アーティスト・宇野実彩子(AAA)が“春からの君に伝えたい3つのこと”「気楽にフットワーク軽くいろんなことをしてほしい」【サインチェキプレゼント】

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人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたい3つのこと」。

アーティストとしてはもちろん、アパレルやコスメのプロデュースなど、さまざまな活動でファンを魅了し続ける宇野実彩子(AAA)さん。学生時代、レッスンにも学校生活にもまっすぐに向き合った経験がある宇野さんだからこそのアドバイスで、新生活に向けて頑張る学生たちにエールをくれました。

アーティスト・宇野実彩子(AAA)が<春からの君に伝えたい3つのこと>

1.フットワークは軽くいろんなことをする

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことを教えてください。

私は高校生活をしながらエイベックスのレッスンを受けていて、いろんなものをたくさんやっていたことはよかったなと思います。学生のときはできないこともたくさんありますけど、体力があってフットワークが軽いし、初めてなことが多いからいろいろ好奇心も持てると思うんです。それに今の年齢であの時代と同じ時間の使い方をしろと言われたら、結構大変だなとも思います。 

 ――当時はほぼ毎日レッスンがあったのでしょうか。 

毎日ですね。月火水木金で違うレッスンがあって、でも学校は厳しかったのでめちゃめちゃ勉強もしたし。しないと置いてかれちゃうというか、「学校では真面目に、ちゃんといい点数を取らなきゃ」みたいに考えていたから、それに対して難しい、頑張っているという意識はなかったんです。その中でも友だちと会っていたし、恋愛もしていたしと思うと、フットワークは軽かったなって思いますね。

 ――どちらかを諦めようと思うことはなかったんですね。 

どっちに集中しようとか、そういうふうに器用には考えていなくて、とりあえず手当たり次第に動いていました。でも今は当時の私と違って若いときから自然といろんな情報やハウツーが入ってきて、それってすごく生きやすいのかもしれないけど、迷うことも多いと思うんですよ。それでなのか、自分の生き方を自覚しながら冷静に生きている学生の子がすごく多いなという印象なんですよね。

でも私が学生のときに、そうしておけばよかったなという後悔はないんです。学校でのいろんな勉強の細やかなことがアーティスト活動に役立っているかといったら直結はしないと思うし、そういう意味では傍から見たら遠回りかもしれないけど、学生生活や友だちとの時間が今の自分を形作っているなと思うんですよね。

だから近道や効率的にやることは考えなくていいんじゃないかな。冷静に考えずに、とりあえずがむしゃらに忙しくしてみて、それで失敗しても許されるし、自分でタイムスケジュールを立てていろいろやれるというのは、学生だからできることなんじゃないかなと思いますね。

2.目上の人のアドバイスはきちんと聞く

――続いて、学生のあいだに見て・聞いてほしいものを教えてください。

目上の人の話は聞いたほうがいいなと思います。今、後輩の子と話す機会があるんですけど、思い返すと、私が10代のときには30代の女の人の話を聞いてなかったよなぁと思うんです。

でも、今考えるとあの頃に言ってくれたことって自分に寄り添ってくれていたんだなと分かるし、特に同性だと年齢が離れているからこそ親身になれることってどこかあって。同じ世代にはぶつかるような人でも年下には異常に優しかったり(笑)、なぜか助けたくなることがあると思うんですよ。

適当なことを言う人は意外といないから、経験が豊富な人のなんとなくのアドバイスはあまり煙たがらないで聞いてみてほしいなぁとは思いますね。

――実際にこう言われたなと、思い出すこともありますか?

それこそ母や姉とか、身近にいる先輩の話とかも、学生の頃ってあんまり入ってこないじゃないですか。「友だち付き合いはちゃんとしなさい」「結局、助けてくれるのは友だちだから」と若いときに言われても「意味わかんないし」と思っちゃっていて(笑)。

というか、今思い返すと「勉強しなさい」も「友だちを大事にしなさい」も全部同じように聞こえていた感じがするんですよ。だからそういうことに細やかに耳を傾けるという意識だけはあったらいいなと思います。

――先ほどお話にありましたが、宇野さんも後輩の方とお話される機会があるんですね。

ありますね。自分が若い頃よりしっかりしているなぁと思います。そこで時代が違うなというのも実感しますし、自分の好き嫌いを早めに判断している人が多いなというイメージもあります。

今はSNSとかで自分好みのものを勝手にセレクトしてくれるじゃないですか。昔は自分が掘っていくだけだったけど、今は一個ヒントを上げただけで同じものが出てくる文化だから、掘るのも簡単で自分の趣味をどんどん濃くしていきやすいのかなと思います。

だからどこまでの理解なのかはわからないですけど、「私はこういう人なんで」と言える人は増えている感じがしますね。そういう意味では好き嫌いも、苦手や得意なことも早く決めてしまっているのかなとも思います。

3.挑戦を挑戦とあまり捉えず気楽に

――では、何か新しいことを始めるときにやっておいてよかったなと思うことはありますか?

私は挑戦を挑戦とあまり捉えないかもしれません。「新しいことだから頑張らなきゃ」というよりは、区別をつけずに取り組んでいるというか。

私の仕事は割と毎日新しいことをしていて、同じことは特にないんですよね。ライブが終わればまた違うライブをして、それは常に挑戦でルーティンも慣れもなくて、こういうお話をさせていただくことも特に慣れているわけではないし。

そう考えると毎日、「これを一回やってみたら確実に経験になるから、失敗しようがうまくいこうが、その前の自分よりは必ずアップデートされている」と考えて乗り越えている気がします。でも若いときは失敗した!と思っていたかも(笑)。

――今はうまくいかなかったと思ったときも、落ち込むことはあまりないですか?

