先行研究の書き方・まとめ方・引用方法を具体例付きで解説

学生の窓口編集部

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卒論をまとめる際、先行研究をどうやってまとめれば良いのか悩んでいる方もいるでしょう。

先行研究は自身の研究を伝える際にとても大切になる部分なので、まとめるときはきちんとまとめなければいけません。

しかし、卒業論文が初めての論文制作だという方がほとんどです。

先行研究はどのようにまとめれば良いのか、分からない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、先行研究の書き方やまとめ方、引用方法について説明しています。

先行研究とは?

先行研究とは、自身の研究テーマの背景となる部分です。

そもそも研究テーマとは、先行研究があるから新しいテーマが思いつきます。

新しいテーマをどのように考え着いたのか、それを説明するものが先行研究です。

そのため、 新しいテーマに手をつけるときは先行研究について熟読する必要がありますし、自身の研究と同じように詳しくなければいけません

▼詳しいことは、以下の記事を参考にしてください。

先行研究とはなにか・どこまでなのか ない場合はどうすれば?

先行研究はどうやって書くといい?

先行研究を論文に書くときは、主に以下2つの書き方があるでしょう。

具体例つきで解説しているので、確認してください。

  • ・【具体例つき】まとめ方
  • ・【具体例つき】引用方法

【具体例つき】まとめ方

まず、 論文を書く際の順番は「実験手法などの説明・背景→先行研究の説明→本文」という流れがほとんどです。

例えば研究テーマが「健康食品」だった場合、各箇所についての具体例は以下のとおりとなります。

イントロ部分は、そもそものテーマについて説明します。

近年の事象や、これまでの過去の事象など様々な面から説明すると良いでしょう。

テーマ自身に触れた後に、先行研究について紹介することで文章が起承転結になります。

このように説明すると、より先行研究について詳しく説明でき、さらに自身のテーマについても紹介がしやすくなるでしょう。

論文を書く際は起承転結が大切となります。

そのため、先行研究は自身の論文の説明を具体的におこなうための武器だと考えてください。

【具体例つき】引用方法

引用方法は、 おもに本文の中に注釈をいれて、最後にリスト化するのが主流です。

上述した先行研究の紹介文章を例に、注釈の方法について説明します。

上図のとおり、 参考にした論文を説明した後に注釈をいれると良いでしょう。

注釈を入れた後は、注釈番号のとなりに該当する論文のタイトル、執筆者をのせたリストを最後に掲載します。

必ず引用については載せる必要があるので、先行研究以外で参考にした論文はすべて、この通りに注釈を入れておきましょう。

文系と理系の違い

論文を書くのは理系も文系も同じです。

しかし、先行研究に関しては別物でしょう。

理系の論文では、9割以上が先行研究があるため上記の書き方で問題ありません。

一方文系の場合、先行研究はなく自身でアンケートや調査結果をまとめてからテーマに着手する方もいるかもしれません。

その場合は、 本文の中に先行研究について述べると良いです。

具体的には下図の通りとなります。

文系も理系も書き順は同じです。

先行研究と参考文献は何が違う?

先行研究も参考文献も、くくりとしては同じです。

ただ、自身の研究テーマの基礎となる部分が先行研究であり、 参考文献はあくまで参考にした論文のことを指します。

たとえば、実験手法を参考にしたものや、似ているが自分のテーマとは違うものなどを参考文献とします。

それらも同じように注釈を入れて最後に紹介してください。

卒論で実際に先行研究に触れる際の注意点

卒論のみに限らず、修論をまとめる際も、 先行研究については具体的に触れなければいけません

とくに、スライドで説明するときや論文で載せるときは、何に注意すれば良いのでしょうか。

以下3つの観点から説明します。

  • ・スライドで説明するときは1~2枚
  • ・先行研究をまとめただけでは意味がない
  • ・引用は隅から隅までおこなう

スライドで説明するときは1~2枚

スライドで先行研究について説明するときは「多すぎず少なすぎず」が丁度良い配分です。

スライド1枚で説明できるのであればそれが一番妥当ですが、1枚でまとめるには凝集されすぎる場合は、スライドの数を減らすことをおすすめします。

卒論や修論の発表会は、たいていの場合時間指定がされているはずです。

大学によっては、時間になると強制的に発表を終了させるところもあるでしょう。

そのため、 できれば先行研究についての説明は短めに終わらせる必要があります

しかし、自分の研究テーマを伝えるためには先行研究の説明が必要不可欠なので、先行研究をスライドで説明するときは、図をつかって視覚的に説明すると良いでしょう。

そうすることで、時間は短く、かつ分かりやすく説明することが可能になります。

先行研究をまとめただけでは意味がない

先行研究は、ただまとめれば良いわけではありません。

何度も伝えますが、先行研究があるから自分の研究テーマを伝えることができるので、 先行研究についての説明も省かないようにしましょう。

特に、先行研究の説明をした後は、 どういった内容から自分の研究テーマにつながるのかについて、きちんと説明する必要があります

つまり、論文を読んでいる読者に問いかけをしなければいけません。

そのため、先行研究をまとめるだけでは論文としての意味をなしていないので、まずはしっかりと説明し自分の研究テーマの基礎となることを解説しましょう。

引用は隅から隅までおこなう

卒論や修論では先行研究について説明しますが、その際の 引用は隅から隅までおこなってください

先行研究の一部のみを引用するのではなく、参考にした先行研究はすべて引用します。

なぜなら、 先行研究を具体的に説明しなければ、自分の研究テーマを説明することはできないからです。

先行研究を省くことは推奨できません。

具体的には、 先行研究についてで1枚分は書けるぐらいの量を書ければ、しっかりとした説明になるはずです。

先行研究をしっかりとまとめて完成度の高い論文を!

先行研究は自身の研究テーマを伝える際に、分かりやすくするための武器となるものです。

そのため、伝え方や引用の仕方はしっかりと確認しましょう。

論文は起承転結が成り立っていないと伝わりにくい文章となります。

先行研究を書く順番には気を付けて、完成度の高い論文を書き上げてください。

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