きっかけって実は意外なところに隠れてる|テーマは”ガチャ”のエッセイコンテスト優秀賞受賞 タガヤ コウヘイさんインタビュー

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こちらは6月に応募受付をしていた「エッセイコンテスト」優秀作品の出だし。作品の全文は上のリンクからお読みください。

今回はこちらの作品を書かれた立教大学4年のタガヤ コウヘイさんにインタビューをしてきました。

作品は扉を閉める「ガチャ」という音から始まる。「友達の定義は?」答えのない問いにモヤモヤしてしまう日々。一歩踏み出すことで世界が変わるのかもしれないと気づいたら、明日はいつもと違う日に変わっているのかもしれない。そんな自分の中で起こる変化を描いた作品です。

エッセイって書くのが難しいというイメージがありませんか?この記事を読むと、エッセイを書いている人がどんなことを考えてエッセイを書いているのかを知ることができます。ぜひ、読んでみてください。

インタビュー

―― コンテストに応募しようと思ったきっかけを教えてください。

大学のゼミのレポートをやっていて、息抜きにTwitterを眺めていたら、プロモーションでエッセイコンテストの投稿が流れてきて。時間があったのでやってみようかなと思ってやり始めた感じです。

―― 今までにコンテストなどに応募されたことはありますか?

いえ、普段は自分の身近なことを文章で書いていて、コンテストに応募する自信がなくて。このコンテストは、お題が与えられていることに加え、字数制限もあったので書きやすそうだなと思って頑張ってみました。

―― 今回、扉を開ける音を題材にした理由を教えてください。

最初に思い浮かんだ「ガチャ」だと他の方も思いつくのではないかなと思って、自分の頭から簡単に出てきた「ガチャ」を省こうと思って。その後、他の「ガチャ」をずっと考えていたのですがなかなか出てこなくて。ある日、部活が終わって夜11時くらいに帰ってきて、家が静かな状態で扉を閉めた時に扉の「ガチャ」という音に気づいて。この経験をきっかけに文章を書き始めたって感じです。

―― 文章を書くのにはどれくらい時間かかりましたか?

Twitterで投稿を見つけたのが締め切りの2日前くらいでした。書こうと思って1日目は何も全く書けずに、2日目になって先ほどお話しした扉の音のきっかけがあって。
テーマが決まってからは、最初に扉を閉める暗い音、最後に扉を開ける明るい方向性を決め、その間をどのように埋めるかを考えました。文章を書き始めてからはもう数十分で。テーマを見つけるのに苦労したという感じですね。

―― スゴイスピードですね!部活もけっこう忙しかったんじゃないですか?

そうですね。アメフト部に所属していて、週6日活動しているのですが、その中でもコーチを担当していて戦術や分析を行なっていて、ほぼ1日中アメフトのことを考えています。

―― アメフト部は1年生の頃からやられていたんですか?

2年生からです。大学1年生の時に大学の雰囲気に馴染めなくて。エッセイにも書きましたが、なかなか感覚が合わない、考えていることが全然合わなかったりして、大学楽しくないなって思ってました。
その時、深夜テレビをたまたまつけたらNFLがやっていて見たのがきっかけで、アメフトに初めて出会って、アメフトに勇気をもらって。

2年生になって、このまま大学生活終わるのももったいないと思ったこと、コロナで社会が大きく変わっていくなかで、何か自分を変えてみなくてはと。
素人ではありますが、アメフトのコーチをやってみようと決意して、勢いで2年から入部しました。そこからはアメフト漬けの毎日で。アメフトで一生懸命頑張っていたらポジティブになってきたし、今充実した大学生活をおくれています。

―― 今、4年生ということで大学生活の満足度はどのくらいですか?

「あまり後悔はない。」ですかね。毎日部活なので、遊びに行くことはあまり出来なかったり、友達がたくさんいるタイプじゃないので大学で談笑っていう経験もほとんどありませんでしたが、大学4年間の中で今が一番楽しいって思えています。今までの苦しみとかがあって今が楽しいと思っているので、大学生活に対してあんまり後悔はないですね。

―― これからの社会人生活に対しての希望とか不安とかって何かありますか?

一番自分が就きたかった仕事に就けたっていうのがあって、楽しみな社会人生活だなって。
詳しくどんな仕事をするのかっていうのが全くわからない、社会に出るのが初めてで、自分で働くっていうところに関しては不安はあるんですけど、自分のやりたい仕事っていうので希望の方が大きいっていう感じです。

終わりに

「ガチャ」から連想される「ガチャガチャ」という多くの人が最初に思いつく言葉は使わない。その選択をした結果、扉の「ガチャ」という音にたどり着いてエッセイを書いた。みんなと同じではなく自分の道を選ぶその姿勢はとてもかっこいいなと思いました。

現在、
“目標”というキーワード 締切 : 9月30日23:59

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インタビュアー・執筆:学窓ラボメンバー 荒井梨沙

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