あんまり引きずりはしないですね。もちろんドーンと落ち込むことも稀にありますけど、30歳を過ぎてからはまあしょうがないなと受け入れられるようになりました。

でも10代20代の子にポジティブになりなさいとは思わなくて、なぜなら私はめちゃくちゃ激しく自分と戦った時期があるから今に至るわけで。だからこの生き方や考え方を真似してねというのはちょっと難しいと思うんですよね。だんだんそうなっていくからその変化を楽しんだほうがいいし、「この世の終わりだ!」くらいに思うことがあっても、何かを諦めてほしくない。それで自分を嫌いになったり、自分に投げやりにはならないでほしいな。

何かにトライして難しかったら諦めてもいいけど、別のことをやってみようとか、今はそういう時期なんだと解釈をして、その先を楽しみに、とりあえず気楽な気持ちでいてほしいです。

大学を続けるか続けないかを考えたときが一番リアルだった

――2005年にAAAのメンバーとしてデビューされた宇野さん。芸能界に興味を持ったきっかけを教えてください。

小学1年生くらいで漠然と芸能界に興味があったことが最初のきっかけかなと思います。進路を決めて受験するんだったら今が最後だなと思って、高校1年の終わりに友だちとオーディション受けることにして。もちろん音楽は好きだったけど、ずっとこの業界に憧れたかといったらそうじゃなくて、思い出作りみたいな感覚でオーディションを受けたことがひょんなきっかけですね。

――そこから、これを自分の仕事にしようと思うのはいつ頃なのでしょうか。

大学を続けるか続けないかを考えたときが一番リアルだったかな。デビュー当時だったので、「続けられるのかな?」「このまま勉強や就職をしたほうがいいんじゃないかな」と結構ギリギリまで悩みました。その当時は、続けてきたことに対しての責任のようなものを幼い割に考えたような気がしますね。

学生の頃って基本的には自分本位というよりかは与えてもらえるもののほうが多かったりして、勉強も「必要だからしなきゃな」みたいな感覚で。でもレッスンは自分がやりたいと初めて思って続けたものだったから、それに対する思いや責任とか、「これが実らないのはちょっと悔しいよな」みたいなことを初めて感じた気がします。

いろんなものをシェアして、背中を押しあいたい

――現在はアーティスト活動だけでなく、ファッションやコスメのプロデュースなど、いろいろなジャンルで活躍されていますが、これからチャレンジしたいことや、やってみたいことはありますか?

これから30代40代で、女性としてどういうふうにアーティスト活動を続けていけるんだろう、同じ女性に何を届けていけるんだろうなということを今考えていて。

これからバトンを渡す世代に向けて何を教えられるのかも楽しみにしていることで、それはアーティストをずっと続けていく中で何か見えてくるのかなと思っています。プロデュース業は「同じ女の子としてどうやって楽しんでいく?」というツールのひとつというか、ライブでも「私はこんな感じでやってるけど」みたいな(笑)、リアルタイムを共有するつもりでやっていて。

女性男性は関係なく、同じこの時代を生きている子たちといろんなものをシェアして、背中を押しあうようなアーティスト活動を続けていけたらいいなと思っています。

――一方的に発信というよりも共有するという考え方なんですね。

そういう感じがしますね。特に今の時代はみんなからのいろんな気持ちを受け取れる場面が多いので、受け取り合いながら、繋がり合いながらというのが大事かなと思っています。

――ファンの方の声が届きやすくなったことで感じることや、刺激に繋がることはありますか?

すごく近いし温かさも感じるし、そういう意味で受け取る人や発信する人の人間力が問われるなとも思います。それにお互い似たような人たちが集まっているような感覚もあるんです。ライブをしていても、どこかですごく共感するところがある人たちが集まっているような気がするし、それを見つけるのも楽しくて心強いなと思います。

楽しく毎日生きることは自分のためになる

――最後に、新生活に向けて頑張る学生に向けてメッセージをお願いします!

今はコロナ禍で、学校生活も思うように進まなかったりすると思うんです。そんなときに焦らせるようなことは言いたくないので、自分の未来にたくさん期待して、前向きに、たくさん笑ってほしいなぁと思いますね。

あと、うまくいかないときは「私なんて、どうせ」みたいに考えてしまうけど、その癖はつけないほうがいいなと思いますね。「いや、明日は大丈夫じゃない?」みたいな理由でいいので、前向きに。前向きにって適当に聞こえますけど、意外と大事なことで、理由なんてなくても楽しく毎日生きることは自分のためになるんじゃないかなと思います。


宇野実彩子(AAA)さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

宇野実彩子(AAA)

1986年7月16日生まれ、東京都出身。

男女混合パフォーマンスグループ「AAA」のメインボーカルとして、2005年にデビュー。2018年には「どうして恋してこんな」でソロデビューし、4周年目を迎えた2月14日には新曲「Candy」を配信リリース。4月6日に 2nd Album「All AppreciAte」をリリース。そして、Albumを引っさげた全国ツアー「UNO MISAKO Live Tour -All AppreciAte-」を4月8日から全国Zepp会場にて開催。さらに7月16日には自身初となる誕生日イベント「宇野実彩子(AAA) Birthday Event 2022」を開催する。また、現在はアーティスト活動だけでなく、コスメブランド『U/CHOO』やファッションブランド『LAVANDA』などのプロデュースや、モデル・女優として幅広く活躍している。

information

ただ今、期間限定でLAVANDA 2022 SPRING COLLECTION” の受注販売がスタート。
販売期間:2月22日 (火) 20:00〜2月28日 (月) 23:59
URL:https://lavanda.jp


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取材・文/東海林その子
撮影/曽根将樹(ピースモンキー)
ヘア&メイク/福田 翠(Luana)
編集/学生の窓口編集部

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