三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)が“学生の君に伝えたい3つのこと”「無理に気を張らず素のままでいていいんだよ」
人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
9月9日公開の『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』に出演した三山凌輝さん(BE:FIRST・RYOKI)。今回演じた天下井は、川村壱馬さん扮する主人公・花岡楓士雄らと敵対する、瀬ノ門工業高校の頭という役柄。俳優としてもアーティストとしても活躍の幅を広げている三山さんが、ご自身の経験から学生へのアドバイスをくれました。
▼西野七瀬さん、磯村勇斗さん、本田翼さんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと
三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)が<学生の君に伝えたい3つのこと>
1.無理に気を張らず素のままでいて
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?
好きなことを見つけて、それに対して嘘をつかず、打ち込むこと。それはのちに繋がってくるなと思います。あと大学生だと就活とかがあったりしますよね。僕が芸能界にいて損するなと感じたのが、取り繕うこと、媚を売ること、あとはしたたかにいることなんです。それがないほうがいいというか、自分という人間を最初からオープンにさらけ出すことによって、相手も「この人はこうやって自分のことを出してくれるんだ。じゃあ俺も」と思うし、受け入れてくれる人が増えると感じています。就活の面接でどうしてもかしこまっちゃって、暗記した言葉を言う人っていると思うんですよね。でもちょっとした言葉や会話の合間にふと出る表情で「こういう人なんだな」と感じることがあるから、それを自分で隠してしまうのはすごく勿体ない。無理に気を張らないで素でいていいんだよと伝えたいです。緊張する場所ほど素でいたほうが楽だと思うし、うまくいくと思います。
2.ヒューマンドラマをたくさん見るといい
――では、学生のうちに見て、聞いておいたほうがいいと思うことは?
映画はたくさん見たほうがいいんじゃないですかね。例えばアクションものだったら気分が爽快になることもあると思うんですけど、学生のあいだはすごく吸収力があるから、ヒューマンドラマを見るのもいいかもしれません。人としての道徳を学べたり、自分という人間を再確認できる瞬間が多いんです。何かテーマがあるような映画ではなくても、ひとつひとつのシーンに日常のいろんなヒントが落ちていると思うので、外に対するアンテナが広がる気がしますね。
――三山さんがご覧になって印象的な作品はありますか?
最近だと『カモン カモン』はよかったですね。あとは『街の上で』、『愛がなんだ』とか。ヒューマンドラマは人間らしさがそのまま出ていたり、役者さんもナチュラルに芝居しているので、感じることや共感することは多いと思います。
3.自分にとってプラスになるものはやってみる
――今まで経験した中でやっておいてよかったなと思うことはありますか?
英語を話せるのはよかったなと思います。これは親に感謝ではあるんですが、3才のときに自分からやりたいと言いだしたらしくて、そこからちょっと海外に住む機会もありしました。英語を話すこともそうなんですけど、自分に素直になったり、意見をしっかり言う大切さという感覚を海外生活で知れたことが大きいですね。また日本の繊細さもわかっているので、両方をバランスよく手に入れることが出来た気がしています。言語を通して人間としての在り方を学べたし、得たものも大きかったです。あとはシンプルに、海外でライブをするときやお芝居をしようとするときにひとつの武器になりますね。勉強は嫌いだったんですけど、英語だけは好きだったのは、コミュニケーションの幅が広がるからだったんです。自分にとってプラスになると思ったからやりたかったし、好きなんだと思います。
愛していた作品に自分が出るのは不思議な感覚
――三山さんが出演された映画『HiGH&LOW THE WORST X』が9月9日に公開されますが、人気シリーズに挑むことにプレッシャーはありましたか?
ありましたね。やっぱり好きな作品なので、それに自分が出るのは不思議な感覚ではありましたし、共演するのも自分が好きな方たちで、どこに喜びの重点を置けばいいのかわからないくらいでした。でも台本をもらって自分の役割の大切さを理解していくうちに、しっかり向き合わないと、と思いました。作品に入ってからは、役者としての仕事を全うするという意味ではいつもと変わらない気持ちでしたね。みなさんが役の格好をして現場に現れたときは「本物だ!」みたいな気持ちはありましたけど(笑)。一緒に芝居をできたことはこの作品の世界に入れたんだなと改めて思って気が引き締まりましたし、やっぱり嬉しかったですね。
――今回演じた天下井は、三山さんにはどんな人物に映りましたか?
