会社の“ものづくり”を根幹から支える責任感。工場の設備環境課で働く若手社員の思い【株式会社 明治】

編集部:ゆう

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プロフィール:井森大介:2016年新卒入社

所属部署:愛知工場 設備環境課
職種:エンジニアリング
経歴:2016年 関西工場
        「R-1」や「ブルガリアヨーグルト」等の生産設備の保守管理を担当
   2017年 栃木明治牛乳新工場立上げプロジェクト
        建築工事~おいしい牛乳生産設備立上げ業務を担当
   2020年 愛知工場
        乳処理設備の保守管理・投資案件企画立案・設備設計を担当
専攻:建築
趣味:アウトドア

「将来の“なりたい自分”がまだわからない」ーーそんな悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#お仕事図鑑」。

今回は、株式会社 明治で働く先輩社会人にインタビュー。

愛知工場の設備環境課で働く井森大介さんに、日々の仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!

学生時代編役者として、バンドマンとして「人を喜ばせたい」という思い

――井森さんはどんな学生時代を過ごしていたんですか?

※グアム旅行での一枚

建築を専攻していました。建築物を見に行くという理由をつけて、いろんなところに遊びに行っていました(笑)。例えば「日本建築を見てきます」と言って京都を旅行したり、「アートの島」と呼ばれる瀬戸内海の直島へ行ったり……。

テレビ局関連のアルバイトでカメラアシスタントもしました。人前に立つことが好きだったので、バンドを組んでボーカルとギターを担当したりもしていましたね。

――学生時代に一番頑張ったことは何でしょう?

※バンドに没頭した大学生時代

高校時代は劇団で役者として頑張っていました。朝から晩まで稽古をして、オーディションを受けては舞台で演技をする、という日々を過ごしていました。

もともと小さな頃からいろんなことに興味を持つタイプで、仮面ライダーを観ては「仮面ライダーになりたい」と思ったり、医療系のドラマを観ては「医者になりたい」と思ったりしました。役者ならこれも全部できるのではないかと思って、劇団に入りました。

その後、大学ではギターに夢中になって6年間バンド活動に励みました。ライブもほとんど毎月のようにやっていました。

※学園祭の外ステージで歌う様子

――仕事で役立っている学生時代の経験はありますか?

役者時代の経験です。芝居の稽古は、とにかく拘束時間が長くて、そこで忍耐力が身についたかなと思っています。

 ――何か就活前にやっておいたほうがいいと思うことがあれば教えてください。

自分は何がしたいのか、何が好きなのかということをちゃんと考えておくといいと思います。就活では、最初にウェブテストがあり、そこで落とされてしまうと企業の人に会ってすらもらえません。それはもったいないので、最低限の点数が取れるよう勉強しておいたほうがいいと思います。

――今の会社を選んだ理由を教えていただけますか?

いろんな商品が揃っているので、明治であれば、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層の人に喜びを届けられそうだな、と思いました。人を喜ばせたい、楽しませたいという思いは役者やバンド活動にも共通している部分だったので、就活でもその点は軸にして考えました。

社会人編会社のものづくりを根幹から支える仕事

――今のお仕事の内容について教えてください。

※新設備導入工事では試運転で遅くなることも…

愛知工場設備環境課に所属していて、普段は工場で働いています。設備の管理や導入などを担当していて、いかに効率的なものづくりができるか、といったことを考えながら業務にあたっています。

――この仕事ならではの特徴的な作業はありますか?

工場に配属されて2年目から主任という肩書がついて、結構大きな金額の工事をひとりで任されるようになりました。その点は他の会社にはなかなかないところだと思います。

――実はあまり知られていない仕事の「秘密」があれば教えてください。

僕が在籍しているのは、牛乳やヨーグルトを作る工場です。牛乳やヨーグルトは当然、日持ちするものではないので、常に処理をしていかなければいけません。工場は24時間、365日ずっと稼働している状態です。考えてみれば当たり前のことですが、本当にノンストップなので配属されたときはビックリしました(笑)。

――どういうときに仕事のやりがいを感じますか?

自分の考えが形にできるところですね。実はルーティンワークはそんなに多くなくて、常に「もっとこうしたら効率的になるのではないか」「こうすれば作業しやすくなるのではないか」と考えながら仕事しています。

例えば最近は、社会全体が環境への配慮に力を入れています。僕たちも今までより、製造過程で水や電気の使用量を減らすなど、SDGsを意識した取り組みを進めています。

――この仕事の面白いと思う点や魅力について教えてください。

自分で考えた企画を実際に検証してみて、上手くいけばそれが会社のものづくりのスタンダードになっていくという点ですね。展示会で新しい技術に触れ、それを実際に工場へ導入してみるときなども面白みを感じます。

――今の仕事で求められるスキルは何ですか?

コミュニケーション能力が大事だと思います。工場ではいろんな人と関わることが多いので、コミュニケーションスキルはあるに越したことはありません。積極性も求められます。物事に積極的で、いろんなことに興味を持てれば、自然と仕事も楽しめると思います。

――これまで一番印象に残った仕事は何でしょう?

明治おいしい牛乳」という商品のパックをリニューアルしたときのことです。それまでは一般的な紙パックだったものが、リニューアルでボトルキャップ式容器に変わりました。

当時の僕はまだ入社2年目だったのですが、数十億円という大規模な工事を経てリニューアルに至ったので、実際に商品が店頭に並んだときは嬉しかったですし、改めてこの仕事にやりがいを感じました。

――オフタイムの過ごし方も教えていただけますか?

※キャンプ仲間との楽しい焚火

最近はキャンプや登山など、アウトドアでの遊びにハマっています。愛知県は、車で2〜3時間走れば関西にも関東にも行けるので、いろんな場所に足を伸ばせるというのが魅力なんですよ。今なら八ヶ岳なんかは特にいいスポットですね。冬場のキャンプや登山は過酷ですが、景色はとても綺麗に見られますし、山で飲むビールも最高に美味しいんですよ。

――プライベートの中で、仕事に活かされているなと思うことはありますか?

※地元富山の名峰“剱岳”

登山やキャンプの装備をすべて揃えようとすると、お金はいくらあっても足りません。種類もすごく豊富にあります。「限られた予算の中で必要なものをどう揃えようか」「軽いギアのほうが荷物にならないけど、半端なものでは役に立たないな」といったことをロジカルに考えなければいけません。

これはまさに工場の設備導入にも通じる部分なので、そういうことを考える力は自然と身に付いているかもしれませんね。

――最後に大学生へのメッセージをよろしくお願いいたします!

自分のことは、知っているようで意外と知らないものです。自分が本当に好きなものは何か、この機会にぜひ考えて就活に臨むといいと思います。

社会人になると、まとまった休みがなかなか取れないので、時間のかかりそうな趣味などは今のうちに目一杯やっておくといいですよ。僕も登山やキャンプは社会人になってから始めたのですが、もし学生時代にハマっていたら、やっぱり海外の山にも登ってみたかったですね。

記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。

文:猿川佑
編集:学生の窓口編集部
取材協力:株式会社 明治

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学生に「一歩踏み出す勇気」を持っていただけるような記事を届けたいです。

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