「勝負服」この言葉を聞くと、あなたはどのようなシーンが思い浮かぶだろうか。 仕事面や部活など......|エッセイ企画「#Z世代の目線から」キーワード:勝負服
エッセイキーワード:勝負服
エッセイタイトル:『自分探し』/ 著者:じゃがいもあたま さん
988文字/3分かからないくらいで読み終わります。
「勝負服」この言葉を聞くと、あなたはどのようなシーンが思い浮かぶだろうか。
仕事面や部活などいろいろな場面があるが、私が真っ先に思い浮かぶのは「デート」だ。
好きな人に会うだけでも緊張するのが私。その上、「明日は勝負服を着ていかないと!」とさらに自分自身を追い詰めてさえいるのも私なのだ。
私は出かけるときの服装選びにはいつも時間がかかってしまうが、デートの時はより一層時間がかかってしまう。トップスにボトムス、靴、バッグそしてアクセサリー…。1コーデにこのたくさんのアイテムを使い、自分のことをいかに魅力的見せることができるのかを考えるのだ。
だがしかし、「女は結局顔が一番」と言っている男が世の中にはたくさんいることを私は知っている。このご時世ということもあり、デートで一番気まずい瞬間はマスクをはずすときである。なぜか見慣れている相手でさえも気まずい。ましてや、せっかく綺麗に化粧をしても顔の7割はマスクで崩れてしまうし、綺麗にセットできたと思った髪型も、玄関ドアを開けた瞬間の風で台無しにされることさえもある。
だからこそ、服がキーになるのだと私は思う。どこにデートに行くかによってコーデも変わるが、私が一番重要視しているのは「靴」である。この理由はとても単純で、「オシャレは足元から」という言葉があるからだ。この言葉の通り、足元は意外と手を抜いてしまう部分だ。この言葉のおかげかはわからないが、私は靴にとても興味がある。靴にはスニーカーやパンプス、ブーツなどさまざまな種類や形がある。中でもスニーカーは、スポーティーな服装はもちろん、スカートやワンピースにも合わせることができる。また、ローカットやハイカットなど形を変えるだけでコーデ全体の印象をガラリと変えることもできる、とても有能なアイテムなのである。
さて私のいつもの勝負服についてだが、勝負服を選ばないといけないと追い詰めている私がいつも辿り着く「勝負服」はいつも通りでいい、ということだ。これは気合を入れて頑張りすぎて、いつもと全く違う自分を演じても素が出せないような気がするからである。だからこそ、いつも通りで良い。いつも通りの私自身の姿で勝負するのだ。その方がきっと、頑張りすぎた自分より何倍も魅力的に見えるはずだ。
そう信じて私はいつも迷いながら自分の一番魅力的なありのままの姿を探し続けるのである。
好きな人に会うだけでも緊張するのが私。その上、「明日は勝負服を着ていかないと!」とさらに自分自身を追い詰めてさえいるのも私なのだ。
私は出かけるときの服装選びにはいつも時間がかかってしまうが、デートの時はより一層時間がかかってしまう。トップスにボトムス、靴、バッグそしてアクセサリー…。1コーデにこのたくさんのアイテムを使い、自分のことをいかに魅力的見せることができるのかを考えるのだ。
だがしかし、「女は結局顔が一番」と言っている男が世の中にはたくさんいることを私は知っている。このご時世ということもあり、デートで一番気まずい瞬間はマスクをはずすときである。なぜか見慣れている相手でさえも気まずい。ましてや、せっかく綺麗に化粧をしても顔の7割はマスクで崩れてしまうし、綺麗にセットできたと思った髪型も、玄関ドアを開けた瞬間の風で台無しにされることさえもある。
だからこそ、服がキーになるのだと私は思う。どこにデートに行くかによってコーデも変わるが、私が一番重要視しているのは「靴」である。この理由はとても単純で、「オシャレは足元から」という言葉があるからだ。この言葉の通り、足元は意外と手を抜いてしまう部分だ。この言葉のおかげかはわからないが、私は靴にとても興味がある。靴にはスニーカーやパンプス、ブーツなどさまざまな種類や形がある。中でもスニーカーは、スポーティーな服装はもちろん、スカートやワンピースにも合わせることができる。また、ローカットやハイカットなど形を変えるだけでコーデ全体の印象をガラリと変えることもできる、とても有能なアイテムなのである。
さて私のいつもの勝負服についてだが、勝負服を選ばないといけないと追い詰めている私がいつも辿り着く「勝負服」はいつも通りでいい、ということだ。これは気合を入れて頑張りすぎて、いつもと全く違う自分を演じても素が出せないような気がするからである。だからこそ、いつも通りで良い。いつも通りの私自身の姿で勝負するのだ。その方がきっと、頑張りすぎた自分より何倍も魅力的に見えるはずだ。
そう信じて私はいつも迷いながら自分の一番魅力的なありのままの姿を探し続けるのである。
著者:じゃがいもあたま さん |
学校・学年:神戸学院大学 3年 |
著者コメント:この応募のタイトルを見て、私と同じ意見の人が必ずいると思ったので、共感してくれる人がたくさんいると信じて応募してみました。共感できなかったとしても、このような考え方もあるんだなと思っていただけたら嬉しいです。 |
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