俳優・磯村勇斗が“学生の君に伝えたい3つのこと”「学生のうちにとにかく遊んで色んな経験をしておく」

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

阿部寛さん演じる現場一筋30年の刑事が、警察音楽隊への異動を命じられることから始まる映画『異動辞令は音楽隊!』が8月26日に公開。今作で阿部さんの後輩刑事・坂本を演じた磯村勇斗さんが、これまでの経験を振り返りながら学生に向けてのアドバイスをくれました。

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俳優・磯村勇斗が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.学生のうちにとにかく遊んでおく

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

20代になってくると徐々に大人としての生き方みたいなものを求められてきて、でもまだ子どもでいたいという、ちょうど狭間の年齢なんですよね。そう考えると、20歳を超えている方はお酒を飲みに行くでもいいし、酔っ払って友だちと路上で寝ちゃうとか(笑)、30歳になってからはあまりできないような失敗をたくさんしてほしいですね。そうやっていろんな遊びや経験をしておいたほうが、仕事をしていく上でも「あの経験が生きたな」「あれがあったからこのアイディアが浮かんできた」と、うまく繋がる気がするんです。だからとにかく遊ぶのがいいんじゃないかなと思います。

2.映画館で映画を観てほしい

――では、学生のうちに見て、聞いておいたほうがいいものは?

僕は10代の頃にホラー映画とかスプラッタ映画を観て育ったんです。その頃見てきたものってそのあとの人生を作る、とても大事なものなんですよね。今新たにいい作品に出会ったとしてもてしまうことが多いけれど、学生時代に見た映画ってずっと残っているんですよ。ひとつの作品には絞れないですけど……ただ、映画館に行って映画を見てほしいです。今はスマートフォンだったり、液晶タブレットでいつでも見られるけれど、映画館で見て、そこの音響で聞く楽しさをもっと知ってもらいたいですね。

3.字と向き合う機会を作る

――これまで経験した中でやってよかったと思うことはありますか?

パソコンを使えるようになっていてよかったと思いました。小さい頃から父親のパソコンでゲームをやったり、ネットを見漁ったり、自然とパソコンに触れていたんです。それがあったから大学での資料作りもすーっとできて。大人になったら会社でパソコンを使うことがあるだろうし、初めて触ってあたふたするよりは10代のうちに触れておいてよかったと思いました。

――今はパソコンよりスマホを使うことのほうが多かったりしますもんね。

そうなんですよね。ただパソコンやスマホを使っていると今度は漢字が書けないことが多くなるんですよ。普通に打てるんだけど、いざ書くときに「あれ、どうだったっけ」みたいなことが結構あるので、それもそれで寂しいなぁと思うんです。だから直筆で手紙を書くとか、字と向き合う機会を作るのもいいのかなと思いますね

警察の音楽隊というテーマが面白いと思った

――8月26日には磯村さんが出演された映画『異動辞令は音楽隊!』が公開されます。この作品の面白さをどこに感じましたか?

まずは音楽隊というところです。そこがすごく面白いテーマなんじゃないかなと思ったのと、もともと刑事をやっていた(阿部寛さん演じる)成瀬がこの年で新たな人生を始めるというところにとても勇気を貰えるなぁと感じたんです。今までずっとやってきたことを一度辞めて新しいことに取り組むのって勇気もいるし、恐怖心もある中で、それに立ち向かっていく姿がすごく背中を押してくれたんですよね。自分を投影するまではいかないですけれど、そのガムシャラさというか、この先どうするんだというあの感じは僕もわからなくないなと思いました。

――今回演じた坂本という役柄は磯村さんにどう映りましたか?

コンプライアンスやハラスメントとかを気にする今時の若い人なんだなというのは感じて、その点は共感も出来てました。とても素直でまっすぐな人物だなと僕は捉えていましたね。成瀬と対照的な人物で、すごく内向的といいますか、前に出ていくタイプではないと思いました。

――阿部さんとは「まだ結婚できない男」以来の共演ですが、いかがでしたか?

2度目の共演で今回はバディもの。やっぱり阿部さんとの呼吸も大事だと思っていたのですごく嬉しかったです。一度ご一緒させてもらっているので「はじめまして」よりかは「お久しぶりですね」と入ったほうがお互いにいい距離感になれますし、助かりました。

――撮影中はどんなコミュニケーションを取られたのでしょうか?

撮影が夏場で暑かったので、待ち時間に車でクーラーをつけて2人で待機させてもらったんです。そのときにいろいろとお話しさせてもらいましたね。生い立ちというか、どういうふうに芝居を始めたのかとか、深い話をしたように聞こえるかもしれないけどライトな感じで話して。阿部さんは若い人たちと共演することが多いので、僕がどう演技に取り組んでいるのか、どういうふうに向き合っているのかを知りたかったみたいですね。「会うやつは『仮面ライダー』をやっている人が多いんだよな」「ああ、僕もやってました」と話したりして。役としてはバチバチしていましたけど、本当にいろいろ話しました。

阿部さんには何も言わずに引っ張ってくれるオーラがある

――内田英治監督の現場はいかがでしたか?

内田監督のチームのスタッフさんたちはほとんどが監督とずっと一緒にやってきている方たちなので、組として出来上がっていたんですよね。それがすごく居心地がよくて。お芝居に対してもシーンの画作りに対してもストイックに取り組んでいたので、俳優として参加して、とても刺激的で楽しい現場でしたね。そういう現場はなかなか少ないのですごくありがたいなと思いました。

――印象的なシーンはありますか?

