杉野遥亮の“18歳のころ”「目の前にあることをとりあえず頑張ってみようかなと思っていた」

編集部:あこ

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著名人の方々に、自身の18歳のころを振り返っていただく連載企画“18歳のころ”。大人と子供の狭間でもある18歳は、未成年から成年年齢に変わる歳でもあり、多くの人が高校を卒業して新しい道を歩むタイミングでもあります。憧れのあの人の18歳のころを知ることで、これからの人生を送る上でのヒントを見つけられるかもしれません。

今回は、8月19日公開の映画『バイオレンスアクション』で、頭脳明晰なヤクザの金庫番という役柄を演じた杉野遥亮さんに、18歳の頃に考えていたことや当時の自分に伝えたいことについて話していただきました。

▼西野七瀬さん、広瀬アリスさん、本田翼さんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

目の前にあることをとりあえず頑張ってみようかなと思った

――18歳の頃を振り返って、印象的なことはありますか?

18歳……18歳って高校3年生か大学1年生の頃か。高校3年生の頃は受験勉強、大学1年生は単位を取ろうと頑張っていました。みんなと同じで、何か特徴的なことはしてなかったです。ただただどうしようかなと考えてぼんやりしていたり、目の前にあることをとりあえず頑張ってみようかなと思ったり。ただ18歳は年齢的に大したことないと思っていたんです。20歳は制限が少なくなるし、タバコを吸えるしお酒を飲めるから(笑)、 そのときは早くなりたいなと思っていました。

――20歳になったときに変化はありましたか?

いや、なかったです。10が20になっただけで、やっぱりたかが数字だなっていうか、そこで「大人になったなぁ」とは思わなかったです。大学に入ってひとり暮らしをしたときは縛られるものが少なくなったなと思いましたけれど。親元を離れて暮らすのにちょっと自由になった感じはありました。

――今は大人になったなと思いますか?

あんまり思わないです。大人って何なんだろうなと思います。自分より年上なんだけど、「子どもっぽいな、この人」と思うことありますから(笑)。そういう人ほど外側とか数字を気にしていたり、囚われている気がします。

何かに苦労することを楽しいと思えた瞬間から人生がもっといいものになるかも

――もし伝えられるなら、18歳の自分に言いたいことはありますか?

「やりたいことをやったほうがいい」しかないです。どんなときでも自分が楽しいと思えることを見つけていければいいんじゃないかなと思います。そして正解は自分の中にしかないし、外側に求めても何もないよとは言いたいかもしれないな。

――18歳の読者にエールをお願いします!

僕も18歳の頃は正解というものや、楽になれる方法というのをどうしても探しちゃっていたんです。でもそれって今を見ていなくて、まだない何かをずっと追い続けているんです。最近これまでを振り返ることがあるんですけれど、それってダサいなと思って。今目の前にあるものに苦労したり、しんどかったりすることを楽しいと思えた瞬間から、もしかしたら人生がもっといいものになるかもしれないです。

テラノの何かに対して戦っているところはすごく共感できる気がした

――8月19日に杉野さんが出演された映画『バイオレンスアクション』が公開されます。今回演じたテラノという役柄への印象を教えてください。

演じたときに思っていたのは、「ああ、いい人だな」と。今いる場所から一歩踏み出して自分を変えていきたいと思っている人というか、そういった意味では前向きだったり、ポジティブな人なのかなと思っていました。確か原作では、テラノという人がそんなに描かれていなかったんです。だから演じるにあたってテラノの背景であったり、相棒のクラという人物については自分で肉付けしていきました。

――出演が発表された際、「自分が共感できる考え方や価値観がテラノにあったように感じたので、演じながらも、自分自身を振り返ったりするキッカケになった気がしました」とコメントされていましたが、具体的にどういったところでそう感じたのでしょうか?

何かに対して戦っているというのはすごく共感できる気がします。撮影していたときは自分のあり方を模索していたから、特にそうだったんじゃないかな。今回はヤクザという枠組みの中にいるけど、今の自分に甘んじてない部分はどんな人でも共感できるポイントではあるんじゃないかと思います。自分自身を振り返るというのは作品において自分はどうあるべきか、どう進んでいくべきかといつも見つめ直したり、向き合ったりしています

――橋本環奈さん演じるケイと出会うバスでのシーンと組長の家にいるシーンでは、衣装などは変わらないのに雰囲気がまったく違うように見えました。意識したことなどあるのでしょうか?