最初は悪役という印象があって、「やるなら徹底的に演じてやろう」「嫌われたもん勝ちだ」みたいな気持ちで演じたほうが楽しいのかなと思ったりもしたんですけど、天下井はただの悪というよりも人間らしさが詰まっているんですよね。悪に徹しようと思えば思うほど、そうじゃない部分が自然と出てきちゃうというか。様々なコンプレックスを抱いて育ってきたけど、自分なりにまっすぐに正いと思うものを貫いているだけだから、そんな自分を肯定してあげるためにいまの性格になっていたのかなと感じましたね。
――今回のキャラクターの中では悪でありながら、要所要所で弱さのようなものが見えました。
監督には「もっとダークにやってみないか」とか提案頂き色々とご相談させて頂いたんですけど、人間らしさが出ないと天下井という人間が分からなくなる気がして、自分の中でこだわっておきたいイメージもあったんです。だからこそ須嵜に対してどっちつかずな部分だったり、天下井の“ぶれ”みたいなものが芝居にも出ていて、でもこれでいいのかもと思ってそのまま演じました。それに自分も役を愛してあげたいし、最終的には見てくださる人が愛してくださったら嬉しいなと思うので、ラストに向けていくような芝居ができればと演じながら考えていました。
悠太くんとの最後のシーンは本番で一番いいものが出た
――川村壱馬さん、吉野北人さん、中本悠太(NCT 127・YUTA)さんとの共演シーンが印象的ですが、みなさんとの撮影で印象的なことはありますか?
最後の大事なシーンは監督と悠太くんと話し合って、撮る前日にもリハをしたので、すごく思い出深いですね。感情が昂って一番いいものを本番で出すことができ、作品に残せたこともすごく嬉しいです。事前にこのときどういう気持ちなんだろうという細かいところまで合わせられたので、あのシーンはお互いのフィーリングがそのまま感じられて熱くなれたなと思います。
北人くんとは、お芝居では僕が一方的にひどいことをするんですけど(笑)、待ち時間はずっと他愛のない話をしていました。初日に長い待ち時間があって、楽屋に戻れたはずなのになぜか2人で暖を取りながら1時間喋って、喋り疲れたら同じソファで2人で昼寝をするっていう(笑)。初対面の人とそんなこと、なかなかしないですよね。不思議な感覚だったんですけど、それくらい居心地がよくて優しいオーラがあるなと思いました。でも芯がしっかりあるという、ギャップもありますね。
壱馬くんは飾らない魅力があるというか、落ち着いている。ドシッとしていて、それがいつも変わらないし、嘘がない。いい意味でギャップがない、その一貫した魅力が芝居にもずっと出ているし、すごく魅力的だなぁと感じていました。
役者として、アーティストとして活躍している人が揃って芝居をしている事実が刺激になった
――撮影現場で印象的なことはありましたか?
役者として尊敬していた(前田)公輝くんと休憩中にごはんを食べながら話す機会があったのですが、公輝くんは撮影当時3~4作品を掛け持ち、僕も舞台とかを掛け持ちしていたんです。なので「それぞれに100%で打ち込みながら、どう切り替えていますか?」と質問したら、僕の考えと近い答えが返ってきたのは、嬉しかったですね。待ち時間は結構あったので、そのあいだに役者として深い話も他愛のない話もできたので、みなさんと仲良くなれました。
――この作品を通して得られたと感じることは?
いっぱいありすぎて、もうこの作品に出られたこと自体が得たもの、という感じです。ただの大きな作品に出られたということだけではなく、中本さんや、鬼邪高校の2人(川村さんと吉野さん)を筆頭に、アーティストとしても役者としても活躍している人が揃って、同じフィールドでぶつかり合って芝居をしている。その事実がすごく刺激になりました。
三山凌輝さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
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PROFILE
三山凌輝(BE:FIRST/RYOKI)
1999年4月26日生まれ、愛知県出身。俳優として、映画『縁側ラヴァーズ』(20)、『人狼ゲーム デスゲームの運営人』(20)、舞台『Bling Bling by Seventeen』(22)などに出演。2021年にSKY-HIが率いるBMSG に所属する7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」のメンバー”RYOKI"としても活動開始。2021年11月にシングル「Gifted. 」でデビューして以降、各種音楽チャートを席巻し、数々の賞を受賞するなど注目を浴びている。
映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』2022年9月9日(金)
定時と全日に分かれるSWORD地区最凶の不良高校である鬼邪高校。その全日制で頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)は、数々の伝説を持つ最強の男・ラオウをたずねて、戸亜留市にある鈴蘭男子高校を訪れていた。その頃、鬼邪高の首を狙うSWORD内の不良達は、虎視眈々とその機会を伺っていた…。中でも、瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平(三山凌輝)は、須嵜亮(中本悠太)という最強の男の力を手に入れ、さらには、同じく鬼邪高の首を狙う鎌坂高校と江罵羅商業高校を傘下に加え、「三校連合」を築き、勢力を拡大していく。鬼邪高の高城司(吉野北人)と轟洋介(前田公輝)は、そんな三校連合の怪しい動きをいち早く察知するも…その時は突然、訪れる。不意をつかれ、三校連合に急襲されてしまう形となった鬼邪高の男達。圧倒的不利な状況下で、楓士雄は仲間達を守り抜く事は出来るのか!?
本物のテッペンを決める戦いが今、始まる。
©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
編集/学生の窓口編集部
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