どこを切り取っても面白かったな、大事だったなぁと思うんですけど……坂本が会議室に入ってきた成瀬に怒鳴るというか、止めるシーンがあって、そこはテストをやったときに監督から「それじゃ成瀬は止まらない」と言われたんです。監督は違うと思ったことは「そうじゃないよ」とストレートに言ってくださるんです。成瀬に気づかせる大事なシーンでもあったので、手ではなく言葉でどう止めるかは、お互いが納得のいくまで何回もトライしましたね。

――今回は主人公・成瀬の後輩という役どころでしたが、実際の磯村さんは年齢的にも後輩も増えてきていますよね。

なんか恥ずかしいですよね。僕はずっと後輩でいたいな、先輩に着いていきたいなと思ってしまいますけど、いずれきっとかわいい後輩ができたら仲良くしていかなきゃいけないと思うので。今も先輩と呼ばれることはありますけど、「飲みに行くぞ!」みたいな感じではないので、それくらい愛せる弟的な後輩ができたら自分がどういうふうに接するのかなというのは気になりますよね。

――撮影の中で、阿部さんはどんな先輩だと感じましたか?

それはもう偉大ですよね。何も言わずに引っ張ってくださるオーラがあるというか、どしっと立って下さっているので、僕らはそれにぐっとついていくだけで。すごく頼もしかったですし、その背中を僕たちが傷つけないように熱量を持って芝居したいなと現場では思っていました。

年齢という数字には捉われないにしている

――成瀬は音楽に出会い、没頭することで変化していきましたが、磯村さんは何かに没頭することで救われたり、頑張れたりすることはありますか?

何かに没頭する気持ちはすごく分かるんですよね。それこそお芝居も多分そうだと思うんです。現場に行って撮るシーンのことを考えて芝居しているときって、時間がこう、なんて言うんだろう……ヒュンヒュンってなる感じ。感覚すぎてごめんなさい(笑)。ブラックホールに入っている感じですね、入ったことはないんですけど(笑)。時間の流れが自分は普通で、周りがスローモーションに感じることがあるんですよ。だから俳優をやっていても没頭するときはありますし、絵を描いたり物を作ったり、資料を作るときもすごく没頭しちゃって、時間を忘れるんです。それは没頭するっていいなと思う瞬間ではありますね。目はめっちゃ疲れますけど、心はリフレッシュされます

――今一番没頭できることは?

今はお魚を捌いているときが自分の中の没頭タイムですね。徐々に捌くのに慣れてきたので、いろんなお魚に合わせてちゃんと捌けるようになりたいなと思っているところです。

――今後捌きたいお魚は?

今後……そうですね(笑)。ふぐ、うなぎは難しいので、そこは捌いてみたいですね。

――ふぐは免許がいりますよね。

そうなんですよ。毒があるんでそれをちゃんと取り除く免許が必要なんですけど、最終的にはそういうところまでいきたいなと思っています。

――そして今年30歳になる磯村さん。20代最後や30代に入ることは意識しますか?

全く意識してないですね。数字はどうでもいいなぁと思いながら過ごしています(笑)。25歳くらいまでは割と意識していたんですよ。でもそこからどうでもよくなりましたね。年を気にしても今自分の置かれている場所だったり、感覚であったりは何も変わらないし、1年経ったからといって皺が一つ増えるわけでもないな、体力が落ちるわけでもないなと思っているので、あんまり数字に捉われないにしようと思っています。いろいろな年齢の役をやっているからこそ、気にしなくなったところもあるのかもしれません。

――年齢を経て、演じる役に広がりを感じることはありますか?

30歳はすごく難しい年齢なんじゃないですかね。父親とかちょっと大人な役でも20代のちょっと若めの役でも、やれるのか?と躊躇される、すごく中途半端な年だと思うんです。人によりけりですけど。だから見せ方が難しいんじゃないかなと思いますけどね。でも体がちゃんと元気で足腰しっかりしている限りはいろいろやっていきたいです(笑)

磯村勇斗さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

磯村勇斗

1992年9月11日生まれ。静岡県出身。2015年に「仮面ライダーゴースト」でアラン役を演じ人気を博す。その後NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演。主な近年の映画出演作に『ヤクザと家族 The Family』(21)、『劇場版「きのう何食べた?」』、『前科者』(22)、『PLAN 75』、『ビリーバーズ』(初主演)などがある。今後は『さかなのこ』(9月1日公開)、『カメの甲羅はあばら骨』(10月28日公開)が控えている。

映画『異動辞令は音楽隊!』8月26日(金) 全国ロードショー

犯罪捜査一筋30年の鬼刑事 成瀬司は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男。家族にもろくに構わず一人娘・法子からはとうに愛想をつかされている。そんな成瀬は高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい者に令状も取らず過激な突撃捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの<警察音楽隊>だったーー。
©2022「異動辞令は音楽隊!」製作委員会

映画『異動辞令は音楽隊!』

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取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子
スタイリング/笠井時夢
ヘア&メイク佐藤友勝
編集/学生の窓口編集部

ジャケット¥85,800、パンツ¥46,200/ともにアナーキスト テイラー(ハンクス ストアhttps://www.instagram.com/hanxpr/ )、カットソー¥16,500/マイン(マインコデックス 070-6660-0692)、ブーツ¥45,100/ヨーク(ヘムトPR 03-6721-0882)、その他/スタイリスト私物

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編集部:あこ

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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