 観覧募集!】第18回 『出版甲子園決勝大会』~ノミネート作品紹介 part2〜
出版甲子園って何!?
こんにちは!出版甲子園実行委員会です。
出版甲子園とは、「学生による、学生のための出版コンペティション」です。
私たちは、この大会を通して全国の学生からエッセイ、実用書などのジャンルで本にしたい企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしています。これまでに41冊の本が世に送り出されました!
出版甲子園について詳しく紹介している
こちらの記事「【11/27 観覧募集!】第18回 『出版甲子園決勝大会』」も合わせてご覧ください。
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決勝大会進出6企画
『生き物だけじゃない!生物学の隠された本質』 毛防子璃奈
『ギモンが親子をつなげてくれる なぜなぜ解消本』 安保広睦・萌生
『「演劇って面白そう!」と思ったら最初に読む本』 菊池康貴
『今昔気象物語』 沼咲なぎ
『令和乙女の帝都文学散歩録』 おりょう
『行動経済学でスポーツの常識を小突く』 今泉拓
今回はこれらの6企画のうち、残りの3企画を紹介します!
紹介の順番は決勝大会のプレゼン順となっております。
前回の記事はこちらから
では沼咲なぎさんの
『今昔気象物語』
からご紹介いたします。
『今昔気象物語』 著:沼咲 なぎ
古代の日本にはどんな空が広がっていたんだろうか?
『百人一首』や『竹取物語』などの超有名古典作品から先人たちが紡いだ言葉を読み解き、この謎を紐解いていきます。
現代の気象学に基づいた科学的な解説や、天気に対して昔の人たちはどんな心情を抱いたのかを読み取る文学的アプローチを使って、
古代の気象を現代の感覚に結び付けるこの企画は私たちにタイムトラベルのようなロマンを覚えさせます。
ここでは古典における雲と月の関係について紹介します。
現代では雲は上空10000m以下に存在し、月は地球から約38万kmの宇宙に存在し、二つがとても離れていることが分かっています。
しかし、『百人一首』で清原深養父が詠んだ歌には違った空模様が広がっています。
「夏の夜はまだ明けぬるを雲の何処に月宿るらむ」
という短歌には月が雲に宿をとるという表現が使われ、雲と月を遥か遠いものとして同じように捉えていたことが分かります。
このようにこの企画は私たちに色々な空の見方を教えてくれる
1冊になっています!
『令和乙女の帝都文学散歩録』 著:おりょう
若い世代に贈る、文豪世界との邂逅。
アニメや漫画などで再ブームが巻き起こるなか、実際に彼らが書いた作品を読んでみたい、けどきっかけがない、なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本企画では、街歩きガイドブック&読書案内書としてそんな方々と文学作品の橋渡しになることを目指します。
都内でも100箇所以上の文学スポットを巡る著者が厳選した、とっておきの文学散歩エリアをご紹介。
三鷹、銀座、田端、浅草……
かつて皆さんが訪れたことのある場所でも、文豪にまつわるエピソードや寄り道にぴったりなカフェなどを通して、浪漫あふれる散歩時間を提供します。
さらに、エリアを代表する文豪作品の読書コラムを掲載。
そして、大正浪漫がモチーフの和洋折衷コーディネイトを提案します。散歩エリアに合った文学少女らしい服を身に纏えば、気分はまさに令和乙女!
読んで、歩いて、おしゃれして。
この企画が皆さんと文豪作品との架け橋になることを願っています。
『行動経済学でスポーツの常識を小突く』 著:今泉 拓
「ランナーがスタートしている!鳥谷がスタートしている!」
2013年WBC日本VS台湾。
【9回表2アウトランナー1塁1点ビハインド】というまさに絶体絶命のピンチ。1塁ランナーの鳥谷敬が果敢に盗塁を仕掛け、見事成功。
この盗塁が敗色濃厚だった日本を救い、逆転勝利に導いた。
が、盗塁に失敗してしまったら試合自体に負けるような場面でのこの判断は統計的に考えて本当に正しかったのでしょうか?
本企画は、このようなスポーツにおける意思決定に注目し、論理的に考えて正しいかを分析していくものです。
具体的には、人の意思決定を研究する行動経済学と膨大なスポーツデータを掛け合わせて考察していきます。これにより、非合理的なスポーツの常識を『小突き』、新しい視点から考えることで直感とは相反するが実は正しい新常識を導き出します。
まだ知られていない「すぐに取り入れられる実践例」から「明日話せる豆知識」までスポーツを愛してやまない幅広い層に新たな楽しみ方を提供する企画となっています。
以上、Part1から、全6企画の紹介をお読みいただき、ありがとうございました。
学生の商業出版を実現する「出版甲子園」では決勝大会の観覧者を募集中!!
2022年度は11/27(日)に決勝大会を開催予定!
過去に41冊が出版甲子園を通して世の中に送り出されました。
決勝大会の観覧予約は出版甲子園のホームページから受付中です!
観覧応募フォーム:第18回出版甲子園決勝大会 観覧予約フォーム (google.com)
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