女優・本田翼が“学生の君に伝えたい3つのこと”「自分から見付けにいく姿勢、能動的に行動してみる」【サインチェキプレゼント】
人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
昨年テレビドラマのシーズン2が放送され、4月29日からは劇場版が公開する人気作「ラジエーションハウス」。今回は放射線科医・甘春杏を演じた本田翼さんに、ご自身の経験や日々感じていることから学生へのアドバイスをいただきました。
女優・本田翼が<学生の君に伝えたい3つのこと>
1.学生のうちにできなくても焦らなくて大丈夫
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?
私、そういうものを一個も消化できてなくて。よく「学生のうちにこれをやっておきなさい!」って聞くけど、正直やる気を出せば大人になってからでもできるから、やらなきゃいけないと思わなくて平気だと思います。焦らなくて大丈夫です。ただ学生の頃より、ちょっと体が重くなっているけど(笑)。
――学生のうちにやっておいたら役に立ったかもな、と思ったことはありますか?
英語ですね。でも、やる気がなければできないのも知っています。私は10代のときに海外に全然興味がなかったので、勉強もしていなかったから、昔の自分を責めません!
2.能動的に行動をしてみる
――学生のうちに見ておいたほうがいいと思うものは?
ネットで素敵な情報がたくさん見つかると思うんですけど、見たいものや行きたい場所を自分から見つけに行く姿勢がすごく大事になってくると思うんです。「富士山に行ってみたいな」と自分が思ったから行くとか、能動的にいろんなことができたほうがいいかもしれないですね。私も自分好みのものをけっこう探すんですけど、今ってネットで好きなものを見つけるとそれに近いものがどんどん出てきますよね。その機能も便利だけど、逆に言えばそれ以外が出てこない。例えば雑誌を読むと自分が好きなものじゃないものもたくさん載っていて、その中で素敵だなと思うものが必ずあるんです。だから、流れてくる情報に飲まれない力も大事だと思います。
3.挨拶やお礼はきちんとする
――今まで経験した中で、やっておいてよかったと思うことはありますか?
受験とバイトです。私は高校生のとき、バイトを2個掛け持ちしながらモデルの仕事もしていたんです。そのバイト先でも学校でもしっかりと教え込まれたのが、挨拶やお礼はきちんとするということです。挨拶が苦手そうな人を見かけることがあるんですけど、ハキハキとした声で挨拶した方が印象も良くなるし、いろんなことが円滑になるので人間としてもとても成長できると思うんです。あと、素直に謝るとかお礼を伝えるとかもですね。きちんと目を見て挨拶をする、本当に大事です。
キャラクターの成長が見られたときに自分も嬉しくなる

――『ラジエーションハウス』は昨年シーズン2が放送されましたが、反響は届いていましたか?
まずシーズン1のときにたくさんの方に見ていただけて、そのシーズン2があるということで「このメンバーがまた揃ってくれるのが嬉しい」「杏ちゃんと唯織くんのその先が気になる」とか、そういう声をたくさんいただきました。
――シーズン1が放送されたのは2019年ですが、同じ役を長く演じる面白さはどういうところで感じますか?
キャラクターの成長が見られたときに自分もすごく嬉しくなります。特に杏ちゃんはシーズン1で放射線技師の方々を敵視していたのに、シーズン2では頼れる仲間として認識できるようになっていたりとか、恋愛のことでも杏ちゃん自身が自分の気持ちに気づけたりとか、そういう変わっていく、成長していく姿は長くやっているからこそ見えることかなと思いました。
――劇場版では甘春総合病院だけでなく、本田さんが演じた甘春先生のお父さんがいる離島でのエピソードなど、見どころがたくさんありました。撮影の中で印象的なことはありますか?
とにかく暑かったのがすごく記憶に残っています(笑)。みんなで防護服を着て島の人たちを助けるシーンはとても大変だったんですけど、島民の役はボランティアで集まってくださった方々がほとんどで、3〜5日くらいに及ぶ撮影を毎日朝早くから頑張っていただいて。一緒に作り上げた感動がありましたし、それが映像になったことがすごく嬉しかったです。
――キャストのみなさんのチームワークやストーリーなど、「ラジエーションハウス」が愛された理由はたくさんありますが、本田さんが思うこの作品の魅力は?
医療ものといえば、やっぱり手術シーンなどがメインになる作品が多いと思うんですが、このラジハはどちらかというと患者の方との絆や我々の絆を描いています。派手さが少ないというか、縁の下の力持ちという裏テーマが自分たちの中でもあるので、そういうところに重きを置いているのがほかの医療ものとは一線を画しているのかなと感じますし、愛された理由なのかもと思います。
――甘春先生はより技術を磨こう、医師としてもっと上を目指そうと留学を決意していましたが、本田さんは夢や目標があるときにどうアプローチしていきますか?
私自身は10代で雑誌のモデルをやっていたときに、やっぱり表紙をやりたかったんですよね。でも全然人気がなくて、後ろのほうのページに出ている人間でした。どうしたらいいかな?と考えたときに、当時はブログが主流だったので私服を載せたり、思い切って髪型をボブにしたり、自分を知ってもらえるようにマメに発信していたんです。自分の言葉や特徴を見つけて形づけるように表現したり、自分なりに変化を作るきっかけを探して、行動するのはすごく大事だと思います。
PROFILE
本田翼
1992年6月27日生まれ、東京都出身。2006年にモデルデビュー。2012年よりドラマ、映画にも活動の幅を広げる。近年の主な映画出演作に『鋼の錬金術師』(17)、『今夜、ロマンス劇場で』(18)、『空母いぶき』(19)、『新聞記者』(19)、『天気の子』(声の出演・19)、『都会のトム&ソーヤ』(21)などがある。今後は「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」(5月20日公開/6月24日公開)の公開が控えている。
『劇場版ラジエーションハウス』現在公開中

©2022横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会
72時間—。それは、人の生死を分ける時間。
甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)は落ち込んでいた。大好きな甘春杏(本田翼)が、放射線科医としての腕を磨くため、ワシントン医大へ留学することが決まったからだ。そんな中、杏の父親・正一が危篤との連絡が入る。無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた正一だが、杏が父のもとに着いてほどなく「病気ではなく、人を見る医者になりなさい」との言葉を残し息を引き取る。生前、父が気に掛けていた患者のことが気になり、島に一日残ることにする杏。そこに大型台風、土砂崩れ、そして未知の感染症が襲いかかる。遠く離れた地で杏が孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。
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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/中山友恵
スタイリング/本間園子
編集/学生の窓口編集部