その役のバックボーンを考えたり、それを自分の中に落とし込むことに今だったら自信が持てているんですけど、撮影時はまだ模索中だったんです。バスのシーンは確かクランクインだったんです。だからまだまだテラノを分かっていなくて、わりと自分に近いところが出たんじゃないかなと思います。その中でケイに見せる顔やケイに対してほっとする何かがないと、恋愛的なものは生まれてこないとは考えていました。ヤクザとしてのシーンは自分の力というより、周りの方々の雰囲気や場所に助けられた気がしています。だから今回のテラノはタイミングとか、いろいろなことが味方してくれたと思っています。

自分が素敵だなと思うものを見たり聞いたりするとテンションが上がる

――今回はユニークな登場人物がたくさん登場しますが、杉野さんが気になったのは?

現場で岡村(隆史)さんが演じたヅラさんはいいなと思って見ていました。この髪型は本当にヅラだし(笑)。グリーンバックでヅラさんとケイと(鈴鹿央士さん演じる)渡辺と一緒に撮ったときには、鈴鹿さんもいいキャラクターだなと思いました。キャラクターの面白さというよりもご本人がその役と向き合って出てきたものというか、鈴鹿さんが作る渡辺や岡村さんが作ったヅラさんがいいなと思いました。

――ご覧になって、どんなところに作品の魅力を感じましたか?

それ相応の素材があってのことだとも思うんですけど、監督の編集するものがすごかったし、音楽が流れながら主人公のケイがアクションで立ち回っているのはひとつのアトラクション感覚で見られるんじゃないかなと思っています。そこは新鮮に見えるんじゃないかなと感じました。

――この作品はアクションや音楽など、観客のテンションを上げてくれる要素が満載ですが、杉野さんのテンションをあげてくれるものといえば?

睡眠。寝る時間がいっぱい取れるときは、寝る直前にテンションあがります。テンションが上がるというか嬉しいだけだけれど(笑)、心おきなく寝られますから。欲をいえば1日10時間くらい、今は17時間くらい寝たいです(笑)。あとは今日、控室でONE OK ROCKをかけていたらテンション上がりました。やっぱり音楽も同じ芸術だし、映画やドラマに限らずPVとか自分が素敵だなぁと思うものを見たり聞いたりすると、火がつく感じはあります

杉野遥亮さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

杉野遥亮

1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年に第12回FINEBOYS専属モデルオーディションにてグランプリを獲得。映画『キセキ-あの日のソビト-』(17)で俳優デビュー。近年の主な映画出演作に、『居眠り磐音』、『羊とオオカミの恋と殺人』(主演)、『水上のフライト』(20)、『東京リベンジャーズ』(21)、『やがて海へと届く』などがある。現在放送中の火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」、水曜ドラマ「僕の姉ちゃん」に出演中。

映画『バイオレンスアクション』2022年8月19日(金)、全国の映画館で公開

ゆるふわピンクボブの菊野ケイは日商簿記検定2級合格を目指し専門学校に通っていた。学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会い、ケイは胸を高鳴らせながらもいつも通りバイト先へ。一見、フツーのラーメン屋だが、その実態は殺し屋。ケイは、指名ナンバーワンの凄腕の殺し屋だったのだ……!! キレたら恐い店長、不自然ヘアーの運転手ヅラさん、ケイに想いを寄せる渡辺と孤高のスナイパーだりあがバイト仲間だ。この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る三代目組長からある人物を殺して欲しいという内容だった。そのターゲットとは巨大な抗争の渦中にいるヤクザの金庫番、バスで出会ったテラノだったー。そこにケイを狙う最狂の殺し屋みちたかくんまで現れて……!? 菊野ケイ、史上最悪のバイトをどう乗り切る!?
©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

映画『バイオレンスアクション』

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取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子
編集/学生の窓口編集部

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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